６月６日 喫茶カッピー 「意外とボリュームあった、喫茶店メシ」

６月６日 喫茶カッピー
墨田区太平４‐１４‐１
３６２３‐２０７３

日替りランチＢ７００円＋大盛り１００円＝８００円

「意外とボリュームあった、喫茶店メシ」

食後にコーヒーを飲みたかったので、
今日は喫茶店のランチにした。

四ツ目通りに面した喫茶店だが、
これまで全くターゲットとは見ていなかった。
数日前たまたまここの前を通りかかった時に、
手書きのシュールなメニューが目についた。

今日の日替りはＡが鯖の煮つけ、Ｂは豚肉とねぎの玉子とじ。

店内に入ると、マスターが空いてる席を指示する。
サラリーマンはオヤジか、退屈な会話しかできない若手、
孤独なおばさん…といった客層。

店内のメニューには、焼肉ライス・カレーライス・ピラフ・
スパゲッティなどがあるみたいだが、
マスターは（ＡとＢの）どっちにします？と聞く。

ごはんの大盛りという応用だけは効くようだ。
マスターは几帳面らしく、店内の雑誌は
席からでもタイトルがわかるように棚に陳列している。
いわゆるマンガ本ばかりで、為になるような情報を得られそうなものは
置いていないようだ。

ランチＢのメインは、要するに開化丼の具。
豚肉の薄切りとタマネギを甘辛く煮てあり、玉子でとじてある。
平らな皿に盛ってあるのは、なんだか不便だ。

ごはんは、良心的にたっぷりのボリュームだ。
たいていの喫茶店の大盛りは追加代金を取っておきながら
それに見合っただけはないのが通例だが、
その点だけはこの店はエラい。

もやしの中華風サラダは、細切りのハム・キュウリを和えてある。
そろそろ冷し中華の季節だと思い出した。

新香は甘いたくあんの小振りなのが、二切れだけ。
修行僧のメシみたいだ。

味噌汁は、わかめたっぷりで器の半分くらいを占める。
ほかに具は賽の目に刻んだ豆腐。
メイン同様、伊賀の病院の点滴のように大量に作り置きの様子。

食後のコーヒーはホットを頼んだが、エスプレッソサイズ。
アートコーヒーの豆を仕入れしてるようだが、アメリカンな味。
隣りのサラリーマンのアイスコーヒーも、スモールサイズ。
缶コーヒーの方がマシだったみたいだ。

ごはん以外は、ちょっと期待できない店のようだ。