戦争より祭りをしてはお互いに地上を行き来し平和とすべし
【ブラジリア時事】安倍晋三首相は1日、ブラジルの大統領府でルセフ大統領と会談した。両首脳は、国連創設70周年に当たる来年に向けて引き続き連携していく方針を確認。この後、首脳や外相レベルの対話の活発化を通じて両国が緊密に協力する「戦略的グローバル・パートナーシップ」を構築することをうたった共同声明を発表した。
首相は会談で「国連創設70周年を見据え、具体的な改革の進展が重要だ」と述べ、安全保障理事会常任理事国入りを目指す日本、ブラジル、ドイツ、インドのG4諸国で緊密に連携していく必要があると強調。ルセフ大統領も「70周年の最大の議題は安保理改革だ。日本とブラジルが連携して常任理事国入りを共に働き掛け続けるべきだ」と同調した。
首相はまた、日本企業がブラジル沖での深海油田開発に高い関心を寄せていると指摘。洋上での作業拠点となる「洋上基地」建設や、基地へ作業員を輸送するための船の技術に関し、日本企業が提案している構想を紹介した。大統領は歓迎する意向を示した。
首相は会談で「国連創設70周年を見据え、具体的な改革の進展が重要だ」と述べ、安全保障理事会常任理事国入りを目指す日本、ブラジル、ドイツ、インドのG4諸国で緊密に連携していく必要があると強調。ルセフ大統領も「70周年の最大の議題は安保理改革だ。日本とブラジルが連携して常任理事国入りを共に働き掛け続けるべきだ」と同調した。
首相はまた、日本企業がブラジル沖での深海油田開発に高い関心を寄せていると指摘。洋上での作業拠点となる「洋上基地」建設や、基地へ作業員を輸送するための船の技術に関し、日本企業が提案している構想を紹介した。大統領は歓迎する意向を示した。