その九十四「習ひをばちりあくたぞと思へかし書物は反古腰張にせよ」
点前を学ぶ際に書き取るのは必要。
でも覚えたら、書物は不要。
反古にして腰張にでもしなさい。
という意味。
「ちりあくたぞ」というところは「塵も積もれば山になる」的な意味?
習うことは山のようにあるから、いちいち書物に頼ってはきりがない。
ってかぁ
まぁ、確かに一理ある。
もっとも腰張にしたら、カンニングできちゃいそう
今でいう所のノートに相当するわけだけど、
こんなに苦労して、まとめたものを反古になんてできませーん
でも、頼りすぎて頭に体に馴染ませられないでいるのも事実。
次回の奥必稽古。
当日になって、ノート見るのでは既に遅い
早い段階で見てイメトレで体に覚えさせてみよっと。
点前を学ぶ際に書き取るのは必要。
でも覚えたら、書物は不要。
反古にして腰張にでもしなさい。
という意味。
「ちりあくたぞ」というところは「塵も積もれば山になる」的な意味?
習うことは山のようにあるから、いちいち書物に頼ってはきりがない。
ってかぁ
まぁ、確かに一理ある。
もっとも腰張にしたら、カンニングできちゃいそう
今でいう所のノートに相当するわけだけど、
こんなに苦労して、まとめたものを反古になんてできませーん
でも、頼りすぎて頭に体に馴染ませられないでいるのも事実。
次回の奥必稽古。
当日になって、ノート見るのでは既に遅い
早い段階で見てイメトレで体に覚えさせてみよっと。
時々勤払拭
ってことではないでしょうか
おじゃましました
「茶の湯とハ耳にてつたえ眼につたへ 心に伝へ一筆もなし」
「意を得て言を忘れ 理を悟りて教を遣るは 亦猶魚を得て筌を忘れ 兎を得て蹄を忘るがごとし」
と同じようなことでしょう
でしゃばりかも知れませんが、ちりあくたは漢字では「塵芥」と書きます。
国語辞典の定義には
(1)ちりとあくた。ごみ。じんかい。
(2)とるにたりないつまらないもの、値打ちのないもののたとえ。
この熟語自体、市役所のごみ収集課の行政文書くらいでしか見かけなくなりました。
利休百首を整理・記録化した玄々斎の時代は江戸末期。当時から点前所作をマニュアルに頼る危険を指摘していたんでしょうね。
「ちりあくた」の解説、ありがとうございます。
なるほど、意味がよくわかりました。
ワタシもノートを塵芥みたく思えるように稽古を重ねなくては、、、