HAPPY??? Get it Done!!!

Krannert@Purdue Univ.でのMBA留学。 学んだこと、考えたこと、書き綴っていきます。

Entrepreneurial Symposium

2005-03-31 | MBA- 日記・雑感
 幹事を務めるアントレクラブ(Krannert Entrepreneurship Club)では、4/1日に4th Purdue Entreprenerrial Symposiumという一大イベントを予定している。起業家やベンチャーキャピタリスト、学者など15人程度のパネリスト、スピーカーを招き、昨年は200人以上の客を集めたイベントで、学生クラブが主催するものとしては、僕の通うビジネススクールで最大規模である。加えて、このモジュールでは、既に卒業までの単位は足りているというのに、やや重めの3クラスを履修しているため、この2週間あまり、その準備で文字通り寝る間もない忙しさである。学校で朝日を迎えた日も幾度かあった。。。

 お招きするスピーカーやパネリスト、スポンサーとの交渉などはアントレクラブのプレジデントである盟友Anoopが担当し、僕は専らロジスティック関連を担当。会場のセッティングに関する手配(これが場所の予約担当、学校が管理する椅子などの担当、音響設備の担当、レンタル設備会社など関係者が多くて調整が大変)、前日の準備や当日の運営に関するスタッフィング(何時に誰が何をやるか)、ランチレセプションの手配、などなど、To Do Listが膨らむばかり。

 以前にどこかで、こんなことを書いた。
「ビジネススクールはリーダーを育てるところ。でも、真のリーダーシップ、チームワークスキルを伸ばすには、授業のチームだけでは不十分。クラブ活動ほかの課外活動の運営にこそ、それを鍛える機会がある!」

 たしかに、今、それを実感している。いろいろと学んだこと、考えさせられたことは多い。とりわけ、プレジデントのAnoopの揺らぎと妥協の少ないリーダーシップから学んだこと、ふたりで一緒に「どうしたら他のメンバーにもっとコミットしてもらえるだろう」と悩んだことは、一生忘れないだろう。またおいおい、書いていこうと思う。

 ともあれ、本番のシンポジウムは明後日。最後まで走り抜く! 近隣の皆さん、ぜひこちらで登録のうえ、ぜひご来場ください。

3/20(日) Lafayette帰還。ホテル紹介など

2005-03-22 | Community/Family
 とうとうLafayetteに帰還。往復で2,467マイルの旅。最後はケンタッキー州Lexington→オハイオ州Cincinnati→インディアナ州Indianapolisを経てのドライブ。山々を越えてたどり着いたのはトウモロコシ畑ばかりが広がる全く平坦な見慣れた風景。思えば常に山が身近な環境に生まれ育ち(岐阜)、学生時代に東京で暮らしていたときは山が見えないことに違和感を感じていたものだが、今やこのインディアナの平坦な風景にホッとしている。人間、どこでも住めば都である。

 さて、わが一家はHomewood Suite というホテルチェーンを旅行の定宿にしている。値段は1泊$100前後と、他のホテルチェーンに比べれば若干割高なのだが、ベッドルームとリビングルームが分かれ、キッチンが完備している設計と、ほとんどの部屋で無料高速インターネット接続が可能、行き届いたサービスという点で、他のホテルに泊まる気がしない。3歳児と6ヶ月児を抱える我が家の場合、子供が寝るのは8時頃。ひとつの部屋にベッドが並ぶ一般的なホテルの部屋だと、その後は何もできない。また、子供のアレルギー(乳製品、卵)のために外食の選択肢が限られる我が家にとっては、キッチンで自炊できるかどうかが大問題。この旅も炊飯器と米を持参して専ら自炊。

 が、このホテルチェーン、どこの町にもある訳ではない。たいがい各州の主要な都市のダウンタウンか、安全そうな郊外に立地しており、この旅のルートを計画する際も、Homewood Suiteで泊まれる旅程を組むのに少し苦労した。大変だったのは帰路。当初予定したルートのHomewood Suiteがどこも満室。おかげでちょっと無理なドライブになったわけだが、各地のHomewood Suiteに泊まって満室の理由が判明した。

