先月に引き続き、四季以外の演目でリョーコたんとのランデブー♪
今回見たのは服部有吉くんの『R-HATTER』という舞台。
梅芸では宝塚が上演されているらしく、ジェンヌさんらしい人をスタバで見かけたんだけど、それはあまり気にせずドラマシティへの階段を下りていく。
もう30分前だというのにまだ開場されていなくて、それよりも何よりも異様な空気を私もリョーコたんも感じた。
“服部有吉くん・ハンブルクバレエ団”というキーワードからはあまり検索されないであろう、人たちが開場されるのを待っているのだ。年齢層がかなり高く、誰かのリサイタルと間違えてんちゃうん?と言ったらリョーコたんに「(いまどき)リサイタルって…ジャイアンじゃあるまいし」と突っ込まれた(笑)けど、でも本当に凄かったのだ。
で、階段の下を見てみると「蘭寿とむ」と書かれたカードを持ったおねえさんの姿が。
そ、そうやった・・・ヅカも出るんやった・・・
きっと客のほとんどはヅカ目当てなんだろうな…ちょっと怖いなぁ…ヅカの輪って広いからなぁ…
案の定、幕間にヅカの輪が客席のあちこちでできていた。す、すげぇ…。
開場してトイレも済ませて席に座ってまつこと数分。時計の針が1時をさしているのにまだ始まらない。と、そこへジェンヌさんの団体(と言っても10人ほど)が客席に入ってきた。「あ、あの人知ってる!」と思う人が2~3人、そしてスタバで見かけたジェンヌさんの姿も。ていうか、開演時間がとっくにすぎているのにそんな堂々と入ってこられても…。しかものんびりしすぎじゃないですか…?
さて、そろそろ舞台のことを書かなければ。
「たけしの誰でもピカソ」でこの舞台の紹介などされていたけど、やっぱり全部通して見るのは凄い!!
第1幕は有吉くんが好きだという芥川の「薮の中」を題材にしたバレエ。
音楽を服部隆之さんにお願いして作ってもらったというだけあって、音楽も十分楽しめた。
<物語>
藪の中で一人の男が死んでいた。誰が犯人か?
三人の当事者(強盗、妻、夫)は語り出す。
強盗は死を覚悟し威厳を醸し出し、殺された夫は怒りと悔しさに震え、
妻は失意の中混乱しながら。
しかし、三人の証言はことごとく食い違う。
真相は藪の中・・・。
<配役>
強盗1 イヴァン・ウルバン(プリンシパル)
2 ロリス・ボナニ
3 ステファノ・パルミジアーノ
妻 1 ステファニー・ミンラー
2 エレン・ブシェー(プリンシパル)
3 ゲイレン・ジョンストン
夫 1 アレクサンドル・リアブコ(プリンシパル)
2 ヨハン・ステグリ(ソリスト)
3 服部有吉(ソリスト)
(プログラムより転載)
登場人物は強盗、妻、夫の計3人。
のはずが、なぜか幕があがると舞台には上記9人全員がいる。
わかりやすく言うと、強盗グループ、妻グループ、夫グループ3人ずつにわかれて計9人。
なんだ?どうなってるんだ!?と思っていると、最初は夫と妻に絡んでくる強盗の図が同じように3つあり、場面ごとに強盗3人だけになったり、1グループの3人でそれぞれ踊ってたり、1人の夫に対して2人の強盗が襲ったり、1人の夫に対して2人の妻(理性と本能みたいな…)が絡んできたり、最後の方は何が1,2,3なのかわからないぐらい入れ乱れてのバレエとなっていた。
それでもちゃんとストーリーになっている。ちゃんと強盗、妻、夫の気持ちや感情がバレエで表現されている。
夫1が死に、夫2が死ぬ。食い違う証言をもとにそれぞれ死に方は違う。
