アメリカの裁判で有名な事件などを取り上げていて、なかなか面白かった。
フジテレビにしては上出来な番組だったが、なんであんなにセットにお金をかけるのかなぁ~。
打ち切りになったほこ×たてもそうだった。
人間や世論が 犯人を作り出すこわさというものを感じるものもあって、にわかには思いだせないが
アメリカでは 大誤審 で無罪の人間が死刑になったことがある。
これもアパルトヘイトつまり 人種差別 人種蔑視が産んだ事態だった。
国家による殺人とまでいわれたが 同じ理由で、「冤罪だと正式に認めて謝罪と名誉の回復」を
アメリカが発表したのは 死刑後確か60年後だと思った。
日本では アメリカの陪審員方式を真似て 裁判員制度ができたが、高裁であっさり否定されるという
なんとも無駄な精度である。
アメリカも陪審員に対して 弁護人や検察が拒否することもできるので、例えば黒人の裁判では、
陪審員に黒人を入れようとするというような駆け引きが裁判前から始まるそうだ。
人が人を裁くことの難しさや 見た目で犯人だとされるなどというのも実際にあると聴く。
「自由の女神」も手を上げどうしで 時たま手を卸すのかもしれない