7月11日(日)
先月末、母が転んで怪我をしました。
今では傷も目立たなくなり、すっかり元気になりましたが、頭から転んでしまったため、顔中傷だらけ、膝も打ち切ってしまい、心配しました。
幸い、骨折などはなかったのですが、頭を打って脳震とうを起こしたということで、念のため、精密検査もしてもらいました。
結果、異常はなかったものの、「脳が萎縮していますが、年相応というところでしょう」と言われながら、普段見えない頭の中を見せてもらいました。
普通に元気に生活していても、私たちは誰しもが確実に老いの真っ只中にあるのですね。
そして、老いの辛さは、身体的なものだけでなく、精神的なものも大きいように思います。
6月は体調不良、からの怪我で、すっかり精神的にも弱っていた母ですが、門徒さん方からあたたかい励ましをいただき、大学生のEちゃんには病院へ連れて行ってもらい、みんなに支えられていることを実感したようでした。
「健康第一」とみんな言いますが、その健康は決して自分一人の力で維持出来ているものではなく、いろんなものの力で成り立っているものでした。