あきこのブログ

任天堂ゲームネタを使ったネタ、自分オリジナルネタ、
ツクール作品(自分が製作者ではない)ネタを
中心にやる予定です。

敵キャラクターをつくってみよう

2007年11月16日 08時19分27秒 | スーパーマリオ大辞典
大辞典 臨時
※このページは星のカービィ大辞典のエクストラ項目、
敵キャラクターをつくってみようの
バグによる項目消滅への対策としてのページです。

カービィシリーズに出てくる敵キャラクターを
バランスや他作品の丸々100%パクリなどに注意して
この記事の下からコメントする形で投稿してください。
その他の注意事項は星のカービィ大辞典の注意に準じます。
何か用がある場合は連絡用ページにお願いします。

投稿の仕方は
名前……ハンドルネームを記入します。特に記入しなくてもOKです。
タイトル……その敵キャラクターの名前を記入してください。
URL……取り合えず、記入を禁止します。
コメント……その敵キャラクターの説明を記入してください。

その他は画面の指示に従ってください。

2007/8/18 投稿をまとめてここに載せました。



ボウスト
テレサのお屋敷の近辺に時々現れる、ボロボロになったローブを着た人間のような姿をした謎の人物。

常に紫色の光を発しており、周りには紫色のバブルのような火の玉が群がっている。

ステータスはHP50、攻撃力6、防御力0。

意外にもバブルのような火の玉を飛ばしてくる以外、これと言った攻撃方法を持っておらず、基本的に簡単に倒せる。
倒すとランダムで回復アイテムを1つくれる。

幽霊のように見えるが、本人曰く幽霊に見える生き物らしい。
だが、体が半透明なうえに、何も無いところから突然姿を現したりするため、本当にそうなのかどうかは不明。

(炎のカミナリジュゲム)


グランドテルボン
クッパ軍のゴースト四天王の一人で赤いてるてる坊主の姿をしている。
普段は小さな赤いてるてる坊主になっているが
戦闘時になると右手に剣、左手に鎌を装備した戦闘形態に変わる。
口からは毒矢や吸った者を発狂させる赤い発狂ガスを発射、
発狂したものは彼の意のままに操られてしまう。
剣の切れ味は強烈でメットの甲羅だろうと一刀流断してしまうほどである。
彼の持つ鎌には毒があり、致命傷にならない程度に
切られてもそこから毒が回り、切られてしまった者は死んでしまう。
また、目からは青白い光線を発射し、相手を焼き焦がしたり
爆破したりすることも可能。飛行能力も持ち合わせており、
空から奇襲を仕掛けることもできる。
部下には多数のテルボンを引き連れており、一緒に攻撃することも。
(元ネタは某円盤生物です)

(卍おにぎり君號



ワドモドキ 2007-06-15 11:42:48 あきこ@例
ワドルディの姿をした正体不明の敵。
一見ワドルディの姿をしているが、
近寄るとワドを突き破って太い手足が飛び出し、
そのまま飛び掛ってくる。
特殊な能力は持たない。


メカマルク 2007-06-15 11:50:02 槌賊
マルクに憧れる者が勝手に作ったマルク型ロボット。
オリジナルとほぼ同じ動き、技で攻撃してくる。
しかし、体力が減ってくると機械が壊れ、ブラックホールをしてくるどころか矢がイッパイ、カッター攻撃ができなくなる。
それを補ってか、波動砲は範囲が広がり、他の技は全てガードしても削られる。


ビーハット 2007-06-15 11:49:05 炎のカミナリジュゲム
プロペラを持った植物で、赤い1ツ目と口を持つ。
目から赤い光線を放ったり、体当たりをして攻撃する。
光線と体当たりはかなり正確にコチラを狙ってくるため、注意が必要。
しかしそのワリに体力が低いのが最大の弱点。
吸い込めば「ビーム」をコピー可能。
なお、どっかの誰かと似ているが、あまり気にしてはいけない。


