明鏡   

鏡のごとく

『偽装行為』

2016-05-06 14:29:57 | 詩小説
世の中の偽装性について。
あるいは転換、転向について。
右左の違いはさほどないことについて。
どちらの方向を見ているかに因って、幾らでも変わる。
表から見れば右にあり裏から見れば左にあるがごとく。
ひとつの感情によって、幾らでも転がるように変わる。
組織のピラミットから抜け落ちたものは自ずと転向し。
その組織内不満が溜まることに因って幾らでも変わる。
左右の違いはなくなりひとつの行為によって存在する。
偽装行為の理由はすべて己の気に入らぬものへの復讐。