 1泊目、サウスキャロライナ州Columbia。ん?、なぜか子供連れの家族が妙にに多い。みんなサッカー関連のTシャツを着ている。朝食時に近くにいたおじさんに尋ねてみると、南部の少年サッカーチームの大会がColumbiaで開かれ、彼自身もアトランタから来ているとのこと。どうりで。
 2泊目、ケンタッキー州Lexington。チェックインに行くと、ロビーにはバスケットボールのユニフォームを着た小学生くらいの子供たちがはしゃぎ回っている。フロントの兄ちゃんは疲れきった顔。「どうしたん、えらい疲れてるみたいやん」と尋ねると「もうボロボロさ。今晩、70人の子供が泊まっているんだ。明日ケンタッキー州の少年バスケ大会がこの近くであるんだよ」。。。ちなみに、この兄ちゃんの苦悩は深夜まで続く。夜、ホテルのロビーでバスケチームのパーティーが開かれ、親たちがロビーで楽しむ間、バスケキッズたちはホテル中の廊下を走り回り、全ての部屋をノックして周り、奇声を上げ続ける。。。同行している親はなにしとんじゃい!と危うく文句を言うところであったが、フロントの兄ちゃんが「絶対に10時には静かにさせる」と疲労を滲ませた顔で確約したのに思いとどまる。

 どうもこの季節(St.Patric Dayの週末)は、全米各地でこうしたキッズスポーツイベントが開かれているらしい。米国でこの時期に旅行を計画する際はご注意を。

3/19(土) Long Long Drive 2 アパラチア山脈を超えて

2005-03-20 | Community/Family
 移動2日目。サウスキャロライナ州ColumbiaからI-26、ノースキャロライナ州AshvilleからI-40に乗り換えてSmoky Mountainsでアパラチア山脈を超え、テネシー州へ。KnoxvilleでI-75に入り北上。ケンタッキー州Lexingtonまで440マイルのドライブ。

 昨日はひたすら続く湿地帯にあきれたが、今日はひたすら続く山と森林に、またもや「よくもまあこんなところに町を造ったものだ」&「こんなところに高速道路を敷いたものだ」と感嘆。もちろん、なかには高速道路が通った後に開発された町もあるだろうが、なかには開拓時代に拓かれた町もあろう。こんなに広大な国で、なぜこの山中に住みつき、町を造ったのか、町々の歴史を辿りたくなるドライブだった。

 ひとりで暮らしていた頃は、よくブラブラと国道を走って町々を見て回った。僕の場合、自動車そのものに興味はないが、未踏の道と町をドライブすることが大好きで、いろいろな町の歴史に思いを巡らせるのが妙といえば妙な趣味であった。なぜこの場所に町ができたのか、川の水運か、防衛上の有利さか、などなど、考えても詮無きといえば詮無きことをつい考えてしまう。ついでにいえば、自分が町を造るとしたらどんなところに造るべきか、ある程度起伏があったほうがいいのか、町割りはどうするのか、などなど、さらに無用のことを考えている自分を見つけて苦笑することもある。

 苦笑と言えば、地図を見てルートと走行時間をプランすることも好きなことのひとつ。道の状況や道を間違えるリスクが事前には分からないから、当然にしてプランとのズレが生じる。それを頭の中で計算して速度と予定到着時間を修正し、修正後プラン通りに到着すると妙に自己満足を覚える。そんな自己満足を覚えている自分をアホやなぁといつも苦笑してしまう。

 こんなドライブの楽しみ方、貴方もいかがですか?(かなり孤独ですが。。。)