ニュー・モウ・タクサン 2007-06-15 11:48:30 宇宙野武士
ガラバイドが、モウ・タクサンのデータを元に復元・改良した魔獣。
外見は腕が4本に増えたモウ・タクサン。
様々な中華料理を作れる腕は衰えてはいないが、
カービィ達を皆殺しにする目的で復元させた為か、
料理よりも戦う事が好きになってしまっている。
その為、中国拳法のような武術を習得していたり、
単眼から熱線を発射できるようになったりと、
戦闘面が大きく向上している。
オリジナルのモウ・タクサンと同じく、エセ中国語で喋る。


ニュー・キリサキン 2007-06-15 11:47:52 宇宙野武士
ガラバイドが、キリサキンのデータを元に復元・改良した魔獣。
外見は額に第三の眼があり、毛皮の色が赤黒くなったキリサキン。
元々高かったパワーが更に強化されており、そのパワーは鋼鉄をも粉々にするほど。
しかし、パワーを強化する為の犠牲になったのか、スピードがやや落ちてしまった。
しかし、その点は口から撃ちだすエネルギー弾、
前足の刃を空で素早く振る事によって飛ばす真空の刃
といった、
オリジナルのキリサキンにはできなかった遠距離攻撃でカバーしている。


ニュー・ヤミカゲ 2007-06-15 11:47:02 宇宙野武士
ガラバイドが、ヤミカゲのデータを元に作り出した
コピー魔獣(ヤミカゲは倒されていないのでコピーという扱い)。
体の色が何故か緑で、腕も何故か4本に増えている。
主な攻撃は、4本の腕を使って刀で斬りつけてきたり、
クナイ手裏剣を連続で投げてきたり、火遁の術、風神の術を唱える他、
敗色が濃くなると「大爆発の術(ニンジャカービィの
「こっぱみじんの術」をとは別物)」を
唱えて相手を道連れにする。
なお、所詮コピーなので、実力はオリジナルのヤミカゲと比べると大分劣る


ニュー・クラッコ 2007-06-15 11:46:38 宇宙野武士
ガラバイドが、クラッコのデータを元に復元・改良した魔獣。
大きな単眼や周りに生えたトゲはそのままだが、
牙が生え揃った大きな口と、体の両脇に電気で出来た腕が2本付いている。
口から吐き出す毒ガス、オリジナルのよりも威力が増した電撃攻撃、
電気で作られた剣「サンダー・ソード」を投げて攻撃してくる。
また、何処をどう間違えたのか大きな単眼が弱点になっしまい、
そこを撃ち抜かれたりすると一撃で倒されてしまう。
なお、こちらも何故か言葉を喋れるようになっている。


ニュー・アイスドラゴン 2007-06-15 11:46:13 宇宙野武士
ガラバイドが、アイスドラゴンのデータを元に復元・改良した魔獣。
目付きがとても鋭くなり、口からは長い牙が2本生えている。
口から冷凍ガスを吐き出して相手の動きを止め、
背中に生えている氷の刃を飛ばして攻撃してくる。
また、尻尾を叩きつけてきたり、
巨体を生かした押し潰し攻撃を仕掛けてくる事もある。
何故か言葉を喋れるようになっている。


ガラバイド 2007-06-15 11:45:25 宇宙野武士
ポップスターの支配を企んでいる異星人の男。
格闘技の達人で、腰にはチャンピオンベルトを巻いている。
また、技術者としての腕前も少々ある。
HN社のカスタマーとは旧知の仲で、
彼がナイトメア要塞の爆発で死んだ事を知ると(実際は不明だが)、
カービィらに大きな恨みを持ち、
カービィらの皆殺しと共にポップスターの支配も企むようになった。
予めカスタマーから譲り受けていた魔獣のデータの
コピーの何匹かを復元・強化し、
ポップスターに攻め入ろうとしている。
魔獣として覚醒したドクターモロに似たような顔で、
体型はカスタマーと同じく3頭身である。
また、倒されると自らの体の中に仕掛けた自爆装置が作動し、
大爆発を起こして敵を道連れにすることも。


