あきこのブログ

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中心にやる予定です。

ロゼッタの絵本 終章 -かぞく-

2007年11月14日 08時29分09秒 | スーパーマリオ系
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スーパーマリオギャラクシー ロゼッタの絵本

終章 -かぞく-

たくさんのチコと、たくさんの望遠鏡。
ほうき星は、チコたちの立派な家に なりました。

今日は、新しい仲間の歓迎会。

女の子は、チコたちをキッチンに集め
いつもより 少し大きな声で言いました。

「さあ、みんな!今日はパンを作りましょう。
 星くずを、たくさんふりかけた、星くずパンよ。」

チコたちは、大喜び!いそいで材料をそろえに走ります。

女の子は、一人思うのでした。
「ずっと、この子たちのそばにいよう。
 いつか巣立つ日が来るまでは、だれも寂しくないように。
 別れの日が来ても 笑顔で見送ってあげたいわ。」

「それが、ママ(わたし)のしあわせなの。」」

女の子は、目を閉じて、やわらかい光に包まれた
あの青い星を、想いました。
「でも、百年に一度くらいは、あの青い星に帰って
 パパの、自慢のおヒゲにさわりながら
 暖かいひざの上で、うとうとお昼寝したいわ。」

チコと女の子を載せた、ほうき星は 旅を
続けています。

今では、数え切れないほどの、たくさんの「家族」を載せ、
白く輝く尾をひいて、百年に一度、ふるさとの星に
立ち寄るといいます。

-おわり-

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