3/18(金) Long Long Drive1 大西洋、湿地帯

2005-03-20 | Community/Family
 とうとうOralndoともお別れ。帰りは大西洋を見よう!ということでDaytona BeachからI-95、A1Aという海沿いの国道を経て北上。あいにくの寒風が吹きすさむ一日で寂しげな海だったが、12年前の学生時代、親友Krと米大陸往復ドライブ旅行の際に、ロスアンジェルスからようやく辿り着いた大西洋を思い出す海岸。
 その後もひたすら北上、フロリダ州Jaksonville、ジョージア州Savannahを経てI-26に入り、サウスキャロライナ州Columbiaまで480マイルのドライブ。疲れた。途中、休憩のために降りた町でたまたま見つけたアウトレット・モールに寄って時間をくってしまったこともあり、朝8時から夜7時半まで、ひたすら走り続けた一日だった。
 それにしてもフロリダ州やジョージア州南部というのは、まだまだ開発途上の変わったところである。まったく人の手が入っていないようにみえる湿地帯と森林をひたすら走ると、ごくごくたまに町にぶつかる。それもなんでこんなところに町を造ったのだろう?と疑問に思うほど唐突にある。未開と人工の繁栄が交錯する不思議な土地であった。

3/16(水) 再会

2005-03-20 | Community/Family
 Orlando3日目。雨の天気予報を受けて手軽にダウンタウン・ディズニーで買物など。メインは偶然Orlandoに来ていた友人ご家族をお招きしての夕食。 実は昨日、旅に出た場合の恒例の日本料理屋にて夕食中(インディアナでは美味しい日本食は食べられないのです。。。)に、なんと2年ぶりに別のビジネススクールに留学中の日本人Kzさんご家族と遭遇。さっそくゆっくり会いましょうということになったわけである。それにしても、日本食に恵まれない地域に暮らす日本人留学生の行動パターンは皆似たようなものである。わが息子とKzさんの娘さんが英語と日本語交じりで走り回る中、気が付けばビールが進み、楽しい夜は更けていったのでした。

3/15(火) シーワールド

2005-03-20 | Community/Family
 なぜか何処に行っても水族館が大のお気に入りのわが息子。今日はこの旅の最大の目的のシーワールドへ。盛り沢山のアトラクションを親子とも堪能した一日。

 まずは海亀のパビリオンへ。が、改装中のため休館。「亀さんお休みだったね」とその後一日中繰り返す息子。しつこいっつうねん。

 続いてエイのコーナーへ。水槽に手を入れてエイに触ることもできるのだが、息子はビビッて手を入れようともしない。ふん。小心者め。

 隣のイルカのプールへ。ここでもイルカに餌をあげたり触ったりできるのが売り。早速イルカの餌(小魚3匹で$5也。高い!)を購入してトライ。うまく3匹ともイルカに手で餌を食べさせて息子は大興奮。僕もイルカの背中を撫でることができてちょっと嬉しい。なんというか滑りのよいビニール製のソファーを撫でている感触。

 続いて絶滅の危機に瀕するマナティーのプールへ。優しげな顔で巨体をゆったりと水に漂わせるマナティーに感動。息子も絶滅の危機云々について理解している訳でもないのに、なぜかマナティーに惹かれたらしく、水槽に吸い付いたように飽きずに眺めていた。マナティーが醸し出すゆったりした優しい空気には、人を惹きつけて離さない何かがあるようだ。

 昼食を挟み、アシカのプールを経てシーワールドの目玉であるシャチのショーを見物。50列くらいの階段状のスタジアムのうち、前20列くらいはシャチが作り出す波をかぶって必ずズブ濡れになるという代物。大迫力。 おまけに演出が楽しい。米国のプロスポーツもそうだがお客さんをいかに楽しませるかよく工夫されている。例えば開演前の待ち時間。大スクリーンにクイズが出題され、スクリーンに映し出された客が指サインで選択肢を示して回答しなければならないというのが続く。途中からアダルト対キッズという趣向でそれぞれに出題される。Kids向けは超カンタン(というか2つの選択肢のどっちでも正解)。Adult向けは超難問(例:Q この数式は何? A シャチが水中で発する音波)。当然ながらKids Teamの勝ち!で場内盛り上がる。という他愛もない演出だが、単純に楽しい。