強盗に殺されたのか、妻に殺されたのか、それとも…。最後に夫3(有吉くん)による怒りと悔しさのダンスは凄まじいものがあった。
難しかったけど、ハンブルクバレエ団の鍛えられた人たちによるバレエは素晴らしかった
最後の方まで有吉くんのバレエらしいバレエはなかったんだけど、さすが最後にしっかり見せ場がありました。
1,2の夫はそれぞれ強盗や妻と絡みながらのバレエだったのが、有吉くんはソロ。舞台上には既に死んで倒れている夫2人のみ(爆)
殺された悔しさを全身で表現した有吉くんのバレエはテレビで見るよりも迫力があって凄かった。
小柄なのにあふれ出るパワーというか、オーラというか、新しい感動を見つけたぞー!(byアイーダ)って言いたい(笑)
筋肉も凄かった。腕はもちろん、腹筋がね、お腹の6つに割れたあの筋肉がね…
まさに
美
です。
また、服部隆之さんの音楽がミステリアスな世界を更に強調していた。有吉くんが構想したプランだけで、曲を作り上げた隆之さん、出来上がった音楽を元に振り付けしていく有吉くん。
テレビで、できあがった音楽に振りをつけるとき有吉くんがどうカウントしていいかわからなかったと言ったとき、「やった!」と嬉しそうに喜んだ隆之さんが印象的だったんだけど、2人の信頼しあってる様子がほほえましかった。隆之さんと有吉くんのコラボは今回初だったらしいけど、またこういうコラボを是非してほしいと思った。
第1幕で気になったことが一つ。強盗3人のうちの1人が女性だったこと!
プログラムは確かに3人とも男性の名前になっている。上記で書いた3人は男性なのだ。
でも幕が開いてしばらく見ていると一人だけ女性がいる。しかも強盗は美しい筋肉を惜しげもなく出している上半身裸なんだけど、よ~く見てみたらその女性だけ肌に近い色の薄い生地のタンクトップのようなものを着ていた。怪我による急遽キャス変か
理由はわからないけれど、それに伴い妻3もハンブルクの日本人バレリーナ大石裕香さんという人に変わっていた。
それにしても強盗3の女性は男性の振り、しかも強盗という男くさい役を演じなければいけないのだから凄いと思った。他の2人よりは確かに華奢だし、バレエも女性らしいしなやかさがあったけど、妻役の大石さんをちゃんとお姫様抱っこしていたし、すげぇカッコいいと思った。
ハンブルクの女性バレリーナはみんな背が高くスラっとしているので有吉くんや大石さんのような日本人体系はすごく浮くんだけど、有吉くんはもちろん、大石さんもそういうのを感じさせないぐらい素晴らしいバレエだった。
2幕は有吉くんの祖父・故服部良一さんのメドレー
雰囲気のあるバーのようなテーブルと椅子が置かれた舞台。
出演者は有吉くん、ハンブルクバレエ団のほかに宝塚歌劇団からの選抜メンバー。
客席の反応も明らかに1幕とは違った。手拍子が出てきたのだ。確かに『薮の中』に手拍子はいらないけど、客席のオーラも心なしか違っていた。
ヅカの男役・娘役が計10人踊っているところへ、蘭寿とむさんと女性のデュエット。蘭寿さんが出てきた瞬間の拍手にリョーコたんも私もびびりまくり
最初、蘭寿さんと踊っている女性はてっきりヅカの娘役だと思っていた。ずば抜けて踊りの上手な娘役さん。後からプログラムを見て探そうと思っていたぐらい目を引くほどきれいに踊る人だったのだ
でもハンブルク、ヅカと別々のナンバーだったため、ハンブルグのナンバーのとき私はあることに気づいた。大石さんの姿がなかった。1幕で妻3を踊っていた大石さんはどこ
よーく見ていたら、さっき蘭寿さんと踊っていた女性が次は有吉くんと踊っている。あれ?あの人はもしかして…
