Living in Australia

台湾生まれの祖母、日本生まれの両親、オーストラリア生まれの子ども達の三世代家族。息子はダウン症のスーパーマン!

クライストチャーチ~市内観光~

2011-10-16 23:24:10 | 習い事
震災後、閉鎖されたままの市内中心部。
聞く人、聞く人、「今は市内に行っても殆ど見るものないから、子ども達だったら動物園や南極センターに行った方が良いよ。」と言われたのだけど、どうしても震災後のクライストチャーチの街並みを少しでも子ども達に見せておきたくて、1時間ドライブで駆け足の市内観光ツアーをしてもらった。ツアーガイドをしてくれた人の家も見た目はとっても綺麗だったのに、実は取り壊しが決まっている。「でも、政府から新築の家をもらえるからそんなに悪い話でもないんだよ。」と話してくれた。大変な筈なのに、前向きでそれを感じさせない、チャーチに来て以来、会う人皆、良い人達ばかりでびっくり。私がラッキーなだけなのか、それともキウィ達がオージーより更にフレンドリーなのか?!


上段右:最近再開されたカンタベリー博物館
下段:まだ閉鎖中のアートセンター


初めて見たクライストチャーチの街並みは、ちょうど春と言うのも手伝って、とても可愛かった。震災の影響を受けずにオープンしている市内の大きな公園、へグリーパークはピクニックしたくなる素敵な公園。あちこちで花がが咲いていて、桜もとっても綺麗で、イギリス風の家並みも可愛く、震災の前はさぞかし綺麗だったんだろうなぁ・・・。こんな天気の良い週末は、このアートセンターには沢山の人が訪れ、マーケットが立ち、目の前をトラムが走り、とても賑やかだったらしい。もっと早く訪れていなかった事が少し、悔やまれる。


上段:遠くから見た大聖堂
下段:取り壊し予定のビルたち


震災後、何度も何度も目にした大聖堂の写真。立ち入り禁止になっているので、近くに寄れないけど、10倍ズームで見ると下に落ちている屋根(?)の部分が分かる。殆どのビルは右や左に少しずれているものの、あまり目立たなかったが、実は液状化現象でチャーチの街全体でものすごい量の砂が上がってきてしまったらしい。既に12分の7位のビルが取り壊されて、残りも来年の4月までに何とか取り壊し予定らしい。


上段:昔のGovernment house
下段:立ち入り可能な一番近くから撮った大聖堂


このGovernment houseは、ニュージーランドの歴史は不勉強で全く知らなかったのだけど、自治領だった頃の政府の建物らしい。地震で崩れてしまったけど、壊すのはあまりに勿体ない歴史的建造物なので、これは再建される予定らしい(ほっ!)


市内の閉鎖部分



下段:スタジアム


このスタジアム、今年のラグビーワールドカップで予定されていたクライストチャーチ戦2試合の為に、新しいスタンドを作ったばかりだったそう。見た目は綺麗だったけど、やはり液状化がひどく、全て取り壊し予定らしい。。。



あっという間の1時間で、歴史や建物の説明をしながら、震災の話もしてくれ、本当に良いツアーだった。因みに、興味のある方はOrana Parkのシャトルサービスの会社の人に聞いてもらえれば、紹介してくれると思います。

http://www.oranawildlifepark.co.nz/map.htm
Phone:(03) 379-1699 for more details.
email: jaycee@paradise.net.nz


1995年の阪神大震災から16年。
会社の先輩達(我が親友Sallyちゃんの未来の旦那様も一緒でした)と大勢で出かけたスキーツアーから帰ってきたばかりで大阪駅にいた私。3階乗り場の入り口をちょうど通過しようとしていた時だったので、物凄い揺れも経験したし、その後何時間も家に帰れず、先輩達と梅田の街を歩いた。あちこちでビルのガラスが割れ、水道管が噴出し、現実とは思えなかった惨状。16年経った今も忘れられない思い出。娘や姪達に実際、体険しては欲しくないけど、地震の怖さを目の当たりにして欲しかった。東京出身の姪っ子に伝えたいことは山ほどあるけど、ほんの少しで良いから、感じてくれてると良いなぁ・・・。


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クライストチャーチ観光~Orana Park~

2011-10-16 20:14:14 | 旅行
今日はNZで唯一のサファリパークへ。
空港から車で10分、市内から25分位との事で、最初は市内に出てみて、タクシーかバスで行こうと思ったのだけど、娘達が起きたのは今朝も10時過ぎ。あまり貴重な時間を無駄にしてはいけないので、Orana parkのHPに載っているDoor to doorでシャトルサービスしてくれる会社に依頼。大人1人、子ども2人だから、片道30ドル、往復60ドルで良いと言われたけど、それが果たしてタクシーより本当に安かったのかは、ちょっと疑問。とは言え、サファリの絵柄のついた小型バンでお迎えに来てもらい、娘達は嬉しそうだったので、良かった。


園内フリーシャトル



子牛と子羊にミルクあげ体験コーナー



ミルクの後は、ペレットもあげられる


娘は慣れ親しんだ犬、猫以外、他の動物には滅多に触れない超怖がりなので、ここでもジーっと見てるだけ。子牛はかな~り強い力でミルクを飲むので、小さい子には少し難しいかもしれないけどね。姪っ子は飼い猫に会えない寂しさをここぞとばかり、触りまくって癒されてました。


大人気のキリン餌付けコーナー


なんとここのサファリは無料でキリンの餌付けが出来て、しかも触れる!!シドニーの郊外にあるサファリなんて、高い入場料+餌代払っても触れないのに!因みにここのサファリ、入場料は大人25ドル、子ども8ドルだったかな。食べ物の値段やホテル代は、通貨の違いこそあれど、シドニーと変わらない物価高になってきてるチャーチだったけど、動物園は安い!


園内を流れる川には、虹鱒が



限定20名、1人30ドルでカゴの中に入れる餌付けショー


娘と姪っ子を入れる気満々で行ったのだけど、残念ながら身長1.4m以上。娘はまだ1.3mを超えたところなので、断念。姪はせっかくの機会だからやっておいでと言ったのに、どうしても一人では嫌だと断られたこのショー、15分前に集合して少し離れたところでカゴのついたトラックに乗り込み、何度か停まって観客に見せながら移動するので、結構な時間をカゴの中でライオンの傍で過ごせる。娘は1.4mになったら絶対やる!と宣言してました

午後の餌付けなどのショーを一通り見終え、シャトルにお迎えに来てもらい市内へ。
震災後のまだ閉鎖された状態の市内の状況を娘達に見せたいのだけど、、、とシャトルサービスの人に相談したところ、彼女の旦那さんが市内観光出来るので、時間の無い私達用に、一時間50ドルでクイック市内観光ツアーをしてもらえる事に。続きは写真が多くなりそうなので、また後ほど。


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