おはようございます。
なんと言っても、アーチ型の部材が無いと話になりません。
最初は使い慣れたエポキシ樹脂を接着剤に使おうと思ったのですが、接着面積の多さと接着部分の多さに、所要量が多すぎてコスト的に無理と思いました。
因みに使った接着剤の量はフレームだけで、6Kgぐらいかな?
で、今回はじめての挑戦として水性ウレタン系の接着剤を使ってみました。
これは、集成材用の接着剤で特に耐水性に優れていて屋外での使用に耐える、らしいです。
使い勝手の感想は、思いのほか簡単で、しかも2液性ではあるけどエポキシのように厳密な混合比率でないと硬化しないという事も無いようです。
主剤と架橋材の2液を混ぜるのですが、FRP用ウレタン樹脂に対するパーメックみたいなもの、でしょうか?
可使時間が短いらしいのですが、乾燥して水分が抜けてから化学反応が始まるようで混合しただけでは、直ぐに固まる事も無いし、エポキシのようなヒートアップも存在しません。
ただし、あまり木工ボンドよりは遥かにマシですがエポキシのような充填性は無いようです。
で、木材に塗って乾くまでに圧締する必要があります。
この間、説明書によると15分との事、暑い時期に使ったけどもう少し余裕があります。
でも段取り良く準備しないと失敗します。
真夏以外ならもう少し、可使時間は延びると思います。
それと、接着剤の性状ですが、ほぼ木工ボンドです。
刷毛で塗ったのですが、水性なので水に漬けておけば固まる事も無く何度でも使用可能です。
以上、エポキシに比べると大変使い勝手は良いと思います。
で、接着剤の話はこのぐらいにして、まずは成型用の型が必要になります。
サイズは、内側2本は半径2mのU字型で、妻壁側は部材の厚み分半径が大きい形になります。
2×4材を敷き並べて固定枠を作り、中心から2mの位置にコマを木ネジで留めていって作りました。
固定は以前エポキシで積層成型材を作った時に、木ネジで型に部材を留めて作った事があって、出来上がった部材からちゃんと接着剤使っても、木ネジが抜ける事は確認していたので、コマに接着剤を塗った材料を直接ネジ止めで固定して作りました。