大石さんやぁ~
最初からハンブルクではなく、ヅカの人たちと踊っていたので全然気づかなかったよ…
1人黒い髪で黒い衣装で見た目は地味なのに踊りにオーラがあって、他の娘役さんよりも輝いて見えてたのに…。やはり苦手なオペラグラスは必要か…
曲順はバラバラになってしまったけど覚えている範囲でザっとナンバー別感想&説明を
・おしゃれ娘
淡谷のり子さんが歌う歌にあわせて宝塚選抜メンバーによるダンス。
自然と客席から手拍子が始まる。黒いシャツに白いスーツの上下を着た有吉くんがバーをうろうろしながら、みんなが踊る様子を見ていた。
・買い物ブギ
笠置シズ子さんが歌う「わて、ほんまによぉ言わんわ」のあのナンバーを有吉くんを含めたハンブルクバレエ団から6人が踊る。あの勢いのある歌詞に乗せて一流のバレエダンサーたちが踊る様子はかなり面白い、そして感動
笑いどころもあり、途中1人に対して5人が『あほかいな!』と大阪弁で突っ込むのだ。有吉くんと4人の西洋人がですよ??(爆)
ハンブルクバレエ団のプリンシパルやプリマやソリストたちが!!もう最高
・夜のプラットホーム
蘭寿さんと大石さんのデュエット。大人の男と女の別れ…駅を舞台にしている、とってもムードあるナンバー。
・胸の振り子
有吉くんと大石さんのデュエット。2人とも小柄で可愛い恋人同士のようにも見えるし、はたまた年下の男の子と思わせるような有吉くんの仕草が可愛いかった。
・山寺の和尚さん
有吉くん他ハンブルグバレエ団のダンサー2人による椅子を使ったダンスナンバー。プログラムには4人の名前が書いてあるんだけど3人しかいませんでした。怪我の人かな?(勝手に怪我だと決め付けている)
なんかもう凄いとしか言いようがない!椅子って背もたれを上から手で押さえて自分の体を浮かそうとすると、自分の体の重みで倒れるでしょ?普通。
でも背もたれに手をおいた状態で飛んだりするの。椅子までも自由自在に操る彼らは本当にすごい
他にも「東京カチンカ娘」「バラのムルバ」「ラッパと娘」「センチメンタル・ダイナ」「ヘイヘイブギー」というナンバーがあったのだけど、感想・説明として書けるほど覚えていないので、パスさせていただきます。
・蘇州夜曲
全員がいったん舞台袖にはけ、有吉くんがソロで踊るラストナンバー。誰もいなくなって暗くなったバーの椅子に座る有吉くん。ピアノだけの蘇州夜曲が流れ始め、踊り始める。それまでの力強い表現や、楽しい表現のような細かい表現はなく、ただ感じるままに踊る…というようなスローでソフトなダンス。途中出演者が1人1人出てきて挨拶。手を広げてお辞儀をする人や、踊りながら出てくる人など様々、全員自分のスタイルで客席に向かって挨拶してくれた。椅子に座って1人1人に拍手を送る有吉くんの顔が暗くてはっきりとは見えなかったけど優しい笑顔だった。全員挨拶し終わるとまた舞台上に1人残った有吉くんが踊りだす。最後夜空に向かって手を伸ばしているような姿で舞台袖にはけ…たと思ったら顔だけ出してバイバイしてくれた
可愛い~
その後全員によるカテコ。何回も何回も幕が開きそのたびに笑顔で応えてくれるダンサーたち。蘭寿さんや高翔みず希さんなど、久しぶりに見るジェンヌさんもいて蘭寿さんは特に成長したな~って思う。偉そう?(苦笑)でも初舞台の時から見てるしね。オーラがあって良かったですよ。
一度ハンブルクバレエ団の舞台も観てみたいと思った。次の来日公演でも狙ってみるか。でもバレエっていくらぐらいするんだ~
おまけ