ラクション 2007-06-15 11:45:02 鎖
ヘルメットをかぶったカービィっぽい奴。
トンカチをなげたり、無意識にノコギリを
振り回したりする。吸い込むと、ハンマーかソード、
アイアンのどれかをコピーできる。デデデの城や、
遺跡などの建物の中によく出現する。
また、ヘルメットをかぶっているので、意外と
耐久力が高い。吹き飛ばせば楽に倒せる。


魔獣”マッドブック” 2007-06-15 11:44:19 宇宙野武士
ビブリの本屋に謎の黒い雷が落ちたことにより、
商品である本が魔獣化してしまい、
その本が合体して生まれたのがこの魔獣である。
胴体が開いた本になっている蝙蝠のような姿で、
攻撃方法は体の本で相手を挟んだり、
別の本をブーメランのように投げつけてきたり、
本をいくつも積み重ねて相手にのしかかったりする。
また、強烈な超音波を発して相手を怯ませることもある。
元が本である為か、斬られたり燃やされたりするのが大の苦手。


魔獣”マッドクラシックカー” 2007-06-15 11:43:42 宇宙野武士
レン村長の車が、謎の黒い雷にうたれたことによって魔獣化したもの。
フロントガラスには瞳の無い赤くつり上がった目が浮かび、
ボンネットが鋭い牙の生え揃った口になっている。
暴走による強烈な体当たりをぶちかまして攻撃する他、
真っ黒な排気ガスで視界を奪ったり、
飛び上がってボディプレスを仕掛けてきたりする。
「ブロロロォォーーン!!」とエンジン音のような鳴き声を発する。
負けそうになると、自らをオーバーヒートさせて炎上し、
そのまま最期の体当たりをぶちかましてくる。


魔獣”マッスル・シープ” 2007-06-15 11:43:14 宇宙野武士
レン村長の牧場の羊達が、
謎の黒い雷にうたれて邪悪化し、
合体して誕生した魔獣。
外見は大柄で筋骨隆々な羊人間と、少々場違い。
その大木のように太い腕を振り回して攻撃してくる。また、ベンジュラムバックブリーカー、
アルゼンチンバックブリーカーらしきプロレス技も繰り出してくる。
言葉は喋れず、「グメェェェーー!!」と鳴く。
腹筋が割れていて堅そうだが、実かかなり脆い。
そのため腹筋が弱点で、
そこに強烈な一撃を叩き込めば体はバラバラになり、
元の大人しい羊達に戻る。


大辞典 臨時

ロゼッタの絵本 終章 -かぞく-

2007年11月14日 08時29分09秒 | スーパーマリオ系
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スーパーマリオギャラクシー ロゼッタの絵本

終章 -かぞく-

たくさんのチコと、たくさんの望遠鏡。
ほうき星は、チコたちの立派な家に なりました。

今日は、新しい仲間の歓迎会。

女の子は、チコたちをキッチンに集め
いつもより 少し大きな声で言いました。

「さあ、みんな!今日はパンを作りましょう。
 星くずを、たくさんふりかけた、星くずパンよ。」

チコたちは、大喜び!いそいで材料をそろえに走ります。

女の子は、一人思うのでした。
「ずっと、この子たちのそばにいよう。
 いつか巣立つ日が来るまでは、だれも寂しくないように。
 別れの日が来ても 笑顔で見送ってあげたいわ。」

「それが、ママ(わたし)のしあわせなの。」」

女の子は、目を閉じて、やわらかい光に包まれた
あの青い星を、想いました。
「でも、百年に一度くらいは、あの青い星に帰って
 パパの、自慢のおヒゲにさわりながら
 暖かいひざの上で、うとうとお昼寝したいわ。」

