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大善人へ身魂磨き

高知市潮江天満宮

昨日の続きです。


安楽寺の住職さんのお話によると、

伝承によれば、菅原道真公の長子である菅原高視が配流先の土佐国潮江で菅原道真逝去の知らせを受け、筑紫にある道真の菩提寺の安楽寺にちなんで、当地に安楽寺と潮江天満宮を建立しました。





安楽寺は、いまは、八十八ヶ所巡りでは奥の院です。


潮江天満宮は、娘達が七五三をしたり、また、末娘のお宮参りの場所です。


菅原道真公は怨霊なんていわれて、とんでもない!清らかな御方を貶めたことは、貶めた本人がいちばん分かっているはずだ!と、以前も書いた記憶がありますが、、、

道真公のご長男の高視朝臣が同時期に土佐に配流されていたことなどは、安楽寺の住職さんに教えてもらうまで全くしりませんでした。


法要も無事終えて、次の日は飛行機の時間が遅かったので、潮江天満宮に参拝せねば、、と久しぶりに妹と行きました。


この神社、本当によかったです。天神町にあり、近くを鏡川が流れます。


白太夫は、道真公が太宰府でおなくなりになったあと、遺品を太宰府から侍臣白太夫が遥々ご長男のいる土佐までやってきます。



白太夫

しかし、白太夫は、長旅で高知市長岡郡船戸でお亡くなりになってしまいます。。長岡郡には、大豊に日本一の大杉があったり、龍王の滝があったりします。

「長岡郡」とは、奈良時代には陸奥国(東北)にあった地名であり、「船戸」は、高岡郡津野町にもあります。水に関係するところなのでしょうか。津野町船戸には西日本の龍神様の聖地、白龍と黒龍の棲む稲葉洞があります。


高知市,土佐は、昔は配流先ですので、東北との地名の共通点にはどこか因縁を感じます。

陸奥は、アラハバキ神を祀ったり、隠された神々の聖地、蝦夷とよばれ差別された人々が住む地。

土佐にその地と同じ地名があり、道真公の忠臣の侍従が亡くなったという歴史があったとは。安楽寺の住職さんから潮江天満宮についてきかなかったら、知らないままでした。


昔は、車とかないだろうし、土佐は特に四国山地がキツイだろうなと思います。

道真公ご長男の高視朝臣は、白太夫が遥々持参した亡き父の遺品を収め、霊璽として、潮江天満宮に祀ったのです。


境内には、道真公、左に、長男高視、右に北の方が祀られていました。

相殿には天穂日命、大海津見命

境内には白太夫社、若栄社、大山祇神社、早良宮、島崎神社、幡竜宮が祭祀されていました。

道真公といえば、梅を愛し、一晩で飛んできたとされる飛龍梅。高知では、飛龍梅はまだ咲いていませんでした。


潮江天満宮のショートムービーをどうぞ。




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