正論ちゃう?正論webBlogトップページです。  嶌田法海華(Simada.Norika)

常識とは何?何気なく使う言葉の危うさ。噛みつき亀風味でもの申す。脱線ご容赦。あくまでもお馬鹿な私の私論です。最近ボケ気味

純愛(美奈子に魅せられて)   VOL26 プロポーズ リメイク版

2016年06月02日 22時09分49秒 | 交友録というか・・私が出会った人々

早速だが、奮発して確保したホテルのロイヤルスイートに美奈子を

案内した。本当ならば もっとはやく使いたかったのだ(高いので)

部屋に入ったら「きゃ~凄い部屋だねーこんな部屋をみるのは

テレビでくらいかもー。」と探検をはじめた。そういうところが天然

なのだ。今日ここで ちゃんとプロポーズをしようと決めていた。

「やっぱり 予想通り 1きゃぁ~がでたね。お泊りしたくなるでしょ」

「うん・・・。毎日ここに泊まれるの?毎日うれしいな~」

「毎日かぁーそれは自由だけど多分1か月で1500万払えば入れるかも

あーちなみに食費は別だなぁー、あとチップだのなんだのでまぁ2000万は

かかりそうだけど 美奈がお支払いいただければ いれますが・・。」

「そうなんだぁ~、高いけどそれなりの価値はありそうだねぇ~」

とここで ボーイがデザートとワインをもって来た。なぜかボトルが

1本増えているのでオーダーしていないよと伝えたら支配人からの

お心づけでございますとの返事で、メッセージカードが添えられていた。

簡単な祝福のメッセージが書かれていた。けれど、まだというか

これからプロポーズするのに・・振られるかもしれないし気が早いと

思ったが、「✖✖さんにありがとうと私が感謝していると伝えて

ください」と伝えてくれるように言っておいた。

「ミー、ワインとデザートが来たけど・・。」と声をかけたがどこに

行っているのか?返事がない。なので

「酒が来たよ」といったらすっとんできた。夜景が見れるところに相対して座った。

「そういえば、こういうデート初めてだよね・・。・夜景が綺麗だし

なんだかロマンチック・・・」

ちなみに私は やはりデザートもいらないので 美奈にあげた。

「じゃぁ、綺麗な夜景と美奈子にとりあえず乾杯!」勿論私は飲めないので

形ばかりではあるが・・・・・。

「デザートもおいしいよ。食べればいいのに・・あーんしてあげようか」

「いや、いいよ。まさか もう酔っぱらっているの?」

「まだまだ 普通だけど・・。でもさー まるでドラマのような

シチュエーションでテンション上がっているかも。」

「ミー、あのさー、飲み過ぎないでね。まじめな話をしたいと思うので良い?」

「・・・はぃ・・・ごめんなさい・・でもおいしい・・・ょ」(それは1894年のワインだし)

「あの・・さ・・いや、美奈子さん 僕の・・・生涯の、つ、(つ、まづいたなんちゃって筆者)

