のぶし風の人が川沿いか山の道を歩いている
なぜか懐が空いていたので見てみると
鮭の切り身のように左側の腹が抉れていた
なぜそれで歩けるのかということを思うより
その腹の中から柔らそうな魚の透明な骨が
ぽつぽつと飛び出ていたので
それをじっと見ていた
人くさい匂いがしない
割にグロテスクでない
腹黒くないリアリズムがある等と
思っている
目が覚めるとあしもとにそのものがたっているような気がして
ぎょっとした
あれはもしかして人魚だったのであろうか等と夢うつつの心地して
なぜか懐が空いていたので見てみると
鮭の切り身のように左側の腹が抉れていた
なぜそれで歩けるのかということを思うより
その腹の中から柔らそうな魚の透明な骨が
ぽつぽつと飛び出ていたので
それをじっと見ていた
人くさい匂いがしない
割にグロテスクでない
腹黒くないリアリズムがある等と
思っている
目が覚めるとあしもとにそのものがたっているような気がして
ぎょっとした
あれはもしかして人魚だったのであろうか等と夢うつつの心地して