プログラムの裏面。このショット好きだ
今回見たのは服部有吉くんの『R-HATTER』という舞台。
梅芸では宝塚が上演されているらしく、ジェンヌさんらしい人をスタバで見かけたんだけど、それはあまり気にせずドラマシティへの階段を下りていく。
もう30分前だというのにまだ開場されていなくて、それよりも何よりも異様な空気を私もリョーコたんも感じた。
“服部有吉くん・ハンブルクバレエ団”というキーワードからはあまり検索されないであろう、人たちが開場されるのを待っているのだ。年齢層がかなり高く、誰かのリサイタルと間違えてんちゃうん?と言ったらリョーコたんに「(いまどき)リサイタルって…ジャイアンじゃあるまいし」と突っ込まれた(笑)けど、でも本当に凄かったのだ。
で、階段の下を見てみると「蘭寿とむ」と書かれたカードを持ったおねえさんの姿が。
そ、そうやった・・・ヅカも出るんやった・・・

きっと客のほとんどはヅカ目当てなんだろうな…ちょっと怖いなぁ…ヅカの輪って広いからなぁ…

案の定、幕間にヅカの輪が客席のあちこちでできていた。す、すげぇ…。
開場してトイレも済ませて席に座ってまつこと数分。時計の針が1時をさしているのにまだ始まらない。と、そこへジェンヌさんの団体(と言っても10人ほど)が客席に入ってきた。「あ、あの人知ってる!」と思う人が2~3人、そしてスタバで見かけたジェンヌさんの姿も。ていうか、開演時間がとっくにすぎているのにそんな堂々と入ってこられても…。しかものんびりしすぎじゃないですか…?
さて、そろそろ舞台のことを書かなければ。
「たけしの誰でもピカソ」でこの舞台の紹介などされていたけど、やっぱり全部通して見るのは凄い!!
第1幕は有吉くんが好きだという芥川の「薮の中」を題材にしたバレエ。
音楽を服部隆之さんにお願いして作ってもらったというだけあって、音楽も十分楽しめた。
<物語>
藪の中で一人の男が死んでいた。誰が犯人か?
三人の当事者(強盗、妻、夫)は語り出す。
強盗は死を覚悟し威厳を醸し出し、殺された夫は怒りと悔しさに震え、
妻は失意の中混乱しながら。
しかし、三人の証言はことごとく食い違う。
真相は藪の中・・・。
<配役>
強盗1 イヴァン・ウルバン(プリンシパル)
2 ロリス・ボナニ
3 ステファノ・パルミジアーノ
妻 1 ステファニー・ミンラー
2 エレン・ブシェー(プリンシパル)
3 ゲイレン・ジョンストン
夫 1 アレクサンドル・リアブコ(プリンシパル)
2 ヨハン・ステグリ(ソリスト)
3 服部有吉(ソリスト)
(プログラムより転載)
登場人物は強盗、妻、夫の計3人。
のはずが、なぜか幕があがると舞台には上記9人全員がいる。
わかりやすく言うと、強盗グループ、妻グループ、夫グループ3人ずつにわかれて計9人。
なんだ?どうなってるんだ!?と思っていると、最初は夫と妻に絡んでくる強盗の図が同じように3つあり、場面ごとに強盗3人だけになったり、1グループの3人でそれぞれ踊ってたり、1人の夫に対して2人の強盗が襲ったり、1人の夫に対して2人の妻(理性と本能みたいな…)が絡んできたり、最後の方は何が1,2,3なのかわからないぐらい入れ乱れてのバレエとなっていた。
それでもちゃんとストーリーになっている。ちゃんと強盗、妻、夫の気持ちや感情がバレエで表現されている。
夫1が死に、夫2が死ぬ。食い違う証言をもとにそれぞれ死に方は違う。
強盗に殺されたのか、妻に殺されたのか、それとも…。最後に夫3(有吉くん)による怒りと悔しさのダンスは凄まじいものがあった。
難しかったけど、ハンブルクバレエ団の鍛えられた人たちによるバレエは素晴らしかった

