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常識とは何?何気なく使う言葉の危うさ。噛みつき亀風味でもの申す。脱線ご容赦。あくまでもお馬鹿な私の私論です。最近ボケ気味

富士山とフィジカルグラフィティ

2013年06月22日 20時08分01秒 | 閑話休題・・・気の向くままに
富士山が世界遺産に登録された。富士山といえば・・沢山の話が出てくる。

元大学の山岳部の私だが、高校生の頃世界初のV型水冷エンジンを搭載したホンダのウイングというバイクで5合目に向かった。
ところがまだ寒い季節だったせいか、ラジエーターが冷えすぎてしまいエンストばかりしていた。このホンダのウイングは松田優作と同じである。(こればかり書いているけれど)
なので、新聞紙でラジエーターが冷えないようにしてかろうじて5合目の駐車場についた。
5合目から山頂を見渡せば、山頂はみえなくて、ただつまんねぇなぁと感じただけだ。
どこで山岳部と結びつくのかといえば、せめて少しでも登ってみるかとえっちらこっちらと
バイク用のシューズで登りだした。
傾斜自体はとても緩やかだったので、ひょいひょい登りだしたのだが、6合目あたりで、
雪渓に行く手を阻まれてしまった。
どうみても、戻るしかないのだが、ほんの10m雪を横断すればまだ上にいけそうだった。
雪は硬かったがつるっと滑るようでもなかった。
なので、最初の数メートルは慎重だったが「これならいける」と思ったと同時に、
あっという間に5合目付近まで滑り台をした。
ほんの数秒間いや十数秒だったか・・・・。雪の切れ目の岩肌に突っ込んでしまいました。
この雪の山肌を横断することが危険行為だと身にしみて感じた次第で、
それでなくても寒いのに冷たい視線を浴びたような記憶がある。
寒冷前線?そう、、富士山測候所の建設秘話など山岳小説を多く手がけた新田次郎(作家
故人)の小説の中にも富士山の冬はアルピニストが訓練をしたり、
山岳部の冬山訓練で死亡者がでたりする過酷な環境だというのを思い出した。
独立峰がゆえに遮るものがなく、一人が滑落すると芋ずるしきに滑り出しピッケルなんて役に立たないのがわかった。

  (つづく 疲

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