「僕と・・。」

「・・・はぃ・?・木刀ってなんの話?」

ここは人生の関ケ原 はっきりと意思を伝えまぇれならない。なので

「美奈子さん 僕と結婚してください。」

「オーマイゴット イェスイェスyes」(こら遊ぶな 筆者)」

「うそー私でいいの?もちろん答えは喜んでです なんか夢みたい」

「ちゃんとしたプロポーズをしようと思っていたのですが、指輪が今ないけど」

「冗談じゃないよね、ホントの話だよね。美奈子でいいの?」

「もちろん真剣に話している。返事を聞かせて」

「もちろん答えは はいです。・・うれしいです。こちらこそよろしく

お願いします。私でいいのね ありがとう・・。」

「僕には美奈子さんしかいない。結婚して必ず幸せにします。約束します。

最初にあったときに、なんといえばいいのか・・運命を変える人だと思った。

でも、声をかけることができなかった。もし、あの時に美奈が声をかけて

くれなかったら・・・今頃後悔していたと思うし、生涯独身で良いと思って

いたので・・声をかけてくれて感謝している」

「そうなんだぁ、美奈も一回だけ目が合った時に同じことを感じたの・・。

あーこの人が赤い糸の人だって。酔いに任せて声をかけたけれど、

本当は心臓がドキドキしていたの。でも、最初の頃は・・意外と寡黙なので、

カメラマンってもっとしゃべりまくる印象があったし、それにいろんな

タレントを写しているので美奈子が告ったから、傷つけないようにデート

してくれてるのかなぁ?と考えたり・・・。もっと可愛い人や綺麗な人も

沢山見てきたと思って・・・でも・・」

「そっかぁ~、なんていえばいいのか、仕事を大事にしてきたら、今は

仕事だらけでオフがない生活、仕事をしていないときというのは寝てるか

食事だけだから・・でもさーなかなか会えなかったけれど、ミーといる時は

等身大で何でも本音で話せた。不思議に素直になれる事に気が付いた」

「そっかぁ~。こんなに平凡な私でも役に立ったってことだよね。」

「平凡・・かぁ~、なんて云えばいいのかなぁ~、仕事を頂くという姿勢が

自分としては絶対にぶれてはいけないと思っていた。だけど毎日写真に関わり

オフがない生活を続けていたので、心は疲弊していた。それに気が付かせて

くれたのは 美奈 と付き合い始めてからなんだ。心がカチカチになっていた

ことに気が付いた。気が付かせてくれたんだ。だから・・普通にありのままの

自分をだしていいんだと・・。」あの手この手で笑わせてくれたのが美奈子だ

深夜の半端な時間にしか会えずにそれでも嫌な顔をせずに逢瀬につきあって

くれたのだった。長くて4時間が毎回のリミットで、普通のカップルのように

どこかに行ったり のんびり過ごしたりということはできなかったが、

結婚したら 少し仕事をセーブするようにするつもりだった。

「ありがとう 美奈子。二人で生活をはじめるのは1年半あとだけど。

待っていてください」

「うんうん、待っているから・・必ず。結婚してください。ありがとう。

なんだか、こんな気持ち初めてだから・・・涙がでてきたよぅ」

「ミーは瞳が大きいから・・・涙がこぼれそうでこぼれないけど。

もっと早くプロポーズするべきだった・・・度胸がなくてごめん。でも

明るくて楽しい家庭にしたいな。そこはミーに任せた。あと一つだえ

いえば さぁじいさんばあさんになってもおれはミーと添い遂げたい

と思っている」

 「気が早すぎだってばぁ それもさぁ はいかいいえ  の2択だと

思ったでしょ・でも3択もありなんだようってしってた?」                                                 

「それはン少し考えてお返事 しますっていうやち?」

「あてないで・・ほしかったけど・・・」

「でも悪いけど 即答でOKしてもらえなかったら 僕はあきらめるべきだと

思っていたので・・感謝です。芸がないけれど指切りしよう」

「うん」

「あ、あと一つ伝えなければならないことがあった」

「はい、美奈子はあなたの言うことなら何でもうけいれます」

「僕は 障害をもって生まれた。その当時は 障碍者として手帳をとるように

母は言われたそうだ。」

「えーそうなの?でも今の今まで気が付かないし・・。いわれてもピンとこない」

「僕さー、父親の話したことないでしょ。父方の親戚は、障害をもって

生まれたのは母がいけないと、言い放ち母を責めたらしい。だから成人に

なるまで5回は手術をしているし、成人してからも1回オペをした。

その時に、母からなぜ自分ばかりが手術しなければならないのか?を

話してくれた。それと父方の家系図も・・。歴史上の人物がいたり、誰でも

知っている会社がありその創業家のなかで 緒系男系男子は僕だけってことも

知った。大学を出たら、そういう選択肢もあるということだと思った。

でもね、だからこそ こいつらとはかかわらないと決めた。」

「そうなのね」

「だから 父はいないと思っている。わざと名乗り出れば、数年で要職。

そうせざるを得ない、だから、逆にいえば僕が家系図を終わらせることが

できるそれでいいということ。今の時代に創業家がどうのこうのって、

ないと思っていたけどやはりあるんだよね、もしさー僕がこだわったら

今頃はお坊ちゃまだけどね。だけど、母を罵倒した罪と罰を僕は許せない

というか許さないので。もし男の子が生まれたら・・・。」

「跡取りになるの?」

「そうかもしれないけれど、なにせ元貴族だし。」

「ええっ貴族。。。」

「まぁ早いけれど そんなことがある。で障害については、昔整形外科

しかなかったのだけど 形成外科という分野を作った先生が、施術してくれた。

実験台といえばいいのかいわゆる世界初症例 だから 成長するとどうなるのかも

先生もわからない。だけど、なんとかなったし、障がい者にならない、

障害に負けないで済んだみたいです」

「そうなんだ 美奈子をお母様尊敬するなぁ~。機会があったら合わせて

ね。」

「そうだね でも、今の話は言わないように。うちの親は崖から這い上がった

ライオンの子供をまた突き落とす 鬼のような母だといっているし、」

「えーなんで、それはひどいじゃない。幾ら何でもというか、なんでそうなるの」

「それは 親子だからだと思うけれど。言葉にしなくてもええんちゃうかと」

「そうだね 確かに。美奈も恥ずかしくて親に素直にありがとうって言っていない

ことがたくさんあるなー」

 

 

 

                

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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