最後の方まで有吉くんのバレエらしいバレエはなかったんだけど、さすが最後にしっかり見せ場がありました。
1,2の夫はそれぞれ強盗や妻と絡みながらのバレエだったのが、有吉くんはソロ。舞台上には既に死んで倒れている夫2人のみ(爆)
殺された悔しさを全身で表現した有吉くんのバレエはテレビで見るよりも迫力があって凄かった。
小柄なのにあふれ出るパワーというか、オーラというか、新しい感動を見つけたぞー!(byアイーダ)って言いたい(笑)
筋肉も凄かった。腕はもちろん、腹筋がね、お腹の6つに割れたあの筋肉がね…
まさに


また、服部隆之さんの音楽がミステリアスな世界を更に強調していた。有吉くんが構想したプランだけで、曲を作り上げた隆之さん、出来上がった音楽を元に振り付けしていく有吉くん。
テレビで、できあがった音楽に振りをつけるとき有吉くんがどうカウントしていいかわからなかったと言ったとき、「やった!」と嬉しそうに喜んだ隆之さんが印象的だったんだけど、2人の信頼しあってる様子がほほえましかった。隆之さんと有吉くんのコラボは今回初だったらしいけど、またこういうコラボを是非してほしいと思った。
第1幕で気になったことが一つ。強盗3人のうちの1人が女性だったこと!
プログラムは確かに3人とも男性の名前になっている。上記で書いた3人は男性なのだ。
でも幕が開いてしばらく見ていると一人だけ女性がいる。しかも強盗は美しい筋肉を惜しげもなく出している上半身裸なんだけど、よ~く見てみたらその女性だけ肌に近い色の薄い生地のタンクトップのようなものを着ていた。怪我による急遽キャス変か

理由はわからないけれど、それに伴い妻3もハンブルクの日本人バレリーナ大石裕香さんという人に変わっていた。
それにしても強盗3の女性は男性の振り、しかも強盗という男くさい役を演じなければいけないのだから凄いと思った。他の2人よりは確かに華奢だし、バレエも女性らしいしなやかさがあったけど、妻役の大石さんをちゃんとお姫様抱っこしていたし、すげぇカッコいいと思った。
ハンブルクの女性バレリーナはみんな背が高くスラっとしているので有吉くんや大石さんのような日本人体系はすごく浮くんだけど、有吉くんはもちろん、大石さんもそういうのを感じさせないぐらい素晴らしいバレエだった。
2幕は有吉くんの祖父・故服部良一さんのメドレー
雰囲気のあるバーのようなテーブルと椅子が置かれた舞台。
出演者は有吉くん、ハンブルクバレエ団のほかに宝塚歌劇団からの選抜メンバー。
客席の反応も明らかに1幕とは違った。手拍子が出てきたのだ。確かに『薮の中』に手拍子はいらないけど、客席のオーラも心なしか違っていた。
ヅカの男役・娘役が計10人踊っているところへ、蘭寿とむさんと女性のデュエット。蘭寿さんが出てきた瞬間の拍手にリョーコたんも私もびびりまくり

最初、蘭寿さんと踊っている女性はてっきりヅカの娘役だと思っていた。ずば抜けて踊りの上手な娘役さん。後からプログラムを見て探そうと思っていたぐらい目を引くほどきれいに踊る人だったのだ

