WIND 「blog」STATION

徳島県の手話サークル「藍話サークル」の情報を含め、ちょっとだけ「聞こえ」にこだわったブログです

「尊厳」か「安楽」か・・

2006-03-25 20:37:19 | けろの「もっと」思いつき日記
外科医が申し出「呼吸器外したい」 射水市民病院 (朝日新聞) - goo ニュース

富山県の病院で、50歳代から90歳代の7人の患者に対し、
男性医師の行なった「人工呼吸器」の取り外しに
「不審」な点があるとして、富山県警が捜査を始めていることが明らかに
なりました。

つまりは、この医師が取った措置が、「安楽死」ではないか?と
言う事なんですが・・・

「尊厳死」という言葉もあります。一回整理しておきましょう。

基本的には「自分が『延命措置』を断っているかいないか」って言う事で
「安楽」か「尊厳」か分かれると言われています。

また、事前に医師との間で、重篤な状態に陥った際に、
どこまで治療をして欲しいか
例えば、人工呼吸器や、心肺蘇生の措置をどうするか。などを
本人の意思が明らかである状態のときに
医師と相談して決めると言う方法もあります。

「安楽死」については、医療上「耐え難い苦痛」などによって
それらを取り除く「緊急避難措置」として
認められているケースもありますが、
もちろんそのハードルは高いわけです。

もちろん、こうした措置・・
つまりは「命を救うべき医師」が、「命を絶つ行為」を
「治療として」行なってもいいのか?と言う議論もあるわけで・・

いずれにせよ、慎重な捜査をお願いします。




コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「個人情報」 | トップ | 楽器の次は・・「ウイスキー... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

けろの「もっと」思いつき日記」カテゴリの最新記事