日本で、起業がきわめて少ない理由。それは、「ビジネス・インキュベーション」が、ほとんど無いということです。または、あっても使い勝手が悪いということ。米国では、事業立上後にも対応しているが、日本では、ほとんど立上までのサポート。また、そのミッションが、米国では「雇用の創出」や「地域経済の活性化」にあるのにたいして、日本では「お上(政府)から降りてきた仕事の一つ」という意味合いで、ミッション性は低いようです。
このインキュベーションは、「孵化」という意味の英語。いわば「事業の卵」は、周りから温かく護られて、初めて「ヒヨコ」になる。そんなイメージでしょうか。つまり、起業にむけて動いている人(プレ)や、すでに起業した人たち(ポスト)を、ノウハウ面から設備・資金までもバックアップしていく、そんな役割を負った「専門家」が、それを担い温めて育ててくれるということです。「知名度が無く」「きわめて零細な」「信用度も低い」、そんな脆弱ともいえる「コミュニティ・ビジネス」では是非ともほしいですね。
アメリカでは、この動きは活発だといいます。全米で2000位の団体・組織があり、ありとあらゆる支援をおこなっているというデータがあります。ミッションに示されたように「雇用創出」という面からも、この仕組みは支えられているわけですから、その意味するところは大きい。日本よりも相当以前から「経済の自由化」を唱えた米国政府。中小の小売店は、まったく街から姿を消しました。結果、大手企業に雇用されるしか道はなく、しかも大手企業同士も徹底した競争原理のなかで鎬をけずっている。これでは、雇用は安定しません。そこで、この逆の流れ、セーフティネットをつくろうというところなのでしょう。
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「六角経営」を考え、一晩頭を寝かせてみました。
でてきた答えが「口コミ」マーケッティング。
これが最も有効な戦略じゃないかと。
もう一度、六角経営の柱をみると、次の6つのポイントに
なりますね。
1)有名化作戦
2)絞込み作戦
3)感動演出作戦
4)集客作戦
5)新商品開発作戦
6)心理作戦
これと、「口コミ」との関係性をそれぞれみていきましょう。
事例としては、近所にできた「インド料理店S(以下:S店)」です。
このS店、店を作っているところから見ていましたが、すぐに潰れるんじゃないかと思いました。
たいへん失礼な話しなんですけどね。
理由は、「場所」と「店のつくり」。立地が悪いうえに、外装・内装も大したことがない。そんな感じでしたね。
でも、1年たった今、家の妻・子供も知ってますし、近所では、けっこう有名みたいなんです。けっこう繁盛していますね。
じゃあ、なんでか!です。
よく見ると、六角経営のすべての要素がきちんと入ってました。
以下、それをみていきましょう。 . . . 本文を読む
ご案内した「起業プレゼン」のフォーマットで、この「利益を
出す」という視点が十分ではない!という指摘が、学生時代からの友人からありました。
なるほど、まさにその通りですね。
いろいろと、的確なアドバイスありがとうございます。
そこで、今回はこの「利益をだす仕組み」について考えてみます。
利益をだす仕組みといえば、
名物社長にして、各地で講演をされている「木越和夫」さんの「六角経営」理論があります。木越さんといえば、お箸を1店舗と通販だけで年商数億円も売上げる商人。しかし、子どもの頃の木越さんは、完全な落ちこぼれだったといいます。「ひきこもり」や劣等感の固まり。就職にも失敗した木越さんでしたが、そこから見事に立ち上がったという方。現場での失敗にもめげずに挑戦をつづけ、成功の法則を獲得していったといいます。この木越さんの理論のエッセンスを引っこ抜いて「フォーマット」化してみましょう。
「六角経営」理論
利益をあげるには、六ツの視点が必要だということですね。
1)有名化作戦
2)絞込み作戦
3)感動演出作戦
4)集客作戦
5)新商品開発作戦
6)心理作戦
