黒ガムテープは何かと役に立つ。なので、いたるところに黒ガムテープを貼っておいた。
三脚、梯子、カメラバック、などはもちろん、撮影が立て込む時はジーパンの太もも部分に貼っていた。
おんぼろスタジオで、撮影のラッシュが予想される時は、ストロボのヘッドから電源までの太い線を
予め動かさないライトでも、人がまたぐ可能性があるものは事前に床にテープで固定していたが、
12時間以上モデリングランプを付けていると、白トレが焼けてきてしまうこともあり、そういう時は
予備の白トレに変えて、念の為に黒ガムテープで固定するのだ。
レフ板の向きと角度などは、動いてしまう時もあるので目印にガムテープを貼っておく。
その他に、例えばペンタックスの67用のレンズフードは純正品では全然役に立たないので、
たまたまニコンの300mmF2・8のフードが程よい長さになるので、こういうのも黒ガムテープで
一応固定する。なぜ黒かというと、反射しにくいことと普通のガムテープのあの肌色よりは、ベタベタと
貼ってもばっちい感じがしないからだ。
ちなみにペンタの67の純正のアイキャップはそれを付けると、裏蓋が開かないというどえらく不便なもので
かといってそのままだと眼鏡のレンズの傷が増えるので、小さく切った黒ガムテープを貼っておいた。
ともかく、便利なひと品なのである。