チコと女の子を載せた、ほうき星は 旅を
続けています。

今では、数え切れないほどの、たくさんの「家族」を載せ、
白く輝く尾をひいて、百年に一度、ふるさとの星に
立ち寄るといいます。

-おわり-

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スーパーマリオギャラクシー ロゼッタの絵本

ロゼッタの絵本 第八章 -ねがいごと-

2007年11月13日 22時55分54秒 | スーパーマリオ系
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スーパーマリオギャラクシー ロゼッタの絵本

第八章 -ねがいごと-

泣きやまない女の子に、チコは言いました。
「ママは、いるよ…」
そっと女の子に寄りそうと、見守っていたチコたちも
集まります。

「キミの中に ママがいる…
 ママのかけらが キミに、流れてる。」

「星くずも、ママのかけら…だから大好き。」

「ちがうの…ちがうの…」
女の子は、まだ泣き止みません。

チコは、少し寂しそうな顔をしたあと
それとは正反対な明るい笑顔で、こう言いました。

「キミの願いごとを かなえましょう!」

「ボクは、星になります。
 キミをのせて自由に旅ができる、流れる星に!」

そういうと、チコは、白くまばゆい光をおび
天高く舞いあがったかと思うと
今度は思いきり、地面に向かって落ちてきました。

ズドドン!ズドドン!ズドドン!

地面がズンズン震えだし、飛び込んだ穴から
まばゆい光の帯が、こぼれだしました。

光の帯は、クルリと渦まくと 一本にまとまって
立派な、ほうき星の尾になりました。

チコは、「星」に生まれ変わったのです。

女の子は、目の前の出来事がわかりません。
「どうして…?どうして…?」と、言うばかり。

そこへ、赤いチコが来て、言いました。
「アタイたちチコは、星になるために 生まれてきたの。」

緑のチコが、言いました。
「できれば、大切なヒトの笑顔のために 星になりたい…」

青いチコが、言いました。
「アイツは、しあわせさ。とても いい星になれた。」

チコたちが、みんなで 言いました。
「だからママ!もう 泣かないで!」

「ありがとう…」
声にならない声でそう言うと、女の子はチコたちを
抱き寄せました。

その日以来
女の子の目から、星くずは 流れなくなりました。

ほうき星は、誇らしげに 光る尾を引いて
女の子の、ふるさとの星をめざし 進むのでした。

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スーパーマリオギャラクシー ロゼッタの絵本

ロゼッタの絵本 第七章 -ぼうえんきょう-

2007年11月12日 08時51分13秒 | スーパーマリオ系
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スーパーマリオギャラクシー ロゼッタの絵本

第七章 -ぼうえんきょう-

100目のほうき星が、そばを通りすぎた時
女の子は思いました。
「わたしの生まれた星は、今も青く光っているのかしら?」

ふと、パパの望遠鏡を思い出しました。

パパの望遠鏡ををのぞくと
そこには、ちっぽけな青い星が、浮かびあがりました。
星くずより小さい、その星をみて、女の子は思いました。

「ふしぎ…こんなに遠いのに、とても近くに感じるわ。」

望遠鏡のつまみを、クイッとひねると
青い星は、どんどん大きくなり、とある丘を映しました。
そこは、とても懐かしい風景でした。

「星見のテラスだわ!」
そこは、女の子のふるさとの丘だったのです。

夜、眠い目をこすって
パパと星を見にでかけた あの丘…

雪の積もった日、
弟とソリをかついで登った あの丘…

少し風の強い晴れた日、
ママとお弁当を食べた あの丘…

そして…

「帰りたい!帰りたいよう!!」

突然泣き出した女の子に、チコたちは
なにが起こったのかわからず うろたえるばかり。

「帰りたい!帰りたいの!!
 あの丘のふもとにある わたしの家に帰りたいの!」

涙でぐしゃぐしゃになった顔で 女の子は叫びます。

「わかってたの!ママは、星の世界にいないってこと!
 だって、だって、ママは…」

「あの丘の木の下に、眠っているんですもの!」

女の子のさけび声が、星中をこだまし
あたりは凍ったように、シンと静まり返りました。

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スーパーマリオギャラクシー ロゼッタの絵本

ロゼッタの絵本 第六章 -なかま-

2007年11月11日 09時52分28秒 | スーパーマリオ系
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第六章 -なかま-

