あきさんのゲーム・映画感想

プレイしたゲームや観た映画の感想をつらつらと述べるブログです。

Defend the Rook

2023-11-20 19:02:00 | Games


Defend the Rook

開発 One Up Plus
販売 Goblinz Publishing
国 オーストラリア


クリア感想
戦略性◎
マップ△
ビジュアル△
プレイアビリティ✕
コスパ△

 私は好きです。
 評価は辛めですけどw



 夫婦で作ってるインディーゲーム。私が個人的に注目しているフランスの【Goblinz Studio】が【Goblinz Publishing】として販売しているために購入しました。


 この【Goblinz Studio】のゲームはバグとかフリーズ多くて、技術的な意味では気持ちよくオススメできません。しかし【Goblinz Studio】はクセがあるんですけど、きちんとインディーしてて素晴らしいので好きなんです。オリジナリティあって良くホクホクしてます。

 【Goblinz Studio】が開発した【Legend of Keepers】も面白かったです。インディーってことを理解してるゲームを作るところですね。【Dungeon Rushers】もここの開発。


 で、今回の【Defend the Rook】はターン制のよくあるSRPGで、そこに運要素(ローグライク)をぶっこんだ感じでした。

 steamで簡単と言われてブチ切れたのかSwitch版では難易度高くなってるっぽいです。明らかにSteamでの難易度評価とは大きく違うので、昔の評価は参考になりません。購入検討時に他の評価を参考にしようとするのならご注意ください。


 具体的には回復手段が限られていて、章が変わっても回復しません。回復手段はレベルアップ(運次第)か魔法(運次第)です。しかしSteam評価ではステージクリア後に全回復する仕様であることが言及されています。


 推察するに、Steamで「簡単」「プレイする意味ある?w」と言われて夫婦がブチギレ、回復する仕様を消したようなのです。このために難易度がSteam評価より高くなってしまっているということです。もちろんブチギレ云々は冗談ですよー


 んで。
 だからと言って攻略しようとしても実際のところ味方はそこまで強くなく、そのためにトラップ中心の立ち回りとなることが多くなってしまっています。

 が、強めの運要素のためか、運が良ければラストまで大抵のモンスターをワンパンできるほどの無双系バランス崩壊型ゲームとなってしまっています。うん、大手ではできないゲームバランス。クセ強めのインディーですね。


 よく言えばSlay the Spireのタクティクスゲーム版でしょうか。悪く言えばバランス狂ってるインディーらしいタクティクスゲーム。

 マップは9×9。
 文字の大きさは英語はいいけど日本語だと小さいです。


 つまるところ。
 Defend the Rookはバランス崩壊型ローグライク系タクティクスSRPGで、ウケる人は限られるけれどハマればコスパ抜群の素晴らしいゲームとなりうる、一般ウケのしない下手したら開始5分でやめる可能性を秘めたピーキーな作品です。

 私は好きですけどねー。

追記

 ビルドに失敗して完全な状態ではないけれど、それでも強くなったキャラでテキトーにターゲットを合わせた状態のスクショ。フィールドの敵を一掃できる無双状態ですね。


 お手軽にプレイできるゲームですし、面白いから好きなんですけど、失敗した状態でも画像のよう一撃で敵を殲滅できるようになるのはさすがにバランス崩壊してますよねw

FORAGER

2023-11-18 11:11:30 | Games

FORAGER
開発 HopFrog
国 アルゼンチン

クリア感想
アクション △
戦略性 ◎
ビジュアル △
プレイアビリティ ◎
コスパ △


 ヴォイド探索の虚無感。実績66取ったし、いいでしょ......。ってことで、感想です。

 見下ろし型2Dマイクラ+2Dゼルダって感じのオマージュ作。評価は高いし、そら売れるだうろなぁって要素を詰めた内容ですね。



 うーん、まぁ、面白い。それは間違いないです。簡易版なマイクラ+ゼルダって感じで、「早々に近代化を進めて他の土地を買収し占領していく」ゲームですし、差別化もできています。



 Switchの処理能力で対応しきれていない過多な情報を入力している問題はありますが、マイクラより手軽にサクッと遊べるのはGOOD。

 カワイイ見た目に反して、プレイ自体は効率化しようとしてかなり忙しくなってしまうので、そのあたりは好き嫌いが出るかもしれません。もちろんのんびりプレイもできますよ。



 セールなら確実にお得な良作ですね。定価だと少しお高めかもしれませんが......

ブラックアダム

2023-11-14 21:28:06 | Movie


ブラックアダム

監督 ジャウム・コレット=セラ


 ネトフリで視聴。
 素晴らしく売れる要素しかないDC映画でした。

 迫力のあるアクション。誰もがわかるお約束の展開。ダークなスーパーヒーロー。筋肉。

 勝ったな(なお

 そうですねー。
 面白いですよ。
 展開も「そうなるだろうなぁ」の連続で、予想を外れることなくお約束をやり続け、誰もがわかりやすく盛り上がれる内容となっていました。

