卓球備忘録(本家)

13年のブランクを取り戻しつつ運動不足解消を目指していたが、再びブランク期間に突入して早11年。

国体2次選考会:パッション現る?

2006-07-09 16:51:01 | 卓球備忘録

今日は国体2次選考会に行ってきました(出場ではなく観戦のために会場へ入場です)。
少年・成年とも県内トップクラスの選手が集結しています。おまけにリーグ戦なので見応えのある試合が多く見ることが出来るので楽しみです。
どちらかというと一部の選手だけのための大会なので観客席は閑散としていました。せっかくハイレベルな試合目白押しなのに何か勿体無いなあ。

全国的には有名な選手は少ないかも知れませんが自分にとっては充分過ぎるお手本の数々です。
今日のお目当て選手は3名(成年男子は7人の総当りリーグ戦)
 1.Ma選手(Z):中ペン前陣攻守、裏+裏、いぶし銀の卓球スタイル、1次選考会4位
 2.Mi選手(Uクラブ):シェーク攻撃、裏+表、元T波大のエース、1次選考会8位
 3.N選手(W大):シェーク攻撃、裏+裏(たぶん)、1次選考会1位

ちょっと遅れて会場に着いたら既に第1試合開始後でMi選手vsN選手が対戦していました。

(N選手(左)対Mi選手)

試合の方は3セット目の途中でセットは2-0でMi選手リード。このセットはN選手が取るものの結局3-1でMi選手の勝利。
この前の1次選考会ではN選手が8選手中1位、Mi選手が8位だったのでMi選手が雪辱を果たしたことになります。
結局N選手はこの後更に2連敗していたのでどうも調子が悪いようでした。
Mi選手は1勝1敗の後の3試合目途中から足を引きずっていました(表情も辛そうだった)。
やはり大学卒業後第一線を退き練習量が不足しているのでしょう(自分も人のことは言えませんが)。
何とか頑張ってプレーしていましたがその後数試合続けて競り負けていたので少し厳しい内容でした。

Ma選手は2試合目からの登場。対戦相手は同じようなタイプのNi選手(S工大、1次選考会2位)です。

(Ma選手(手前)対Ni選手)

試合は3-1でMa選手が勝利。内容的には終始無難な試合運びだったと思います。
以前初めてMa選手の試合を見たときはイボ高使ってんのかな?と思わせるようなプレースタイルだったのですが、よくみたら裏ソフトでした。
全然弾まないラバーのようで(そういう打ち方なのかもしれないが)とにかく前陣で堅い守りが印象的です。
派手な打ち合いを得意とする大学生や高校生の若手相手だと試合内容が押され気味に見えるのですが、とにかくMa選手は守りまくってそのうちに相手が自滅してしまいます。
またフォアハンドの強烈なループドライブは相手が体勢充分でリターンしてもことごとくオーバーミスしてしまいます。これはそこいらの若僧には中々真似出来ない技だと思います。
自分とはプレースタイルが全然違うのですが、オヤジ卓球スタイルの確立を目標としている自分にはMa選手の試合運びはとても考えさせられるものがあります。

その他に印象的だったのがO選手(K学院大、1次選考会7位)。
打球時に「んーーー!」と発声するのが特徴。ラリーが続くと「んーーー!」「んーーー!」「んーーー!」と連呼しているので思わず「エブリバディパッション!」を思い出して一人でウケてしまいました。

(エブリバディパッション?)

(O選手、パッション屋良さん勝手にすみません)
私が観客席でニヤニヤしているのを尻目にO選手は着々と勝ち星を重ねていました。

時間の都合で全ての試合を見ることが出来ませんでしたが、途中までMa選手が3連勝して1歩リードしていたものの途中で負けてリーグ全勝の選手がいなくなったので混戦模様でした。
最終的には今回の試合結果で国体代表が内定することでしょう。

成年の部と少年の部の試合を同時進行で見ているとプレースタイルの違いが顕著でした(プレースタイルの境界線は大学生の辺り)。
やっぱり若いとフットワークが軽快で羨ましいです。それでも立ちはだかる一般レベルの「壁」、オヤジ卓球恐るべし。

コメント
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