でもハンブルク、ヅカと別々のナンバーだったため、ハンブルグのナンバーのとき私はあることに気づいた。大石さんの姿がなかった。1幕で妻3を踊っていた大石さんはどこ

よーく見ていたら、さっき蘭寿さんと踊っていた女性が次は有吉くんと踊っている。あれ?あの人はもしかして…
大石さんやぁ~

最初からハンブルクではなく、ヅカの人たちと踊っていたので全然気づかなかったよ…

1人黒い髪で黒い衣装で見た目は地味なのに踊りにオーラがあって、他の娘役さんよりも輝いて見えてたのに…。やはり苦手なオペラグラスは必要か…

曲順はバラバラになってしまったけど覚えている範囲でザっとナンバー別感想&説明を

・おしゃれ娘
淡谷のり子さんが歌う歌にあわせて宝塚選抜メンバーによるダンス。
自然と客席から手拍子が始まる。黒いシャツに白いスーツの上下を着た有吉くんがバーをうろうろしながら、みんなが踊る様子を見ていた。
・買い物ブギ
笠置シズ子さんが歌う「わて、ほんまによぉ言わんわ」のあのナンバーを有吉くんを含めたハンブルクバレエ団から6人が踊る。あの勢いのある歌詞に乗せて一流のバレエダンサーたちが踊る様子はかなり面白い、そして感動

笑いどころもあり、途中1人に対して5人が『あほかいな!』と大阪弁で突っ込むのだ。有吉くんと4人の西洋人がですよ??(爆)
ハンブルクバレエ団のプリンシパルやプリマやソリストたちが!!もう最高

・夜のプラットホーム
蘭寿さんと大石さんのデュエット。大人の男と女の別れ…駅を舞台にしている、とってもムードあるナンバー。
・胸の振り子
有吉くんと大石さんのデュエット。2人とも小柄で可愛い恋人同士のようにも見えるし、はたまた年下の男の子と思わせるような有吉くんの仕草が可愛いかった。
・山寺の和尚さん
有吉くん他ハンブルグバレエ団のダンサー2人による椅子を使ったダンスナンバー。プログラムには4人の名前が書いてあるんだけど3人しかいませんでした。怪我の人かな?(勝手に怪我だと決め付けている)
なんかもう凄いとしか言いようがない!椅子って背もたれを上から手で押さえて自分の体を浮かそうとすると、自分の体の重みで倒れるでしょ?普通。
でも背もたれに手をおいた状態で飛んだりするの。椅子までも自由自在に操る彼らは本当にすごい

他にも「東京カチンカ娘」「バラのムルバ」「ラッパと娘」「センチメンタル・ダイナ」「ヘイヘイブギー」というナンバーがあったのだけど、感想・説明として書けるほど覚えていないので、パスさせていただきます。
・蘇州夜曲
全員がいったん舞台袖にはけ、有吉くんがソロで踊るラストナンバー。誰もいなくなって暗くなったバーの椅子に座る有吉くん。ピアノだけの蘇州夜曲が流れ始め、踊り始める。それまでの力強い表現や、楽しい表現のような細かい表現はなく、ただ感じるままに踊る…というようなスローでソフトなダンス。途中出演者が1人1人出てきて挨拶。手を広げてお辞儀をする人や、踊りながら出てくる人など様々、全員自分のスタイルで客席に向かって挨拶してくれた。椅子に座って1人1人に拍手を送る有吉くんの顔が暗くてはっきりとは見えなかったけど優しい笑顔だった。全員挨拶し終わるとまた舞台上に1人残った有吉くんが踊りだす。最後夜空に向かって手を伸ばしているような姿で舞台袖にはけ…たと思ったら顔だけ出してバイバイしてくれた


その後全員によるカテコ。何回も何回も幕が開きそのたびに笑顔で応えてくれるダンサーたち。蘭寿さんや高翔みず希さんなど、久しぶりに見るジェンヌさんもいて蘭寿さんは特に成長したな~って思う。偉そう?(苦笑)でも初舞台の時から見てるしね。オーラがあって良かったですよ。
一度ハンブルクバレエ団の舞台も観てみたいと思った。次の来日公演でも狙ってみるか。でもバレエっていくらぐらいするんだ~




プログラムの裏面。このショット好きだ