 ダークなスーパーヒーローは格好いいですし、筋肉もモリモリ。プロテイン文化なアメリカでウケること間違いなしの筋肉です。

 もちろんアクションも素晴らしく迫力がありましたし、スーパーマン的な表現があったりと、DCファンがたまらない内容となっています。

 が、なんていいますか、登場人物が良くわからないゆえに、その点がイマイチ盛り上がりにかけるんですよね。

 先に他のスーパーヒーローの映画を作っていればまた違った景色を観ることができたんじゃないかなぁと思いました。

 面白かったですよ。
 何も残らない、ピザとコーラ片手に観るのに最適な映画でした。

 ...... いえね。
 何も残らないと言ったのには理由がありまして。

 ネトフリでブラックアダム観たあとに、同じくネトフリで【頭文字D THE MOVIE】という香港映画を観てしまいましてね......。

 見事に脳破壊されちゃいまして、ほとんどブラックアダムの印象が残ってないんですよねw

 すごいですよ、頭文字D。
 頭文字Dなのに香港映画なんです。舞台は日本なんですけど、撮影は日本なんですけど、ちゃんと香港映画なんです。しかもキャストとして「インファナル・アフェア」に出ていた人が多くいます。


 そりゃ香港映画なんだからそりゃそうなんですけど、でもちゃんと頭文字Dなんですよ!

 奇跡!
 ファンタジーですよあれは!!

 ちょっと頭の処理が追いつかなくて休み休みに観ている途中なんですが、感動すら覚えましたよ。

 ぜひぜひ、頭文字D.......、じゃなかった。ブラックアダム面白かったので、暇なときにどうぞ〜。

なにが正解なんだろね

2023-11-14 06:33:14 | 日記
 うーん。
 なにが正解なんでしょうねぇ。

 夢に出てきたこの子。
 今は1歳2ヶ月なのですが、旦那の兄のお子さんなんですよね。

 でも兄夫婦は離婚やら別居やら、でも別れたくないならなんやらで、今は兄夫婦は離れて生活をしています。一緒に生活をしたいらしく、たまにあってるみたいですけど。けれどイロイロあったせいでお互いの親が結婚相手とその親を嫌い合ってるという地獄。



 んで、この子は旦那実家にいて、旦那兄と生活中。とはいえ義母も義父も体調のことや介護のことでいっぱいいっぱいなときがあるので、私が10日くらいたまにお邪魔して(飛行機+新幹線)この子の面倒をみる、と。

 うーん。
 この子のことを考えれば、安定した環境にいることがベストですから、論理的に言えば私たち夫婦のトコでのびのび育てたほうがこの子のためにはなるでしょう。

 別れないならばまた二人で住んでもらって、時間をかけて二人で折り合いをつけたり周囲の信頼を回復させていく、とかそんな感じだと思います。
 

 別れるのなら比較的話早いのですが、相手の親側が「◯◯したら育ててやる」なスタンスなので、やっぱりその場合でも私たちが育てたほうがのびのび育ちます。

 一方で私の場合は逆です。めちゃくちゃ甘やかします。チューしまくりのぎゅーぎゅーで、10日間の育児で私の胸の中で寝ることが日課になってたぐらいです。

 うーん。
 論理的な結論は出てるんですよね......。


 問題は、人間は感情の生き物だということです。

 ほぼ育児放棄しているとはいえ、それでもお母さんからしたら子どもを取られたと思うでしょう。お父さんもこの子を愛しているのはわかります。

 でも単純に、二人に能力がないのです。


 うーん。
 どこまで介入することが正しいのか......。

 なにが正解なんだろうなぁ。

Eastward

2023-11-13 19:07:00 | Games


Eastward
イーストワード

開発 Pixpil
販売 Chucklefish(ロンドン)
開発地 上海


クリア感想
アクション △
戦略性 △
ビジュアル ◎
プレイアビリティ ◎
コスパ ◯


 3人でスタートした開発が12人と増え、大きくなりながら作られたインディーゲーム。

 良ゲーですね。
 雰囲気が素晴らしく、ドットで描かれる美麗な景色や細部へこだわり抜かれたドット表現はそれだけでお金を払う価値があります。


 移動に便利なファストトラベル機能もあり、若干、移動の遅さが気になるところをキチンとカバーしています。

 プレイ時間もほどよく、ゲーム中のミニゲームである【大地の子】をやり込めばさらにコスパが良くなります。

 ミニゲームの【大地の子】はゲームボーイ時代のようなRPGで、シビアでローグライク要素もある、これだけで1つのゲームとして売れるような出来栄えとなっています。



 が、肝心の本編はいわゆるムービーゲーのような展開で、ムービーを流すところをドットで全て表現しているため、全体的に非常にテンポが悪いです。

 またドット演出のシーンが多く、メインである本編のゼルダライクなアクションのボリュームはそこそこな具合でした。





 難易度は基本的に高くありません。アクションが苦手な人は一部高い箇所があるかもしれませんが、回復アイテムが充実しているため、アクションが苦手な人でもクリア可能となっています。


 そのため、ゴリ押しが可能であり、アクション面に関して戦略性はありません。パズル要素も簡単なもので、ダンジョンが長いばかりで単調のように感じてしまう面があるのを否定できません。

 戦略性に関してはミニゲームの【大地の子】の方があり、ローグライク的RPGである【大地の子】のゲーム性は良かったです。

 全体的に日本サブカルチャーの影響が強く、至る箇所で元ネタを想起させるアイテムや展開と出会えます。


 ゲームとして綺麗にまとまっていますし、ライト層にウケる内容ですね。もちろんストーリーも良かったですよ。