Akatsuki庵

後活(アトカツ)中!

桂離宮を見学(後編)

2016年11月24日 07時59分46秒 | 茶室
~前編から続く~

昨日、「桂離宮を一望できる場所がなかった~」と書いた。
 (まぁ、5年前に見た修学院離宮の印象が強すぎたせいもあるけどね~)

その代わり、建造物については桂離宮の方が印象に残った気がする。

私にとって、桂離宮といえば松琴亭の市松模様の襖。


思ったよりブルーの色が薄かったのにはビックリしたけど、これも貼り替えがあるという。
(一般に出回っている写真は貼り替え直後と思われる~)

そして、内部はよくわからないけど賞花亭と笑意軒は、名前だけはよく目にしたことがあって、
漢字の字面と音の響きだけはしっかり憶えている。

さて、続き。


松琴亭の前の船着き場が風流だなと思いながら、先へ進む。

写真は省略するけど、池の奥まったところの橋を渡るのが少し恐かった。
(ちなみに、写真撮影に夢中になって池に落ちてしまった見学者もいたらしい)

橋の後は山登り?


賞花亭は茶室というより、お茶屋。←花街のお茶屋じゃなく、ちょっとした休憩所みたいな感じ。


小高い場所の上にあっても、決して景色を一望できるわけではないのが意外だった。
(修学院離宮はこのポイントで絶景だったし)

下りてきたら、また橋。

(渡れない橋)

園林堂を経て、笑意軒へ。




おっしゃれ~

襖の取っ手もおしゃれ~(矢)


なんせ、向こうの窓のしたの意匠がね。


石畳もすごい。


月の燈籠もステキ。


そして、最後はメイン(母屋)の古書院。




桂川の氾濫に備えて高床式になっている。
桂離宮を代表する建造物でありながら、これもクリアに全体が見渡せない。


庭越しに内部を拝見し、向こう側を垣間見る。


最後に玄関を見た。

だいたい1時間くらい。

平日の午前9時ということもあり、圧倒的に70代前後の方が多かった。

修学院離宮の時も思ったけど、見るなら朝イチの回がおすすめ。

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