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 「峠道」を訪ねて Vol.4  『一関市千厩 花立峠と牛山峠、そして藤沢町 安道峠を再訪 』

2012年09月13日 | 職員日記
 前回、道を間違い確認のみに終わってしまった藤沢町の「安道峠」、荒れているようですが、気になって再訪しました。
 ルートは、道に溝ができていた藤沢側を避け、室根側から上ることとし、途中、一関市千厩の「花立峠」「牛山峠」経由で、「安道峠」へと向かいます。



 気仙沼街道(国道284号)を西に、室根過ぎの小梨駅の先で左に折れて2kmほど先に、長いゆったりと上り下りする「花立峠」があります。ほかの峠のように山を越えるという感じはありません。また、東側に並行して走る道に「牛山峠」があり、こちらも同様の峠であろうことが推測できます。



 「牛山峠」には小梨から東に向かい、広域農道を越して間もなく北に向かう道に折れます。2kmほど進むと長い上り坂が見え、ここが「牛山峠」となります。

 では、今回のメインである「安道峠」へと向かうことにしましょう。
 小梨から矢越へ抜け、本吉室根線(県道18号)を南下して津谷川小学校過ぎを右に折れ、前回ルートを誤った分岐まで車を進めます。

 

 分岐が見えてきました。
 前回は夕方に近いこともあって左手の道は薄暗く、砕石敷きの通行量が多い右のルートを辿ってしまいました。

 では、参りましょう。
 思っていたより道は走りやすく、どんどん高度も上がっていきいます。同時に斜面勾配もきつくなり、少し落石の箇所もあります。

 

 新たな分岐が見えてきました。
 地図の上からも、分岐右手の道の先が峠のはずです。

 分岐から砕石が敷かれてないような道となりますが、車が最近に通った跡がくっきり残っています。
 少し進むと、斜面はかなり荒れ、倒木が道を塞いでいるように見えます。



 しかし、この先で道が下っているように見え、確認すると、やはり道は下っています、ここが「安道峠」なのですね。

 峠の先の状態は良いようで、倒木が行く手を邪魔していますが、幅・高さは何とかクリアしそうです。



 両サイドそして上部の倒木にも注意しながら、車をゆっくりと進めます。
 クリアです。

 

 峠から下るにつれ、道は草木に覆われ、隠された路面はところどころ雨で流されていて、手探り状態で進みます。



 草丈が低くなってきたところで、道を倒木が塞いでいます。クリアあるのみ、枝のねもとでのバーストに気をつけ、慎重に倒木を乗り越えていきます。



 今度は、斜面から伸びた大きな枝がカーブの道の端まで完全に塞いでいます。
 路面から1.5mほどで枝が切断され、下をくぐり抜けるしかありません。突撃でーす。
 枝はフロントウィンドウを擦りはじめ、ルーフ、右窓などを容赦なく擦っていきます。とてもとても、いやな音でした。



 またまた倒木。道の上に覆い被さり、それほど時間は経っていないようです。
 しばし立ち止まり、倒木と路面との空間を確認します。
 スペースはギリギリ。でも何とか通過できそう、できるのでは・・。
 できるだけ接触を避けるルートを決めて、そろりそろりと倒木の下に潜り込みます。



 倒木の幹は直ぐ目の前、伸びた枝がルーフを擦り、サイドにも迫ります。
 クリアか ? ?  運転席からカメラだけ出して状況を確認、OK、OK。
 
 ほろわ湖が見え隠れし、出口は近くなってきています。
 同時に、道は雨でかなり流され、大きな溝が蛇行して走っています。スタックしないよう道取りしますが、ところどころで後輪が溝に引き込まれます。しかし、スタッドレスのエッジが効いてなんとかクリアしていきます。

 溝はどんどん大きく深くなり、残された道幅が半分もない地点に差し掛かりました。
 ここは、溝に引き込まれたら完全にアウトです。乗り切るための戦略を練ります。車を停車できる地点までのラインをしっかり見定め、少しバックしてスタートラインに立ち、一気に突っ切ります。
 左タイヤを谷側の法面に乗せ、大きく傾いた車体が転けないよう直線的にそして一定速度を保ち、息を殺して決めたラインをしっかり進みます。



 あと少しのところで後輪が溝にズレ始めましたが、なんとか予定地点に到着、ホッと一息。
 ふと前方を見ると道の広がりが見え、左手の林の先に道らしきが見えます。 
 道の広がりは紛れもなく、ほろわ湖周回道路との分岐。

 溝は続きますが、最大の難関は越したようです、もう大丈夫。
 通過した道をカメラに収めます、溝の深さは40cmを越すほどです。



 抜け出せましたよー、やりぃ (^_^)v。

 左手が「安道峠」から下ってきた道で、ここが周回道路との分岐です。

 緊張の連続のせいか、なんか、とても腹が空きました。
 ほろわ湖から藤沢、そして千厩小梨方面へと車を走らせ、昼飯としましょう。

(O.920)
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