Akatsuki庵

日々と向き合って

桂離宮を見学(前編)

2016年11月23日 13時33分53秒 | 茶室
今、日本列島各地で紅葉が見ごろを迎えている。

もちろん、京都も。

そのせいか、テレビで修学院離宮や桂離宮の特集番組もよく流れている。

あ、そうそう。
先月に行って来ました。桂離宮。

紅葉、まだだったけど。

なぜか、自分でもわからないけど7月1日にダメ元で参観申し込みしたら
当たってしまって、わらわら~。

現地では写真撮りまくって、自分でだけでスライドショーをして楽しんでいた。

で、1ヶ月経って放送された番組と見比べながら復習したりして。
やっと「blogにもUpしてみるかぁ」という気になった次第。



まず、庭園への入り口からして聚楽壁だもんねぇ。


ぜったい手間暇がかかっている道だということはわかる。


わざと庭が見渡せないように生け垣を高くしている?


御幸道。

まず、外腰掛けから見学。(写真省略)

その先のアプローチが素晴らしい。(延べ段がっ)


池の向こうに松琴亭が見えてきた~


なだらかな丘を登るようび、足下も飛び石に。


池は「天橋立」が。


おぉ! 躙り口が。


水屋かな。それともアウトドアの点前座かな。



修学院離宮と比べて、茶室の要素を備えた建造物があるのが桂離宮の魅力。

ただ、blogに書くのを躊躇したのは、「これぞ桂離宮!」という全体を代表するような写真が撮れなかったこと。

ピンポイントではあるんだけど、一望できる風景がね。

ただ、これはこの離宮を造営した八条宮智仁親王の意図でもあるようだ。

わざと、どの場所からでも全体が一望できない設計にしている~という解説を聴いた。

なるほど。
悔しいけど、これがお公家さんの美学かぁ。

ほんと、今頃は紅葉がさかりで更に美しいだろうなぁ。

後編に続く~

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