ある日のことです。

アプリコットの香りの紅茶を飲んでくつろいでいると
これまたアプリコット色をした、小さな星が
ゆっくり近づいてきました。

その星には、チコの仲間が住んでいました。

「あら?あなたも星の子(チコ)ね?」
突然の訪問に、女の子はとても喜びましたが
チコは少し不安そうです。

降りてきたチコは、住んでいる星と同じオレンジ色。
二人のチコは、寄るわけでもなく、離れるわけでもなく
じっと、相手をみつめています。

「ボクの ママだ!!」

突然、チコが切り出すと、オレンジ色のチコも
オウム返しのように答えました。

「ボクの ママだ!!」「ボクの ママだ!!」

二人とも、女の子の頭をひっぱって
どちらも ゆずらず、といった感じです。

そのやり取りが あまりに、かわいいので
女の子は、おかしくてしかたがありません。

笑い出しそうになった、その時です。

アプリコットの星から、あとから あとから
たくさんチコがあらわれたのです。
赤、青、オレンジ色に緑もいます。

「ボクの ママだ!!」「ボクの ママだ!!」「ボクの ママだ!!」

おおぜいのチコが、声をそろえると
ますます笑いが、込み上げてきました。
「困ったわ。こんなにたくさん、こどもが増えて。」

おなかを抱えて笑う女の子を、チコたちは
きょとんとした表情で、見つめます。

女の子は、言いました。
「いいわ、ひとりひとり名前をつけていきましょう。」

チコたちの名前を つけ終わるころには
明日にでも、新しい家に 引越しをしなきゃ…と
女の子は思うのでした。

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スーパーマリオギャラクシー ロゼッタの絵本

ロゼッタの絵本 第五章 -いえ-

2007年11月10日 09時16分31秒 | スーパーマリオ系
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スーパーマリオギャラクシー ロゼッタの絵本

第五章 -いえ-

「ここは台所、ここは書斎、子供部屋はここかしら?」
女の子は、ひとり言で忙しいようです。

「二人でくらす、立派なおうちが欲しいわね。」
ママになると決めたその日から
女の子は、せっせと働きつづけています。

氷の中に埋まっていたのは、星くずだけでは
ありませんでした。
見たことのない道具や家具、ふしぎなモノばかりです.
女の子は、それらを使って家を作っています。

完成した家をみて、チコはためらいながら言いました。
「ねえ…ボクらには ちょっと広くない?」

書斎や寝室、台所にバスルーム、それに子供部屋。
たしかに部屋は、そろっていますが、どこか
寂しい感じがします。

「そうね、パパも弟もいないのだし、それにママも…」
女の子は、消えいるような小さな声で言いました。

その家は、ちいさな二人には、確かに広すぎました。

その晩、女の子は、ウサギのぬいぐるみを
ぎゅっと抱きしめ、小さくうずくまるようにして
星船の中で眠りました。

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ロゼッタの絵本 第四章 -ゆめ-

2007年11月09日 09時13分30秒 | スーパーマリオ系
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第四章 -ゆめ-

女の子は 夢をみました。ママの夢です。
「ママ、どこへ行くの?」
後ろ姿のママに向かって そう聞くと

ママは、そのまま背をむけて こう返事をしました。
「どこにもいかないわ。いつもあなたを見ているわ。
 昼には、太陽となって、夜には、月となって
 いつも、あなたを見ているわ。」

