昨年の10月中旬の記事に何となく自分で予見したような記事がある。
実は昨年の１０月３１日の夜に、道路で頭から血を流しているところを見つけてくれた
人がいて１１９番通報してくれたそうだ。
その前後の意識がなくかつICUにいたそうだが、記憶の混濁と障害は１１月中旬以降も
あってなぜ病院にいるのか？が理解できないままだった。
この意識障害は１１月末になってようやく回復してきたが、ベッドからは車椅子で
移動しかも拘束バンドをつけられて同じフロア内だけしか許可されなかった。
入院生活は都合３か月に及んだ。
まさかの事態なのでお金はなくて、リハビリに行くとき通る売店でも買えるものが
１週間にジュース１本とかなんでやねん・・・というよりも病識があまりない
ままだった。１２月中旬に退院という一つの目標を知らされたのだが、当然
自宅に帰れるものだと思っていたがSW（ソーシャルワーカー）が最初に提案して
きたのは療養施設だった。それは嫌だといったところ、リハビリ専門病院への
転院となり、これも嫌だったが療養施設よりはましだんべということで、１２月
中旬に転院した。そこは一日の大半をリハビリをして過ごす病院のようなもの？で
最初は今更リハビリしても歳が歳だし・・それに炭酸禁止、同じくフロア移動禁止
のまま、唯一の違いは個室になったという点だ。拘束はなくなったが、夜は
ホンの数メートルのトイレへの移動を禁止されていて、靴を脱ぐところに加圧式
センサーを設置されていた。加圧式センサーとは体重などがかかると、自動的に
ナースコールを送るという仕組みで、ナースコールが入ると看護師の携帯がなる
もの。最初の数回はまじめに使っていたけれど、監視付きでトイレに行くのは
嫌なので、最初は片側から・・センサーを踏まずに、そんでもって仕組みをみたら
あっけなくオンオフのスイッチを見つけたので勝手にオフにしていた。
というようなちょい悪か自分はもうできるという想いがあったため、杖を使わないで
ナースステーションまで行こうとするとしこたまおこられ、ほかのフロアーで
たまたま見つけた電子ドラムを叩きに一人で行こうとエレベーターに乗ろうとすると
阻止され、１月になって外出訓練が始まると、その時々のPT OTに
コーラ買いたい！！ATMによりたい、ドラムを一人で叩きに行きたいっ！
郵便局に行きたいっといってはすべて阻止された。
嘘か真か、リーダーつまり責任者にが 建物内出入り禁止令をだしているといわ
れた。素行不良・・・らしい。１月末に退院が決まったのと、リハビリの成果を
感じたので１月になってからはまじめにリハビリをしていた。
何度か年末年始入院を経験をしているが、イブにもクリスマスにも、正月にも
特別なメニューがなかったのはここが初めてだった。
ここのSWにコーラ・・・というと退院したら好きなだけ朝昼晩飲んでいいけど
ここでは駄目の一言だった。んで、コーヒーなども飲み放題なんだからそれで
我慢せよとのこと。おいしくないコーヒーを一日７回ぐらいガムシロ 二つと
ミルク二つを入れてもらって飲んでいたらいつしか止めていたタバコを思い出して
吸いたくなったけれど・・・・・。
入院していてある程度自分で動けるとなると、時間をもてあますことが多い。
でもフロア移動禁止のままで退院したので入院していた階と外出した場所しか
わからない。
以前にこのブログに書いたかもしれないが生まれておぎゃあと産声をあげてしまって
後で後悔している人もいるのでは？人間は不完全なる生き物ゆえに順風満帆な
人生を送れるとは限らないということ。
このブログを書くのは半年ぶりだ。なんとか世に憚るということでしょう。
続くのだーぁー。半年書かないと書かなくてもいいのかもしれないけれど、
とりあえず生きていたのでごぜーやす
３－３