 余談だが、シーワールドの親会社はバドワイザービールのAnheuser-Busch社。シャチのショー開演前に"Here's to our Heros"というコーナーがあった。まず大画面に今年のスーパーボールのときに流れて話題になったバドワイザーのApplauseというCMが映し出される(空港の到着ロビーにイラク戦争帰還兵達が現れ、空港に居合わせた人々が無言で拍手を始める。拍手が徐々に広がって、最後にバドワイザーのロゴが無言で登場するもの)。その後、CEOのBusch3世氏(まだ創業者一族がCEOだったんですね)が画面に現れて彼らの献身と犠牲を称えるスピーチ。さらに、ショーの司会役のお姉さんが、「イラク戦争に参加した人、あるいは参加した家族を持つ方々はご起立ください」→「この方々が我々の真のヒーローです」→場内大拍手、というもの。
 感想を3つ。
(1)Anhizer Busch社って、筋金入りの右寄りの会社だったのね。スーパーボールのCMを観たときはそんな背景を知らず、安直にイラク戦争をマーケティングに利用しているだけかと思い込んでいたが、失礼しました。ここまで徹底して筋を通しているのなら文句はありません。
(2)こんな主張を貫けるのも、創業家という核が強く存在し続けている企業であるからこそ、なのかなぁ。主張の是非はともかく、強い主張が貫けるというのは組織の強さの一因。トヨタしかり、松下しかり。
(3)普段は多くの車が後部に付けている黄色リボンステッカー(Support our toorps)くらいしか目に付かないが、この国は戦時下にあることを改めて実感。
 
 サメのパビリオンは長蛇の列に体力の限界を感じ始めた両親は断念。息子「大きいシャーク会えなかったねぇ」。。。怖がって朝時点では「シャーク見ない」って言ってたくせに。きっとLafayetteに帰ってもしつこく言い続けるに違いない。

 ともあれ、魚・動物たちとの距離の近さをフルに堪能した。大満足。

3/14(月) ディズニー・アニマルキングダム

2005-03-20 | Community/Family
 Orlandoといえばディズニーワールド。今日はそのうちのひとつ、アニマルキングダムへ。お目当てのサファリツアーで象、ワニ、ダチョウと至近距離で見た息子は大興奮。キャラクターグリーティング(着ぐるみのディズニーキャラクターに会うアトラクション)では、グーフィーと写真を撮ったところでスコール。周囲の客とグーフィーが一緒に駆け込んで雨宿りという一幕であった。
 とりたててディズニーキャラクターに執着のない我が一家にとっては、この演出の行き届いた動物園たるアニマルキングダムだけが、この旅でのディズニーワールド体験。十分に楽しめた一日。

3/13(日) 怒涛の3週間とOrlando, フロリダ!

2005-03-20 | Community/Family
(3/13(日)記す)
 1ヶ月近く更新が途絶えた。思えば、2/24日に、「明日金曜日もこんどはレブロン・ジェームズ率いるCleveland戦を観戦予定。」と書いたが、その金曜日に息子(3歳)が急病にかかり、出発予定30分前に泣く泣く観戦を断念。消化器系の調子を崩した息子は嘔吐と下痢がその後1週間ほど続き、続いて娘(6ヶ月)も風邪。これに期末試験&プロジェクト〆切+幹事を務めているアントレクラブのシンポジウム(4/1日予定)の準備+その他諸々が加わり、恐ろしくタイトな日々を何とかクリア。息つくまもなく春学期第2モジュールが3/7日から始まり予習の山。で、今週1週間の春休みにようやく辿り着いた。

 そして、今日、フロリダ州Orlandoに辿り着いた。3/11(金)に雪のLafayetteを出発、途中テネシー州Nashville、ジョージア州Macon(Atralntaの南の町)に2泊し、ようやく3/13(日)にOralndoに到着。約1,100マイルのドライブ。ダウンジャケットを着て出発したLafayetteから、ここOralndoでは半袖の暑さである。束の間の休暇を楽しもう。