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昨日、げんき大学の学友・吉川さんと快談。大変よい情報をいただきました。それを今日はご紹介しましょう。 本日おこなわれた「不登校と、ひきこもり」の講座です。私の目標とする「作文・文章教室」とは、すこし違ってはいますが、これも頭にいれておくべきことだと思い参加してみました。 講師は、藤崎育子さん。この藤崎さんは、現場の第一線で、この「不登校・ひきこもり」問題に長年取り組まれておられた方。話しは、たいへん具体的で、なおかつ効果的な方法を実践されておられました。頭がさがる思いで、話しに聞きいった次第です。 最近はテレビ報道で、すっかりお馴染みの「財務副大臣・五十嵐文彦議員」。その五十嵐議員が主催する「耕雲塾」での勉強会でした。ここで、議員とは旧知の間柄の藤崎育子さんを講師で招き、講演の運びとなったわけです。 . . . 本文を読む
講師の百田さんより、ロジックツリーで考えてください!のご指摘。 さっそく創業・起業プレゼンでの「ロジック・ツリー」シンキング方法を考えてみました。それが、以下の図です。 利点が「8個」になりますね。 プレゼンでは、この「ロジックツリー思考」がないと、自分の言いたい事・思い・考えが伝わらない!というのはまったくその通りだと思います。 ほとんどの方が、次の「創業・起業プレゼン」に向けてPPT資料を作成されたとは思いますが、もう一度モレやダブリが無いか!説明は的確か!などをみるため、利用してみてください。 . . . 本文を読む
5分プレゼン攻略法 - 創業(起業)プレゼン・フォーマット
一度、プレゼンをやってみて分かったことがあります。
それは、「5分プレゼン」は、「プレゼン」全体のなかでも、
また別の視点が必要だということ。
ポイントを列記しましょう!
1、パワーポイントでスライドを作ったとしても、すべての
項目を説明する必要はない!
「これは、こんな感じで、ポイントはココ!」こんなザックリ
した説明でいいでしょう。
2、そうです。もっとも重要な部分だけを述べるだけにする
ということです。
3、ただし、ポイントとなるスライドの3~5枚は、40秒50秒かけて話しましょう。
前回つくった「プレゼン・フォーマット」。これ、最初に「イントロ」で「把みをとる」ことを書きましたが、それは時間的に無理ですね。ここは、飛ばしてよいでしょう。
そうなると、新たに「5分プレゼン・フォーマット」が必要になります!
それと、前回ぼやけていた部分がありましたので、それも項目に加えて新たに作り直しました。それが以下です。
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今日の私の「プレ・プレゼン」、サッカーでいえば、ワールドカップでPKをはずした「駒野」でした。自分ながら、なんとも雑な「プレ・プレゼン」をしてしまったと、恥てます。プレゼン内容も、まとまりがないというか!よく絞りこまれてはいなかったですね。 と、反省はここまで。良いこともありますね。小道具をつかった「笑い」の仕掛け。これ、今回の狙いの一つだったんですよ。まさか!掛時計をもってきて時間を計るとは誰も想像だにしなかったでしょう。プレゼンやスピーチで笑いをとる。これが最近のテーマの一つですから。とにかく、カミサンにはこの笑いで、いつも全戦全敗のありさま。相手は、「天然流」ですから、太刀打ちができるはずもないんですが。しかし、負けてばかりいられない!それで、常に「笑い」をつくろうと考えた次第でして、、、。 さて、今日のプレゼン。内容はさて置き、問題は「ドッグワード」でした。講師・百田さんの指摘をまつまでも無く、あまりに多かったようですね。耳障りなうえに、よい印象はあたえません。しかも自信が無いようにみえますよね。ただ、安心してよいのは、講師やプレゼンをする人で「ドッグワード」を発しない人はかなり少数だということ。でもそうはいっても、無くすべきことであることは、変わりませんね。 で、早速web検索してみますと、どうして「ドッグワード」を発するのか!が書かれたサイトがありました。紹介しましょう。私としては、これを徹底的に頭にいれて次回は起死回生をはかるつもりです。(心の叫び⇒「でも、ほんとに出来るのかなあ!!!」) . . . 本文を読む
