最近自分のブログ以外にも行きつけの?(笑)ブログがあり、たまにコメントを
書いてみたりしている。
このブログでも取り上げた写真家星野道夫(没後20年)を見てきてくれた
人がupしている動画がある。
アザラシの涙 と題された動画には まだ子供のアザラシが、親とはぐれて
懸命に鳴いている様子がある。自然のサイクルの中で淘汰されていく事が
地球の生物の宿命だとしても、親に巡り合えなけらばひとりのままでは
待つのは死。小さな雪庇なのに子供にとっては超えられないのだ。
スチール写真では ひたすらに可愛くて愛おしい姿に微笑みを感じるが、
動画では 子アザラシが鳴くと呼応して鳴き声が聴こえていて、果たして巡り
会えたのかどうかがとても気になった。撮影をしていたなら、片手でひょいと
持ち上げてあげたいし、撮影後にそうしているに違いないと思うしかない。
ドキュメンタリーの場合は 冷徹な意思がなければならないとおもうので、
そして綺麗ごとをいえば、そこではぐれたのかそもそも弱い個体で親が
見捨てたのか わからない。厳密なドキュメンタリーの概念で言えば、命が
尽きるまで 自然に任せるしかないと頭ではわかるのだが・・・。
そういば 20歳で召された我が家の白猫の美優も道の真ん中にいるところを
拾った。いつも通る道が工事中で迂回になり、そこで偶然見つけたのだ。
家には犬がいるので・・断腸の思いで道端に置いてみた。
ーごめんね 親猫が来るといいね と。
まだおしっこも出来ない片手に乗っかる猫、車を出そうとおいてきた場所を
みたらいない。どうしたんだろう?とドアを開けたら真下まで来ていた。
猫を飼うのは初めてだし・・どうしようと相談している間、助手席に置いておいたが
ーみゃぁーーーーと 最初で最後の大きな声で鳴いたので、めぐりあわせだよね
と我が家の一員になったのだった。
何度も書いているけれど 犬派とかネコ派で分けようとしている人間だが、
犬として育てたのだった。動物はなんでもかわいい。それでいいんじゃないかと
思う次第です。
一度も楚々をしたことがない、お風呂に入る、風呂だというと慌てて飛んできて
自分がピンとしっぽをたてて先導していく。
ちゃんとルールを子供の時から教えておくことが後々の為にもよいと思う。
言葉が通じないからこそ 心が通じるのだと思うけれど。
今は動物がいないので カメさんと遊んでいる。40年の付き合いだ