Living in Australia

台湾生まれの祖母、日本生まれの両親、オーストラリア生まれの子ども達の三世代家族。息子はダウン症のスーパーマン!

大変な医者の予約

2012-06-05 20:14:03 | 医療・矯正
オーストラリアは日本と違ってGP(総合医療)制度なので、持病等で行きたい専門医がわかっている場合でも、まずはGP。その為、人気のGPは常に患者であふれかえっている状態。我が家がお世話になっているファミリードクターも、常に予約が一杯状態なので、予約制でも絶対1時間は待たされるし、日本みたいに順番待ちもできず、どれだけ具合が悪かろうが、ひたすら待合室で待たなきゃいけない。昨日まで私もかなり具合が悪かったので、娘を連れて行く気力も無かったのだけど、さすがに娘の尋常じゃない咳、それによって引き起こされる嘔吐で、そんなことも言ってられない状態に。

Preschoolでちょうどお母さん達がGPに行ったら、20人ちかい病気の子供がいた、とか嫌~な噂は色々聞いていたので、「ドクターがものすごく忙しいのも承知してますが、娘が発熱、嘔吐で苦しんで、咳がどんどんひどくなってきていて至急診て欲しい。」と受付に掛け合ったところ、症状を聞いて、「今すぐに連れてきて。」と無理やり診療時間の最後に診て貰ることに。パナドールは既に5日間あげた後だったので、直ぐ抗生物質を始めることになり、同時に喘息を引き起こさないようVentolinも処方してくれた。(注:Ventolinは喘息、気管支炎に効果的な気道を広げる薬)

たまたま近所の友達も今日、風邪で仕事を休んでいたので、同じドクターに電話したら、来週火曜日まで予約が一杯、と来週の予約になったらしい。本当の緊急は診てくれるものの、我慢強くて判断が遅れたら困るような病状だと、こんな時悪化して大変なことになるかも。このGP制度、もう少しドクターの質と数の向上に、政府が頑張って欲しいものです。
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