コミュニティビジネスにおける「学習する組織」について
NHKの無縁社会だけでなく、「いじめ」や、「児童虐待」などの、現代社会のありとあらゆる諸問題。これは、この「学習する組織」という考え方で、解決できるようですね。
一般企業や行政のみならず、CB・NPO・ボランティア団体などでも必要とされる視点のようです。この「学習する組織」という理論は、ピーター・センゲをぬきには語れないとされてます。クリス・アージリスとドナルド・シェーンの理論を、発展・進化しさらに広めた功績は大きいようです。
1990年に刊行された、その著書『最強組織の法則』は、世界に衝撃をあたえたました。市場経済のなかでは、生き残ることが要求されます。しかし、生き残りだけでは、行き詰ることになります。なぜなら、環境問題は待ったなしの状況であるし、金融化された世界情勢が「経済悪化」という追い討ちをかけるからです。もはや、一国・一企業・一個人では問題は解決しません。国・地方行政・民間企業・個人も、それぞれの問題が山積されているという状況。これに立ち向かうには、別の視点がどうしても必要でした。この「学習する組織」論は、これにきわめてマッチした考えということだろうと思います。 . . . 本文を読む
いよいよ元気大学も大詰めとなっています。来週と再来週で、「事業プレゼン」。しかも、今回のプレゼンは、全員がパワーポイント(パワポ)でおこなうとの事です。
そこで、簡単に「フォーマット」を作ってみました。もっとも注意すべき点ははじめから「パワポ」で作るな!です。紙ベースでいくのがいいのですよ。
カフェや、リビングでコーヒーでも啜りながら考えましょう。で、出来たものをパワポに載せていけば出来上がりです。
パワポは、ワードなどの文章ソフトができれば、すぐに出来ます。違いは、表示する順に「スライド」で作成することぐらい。1ページ目、2ページ目をスライドの1、2、3、・・・の順に書いていくだけです。
フォーマットは以下。
パワポ企画書について、たいへん参考になる記事は以下です。“通る企画書”が10分で完成!マイクロソフト社員直伝“パワポ”7つの極意
ご質問などがあれば、メーリングリストで、どうぞ。 . . . 本文を読む
取り組んでいる課題(CB)にとって、興味深い番組を見つけましたので紹介します。それは、いま放送大学(TV)で提供されているものです。これは、いいと思ったのが、以下の2つ。「生涯学習の理論と実践('10)」と、 「コミュニティ教育論('10)」です。「生涯学習」の方が、火曜日の24時30分~25時15分「コミュニティ教育」が、水曜日の23時45分から24時30分、それぞれ45分の枠で放送されています。この時間、翌日早朝の仕事がなければ、結構みれますね。また、録画してもいいのではないでしょうか。全15回で、今週で6回目でした。もう4割ほどが終わってしまいましたが、残り半分以上ありますので未だ未だ見れます。実は、ようやく家では「地デジ化」しました。「テレビ2台」プラス「ブルーレイ録画機」の購入。「大蔵省」である家計の関係上、自分でアンテナ・ブースター諸機器は取り付けまして大変でしたが、大画面と画質は最高ですね。それと、「地デジ」の意味が分からなかったですが、番組表が見れるというのが本当にありがたい。皆さんは、とっくにご存知だったと思いますが、これは便利な機能です。webでも放送大学で何がやっているかを見れたにもかかわらず、無関心でした。でも、食事をしながらも番組表が簡単に見れますので、あらためて頷いた次第です。しかも、放送大学はこれから全国にむけて「地デジ化」するとの事。しかし当地狭山では試験放送しているので、先駆けて見れるというわけです。 . . . 本文を読む