Akatsuki庵

日々と向き合って

関西日帰り旅~前編 とりあえず京都へ

2021年06月03日 13時20分26秒 | 日帰り旅行・散歩

さる5月23日(日)、京阪神へ日帰りした。

本来ならゴールデンウィークに帰省するつもりで予約した新幹線と飛行機のチケット。

飛行機の方は手数料なしで変更、キャンセルができることになり、
新幹線も同様の扱いに。

航空券は最安値で買ったものなので、そのまま5月23日にスライドし、
新幹線は高い料金(=定価てか、EX会員の値段)だったので、キャンセルした上で
改めて5月23日の早朝(早特時間帯)の乗車券&特急券を買い直した。

なぜ、5月23日にしたかといえば、その日が京都市文化博物館で開催していた「承久の乱」展の最終日だったから。
前売り券は前回(3月半ば)に京都を訪れた際にバスチケットと一緒に金券屋で購入。

GWはあえなく臨時休館したので、それで帰省そのものを諦めた。
そして、思った。「がースーも『短期集中』って言ったから、連休明けには宣言も解除されるだろう」と思った。

しか~し、宣言は解除されず、そして展覧会も中止に。(T_T)

幸いなことに東京と違って、美術館すべてが一斉に休館したわけではなかったので、
「行けるところだけでも行っておこう」ということにした。
(たまたまただけど、ゲストハウス錺屋さんの解体工事のことも知ってしまったし)

かくて、始発ではないけど朝6時台に関東を出発する新幹線に乗った。

 今度こそ、新型車両(N700S)かなぁと思ったけど、ハズレ。

8時台に京都駅に到着。新町通りをテクテク北上。
五条通りの1本手前の通りから元・錺屋の脇に出た。

「あぁ~」。思わず、悲壮な声が出てしまった。
まだ母屋が残っていただけ、よかったのかも。(いや「よかった」という表現は的確ではないけれど)

シートの破れ目から中をのぞきこんだ。

  

解体って、本当にあっけないもの。
涙が出そうになった。

いつまでも立ち続けているわけにもいかないので、お別れを言ってから五条通りを西へ。
堀川通りを渡って、少し北上して「まるき製パン所」へ。

と、行列が出来ている~

 観光客というより、京都のちょっと離れた処の住民?

「食パンも売ってるのねぇ」と思いながら、あんパン、ピーナッツバター、アーモンドクリーム(いずれもコッペパン)をチョイス。
  これは昼食兼おやつ用。

堀川通に戻ったら、ちょうど9系統のバスが来たので乗って、堀川寺の内に出た。

茶道資料館開館5分前に到着。
扉が開くまで少し待った。

堀川通り、車の往来が珍しく少なかった。(さすが緊急事態宣言期間中)
ん? あれ、水の流れる音がけっこう聞こえる。
思わず振り返った。

 そっか、あの銀杏の下辺りに堀川は暗渠となって流れているんだ。

今出川通りの南側からは「堀川」は見えるけど、ここらは中央分離帯になっていて見えない。
見えなくても、バリバリの現役の河川なんだなぁ。。。と改めて思った。

 で、予約した「又玄斎一燈とその時代」展を鑑賞。

出品点数も少なく、30分くらいで鑑賞終了。(あ、まだ裏千家歴代の第8巻ちゃんと読んでない)

小川通へ出て、兜門を見物。

 この裏側が腰掛け待合になっているのかぁ。

 

兜門の由来となった「兜」のあたり、確かに表側からもちゃんと見える。

ここを潜ったのはもう十数年前のこと。
あの時は潜れることが幸運で緊張して、気持ちも高揚して、門の構造を気にする余裕なんてなかった。

惜しいことをした。向こう側もじっくり見物したい。
(真後ろの茶道会館の門に警備員がいたため、門の結界を跨ぐ勇気、私にはなかった)

そのまま小川通りから油小路通り伝いに南下して、今出川通りへ。

ここで少しバスを待つ。

どっちがいいかなぁと思いつつ、早く来た方のバスに乗り、ちょっと遠回りだったけど白川通り経由で東山三条へ。
(東天王町で「ここで下りれば野村美術館の後期展示~」とちらっと思ったけど、食指動かず乗り続けた)

後編に続く~


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