女の子は、たまらなく悲しくなって聞きました。
「太陽も月もない、雨の日の夜は?」

ママは、すこし考えると答えました。

「お星様になって、雲のうえで
 あなたが、泣き止むのを待っているわ。」

目覚めると、女の子の目は涙でぬれていました。
そばに寄りそっていた チコが聞きました。

「目から星くずが ながれているよ。」
女の子は、涙をぬぐって言いました。

「星くずじゃないわ。そんなに、きれいなものじゃない。
 ああ、これじゃママに会えなくなってしまう。」
今度は、チコが泣き出しました。

「ママ…ママ…」

星の海を旅して、いくつもの ほうき星と出会っても
チコのママは、見つかりませんでした。

「ほら、泣き止んで。それでは雨雲は、晴れないわ。」
女の子は、そっとチコを抱きしめ言いました。

「泣き止んだら、ごほうびをあげましょう。」

「わたしが、あなたのママになってあげるわ。」

女の子は、そう言うと 胸の内に
小さいけれど たしかな ともし火を感じるのでした。

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ロゼッタの絵本 第三章 -ひかるほし-

2007年11月08日 08時23分14秒 | スーパーマリオ系
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第三章 -ひかるほし-

星船の丸い窓から、光がさしこんできました。
「ひさしぶりの 朝日かしら。」

女の子が、窓をのぞくと
そこにはエメラルド色に輝く、見事な星が見えました。

女の子は、寝ぼけまなこのチコをユサユサゆり起こすと
言いました。

「あの、星へ行ってみましょう!」

降り立った星は、光る氷でできた星でした。

チコと女の子は、手分けして歩き回りましたが
ママの姿はありません。

女の子は、ペタンとおしりをついて座り込みました。
「残念ね、ここにママは、いないみたい。」

「見て!」

チコが指す氷の地面を見ると
そこには、たくさんの星くずが、埋まっていました。

「すごいでしょ。」
チコは、得意げです。

「ここは、氷があるのに暖かいし、まるで天国ね。
 おまけに、水も手に入りそう。」

二人は、しばらく この星で暮すことにしました。

光る星が、ただようにまかせ
ママをさがす 二人の旅はつづきました。

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ロゼッタの絵本 第二章 -ほしくず-

2007年11月07日 09時01分22秒 | スーパーマリオ系
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スーパーマリオギャラクシー ロゼッタの絵本

第二章 -ほしくず-

星の世界へ旅立って、数日が過ぎました。
ママが、見つかるどころか
岩のような星ばかりで、惑星すらみつかりません。

「こんなことなら、ジャムをもっと持ってくるんだった…」
グウグウ鳴るおなかをさすって、女の子は言いました。

ライ麦パンとミルク、ラズベリージャム、そして
アプリコットの香りのする紅茶を、リュックに
つめてきたのですが、肝心なものが足りません。

「お水を忘れるなんて、うっかりしてたわ。」

そう言ってうなだれる女の子を見て
チコが大笑いしました。

「ボクは、星くずさえあれば満足さ。キミも、どうだい?」

そう言われると、女の子はイヤミで切り返しました。
「ああ、よかった。あなた笑えないのかと思っていたわ。」

それでも、笑い止まないチコを見て
あきれた女の子は、もらい笑い。

「そうね。ひとかじり いただくことにするわ」

弟の虫捕りあみを、ひっぱり出し
二人は、星くずを取りはじめました。
星船から体をのりだして、何度か落ちそうになりながら
キラキラ光る、星くずを取りました。

それは、あまいハチミツの味がしました。

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スーパーマリオギャラクシー ロゼッタの絵本

スーパーマリオギャラクシー ロゼッタの絵本

2007年11月06日 09時33分36秒 | スーパーマリオ系
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スーパーマリオギャラクシーで、
ロゼッタが読む絵本の内容を少しずつ載せるページです。



第一章 -ふたり-
第二章 -ほしくず-
第三章 -ひかるほし-
第四章 -ゆめ-
第五章 -いえ-
第六章 -なかま-
第七章 -ぼうえんきょう-
第八章 -ねがいごと-
終章 -かぞく-



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