愛猫ダイオ物語

愛猫ダイオの猫生を綴った『ダイオ編』は終了し、現在は『ニャキエ編』を更新しています。

終章その7。ダイオちゃん、お薬の経口投与を頑張る。

2017-04-06 15:23:55 | 日記
こんにちは。
おかあにゃんです。

2017年3月17日金曜日の看病ノートです。

4:30 呼吸、1分間につき56回。

8:30 呼吸 47/min とても浅く小さな呼吸。
   水鉢から水を飲もうとするが、呼吸が苦しくて飲めない。

   ベトメディンを水で溶いてシリンジで経口投与した。

12:00頃 シリンジで水を投与。

12:30 おしっこ 85グラム。

14:00 呼吸 49/min 水鉢に自力で口をつける。

14:15 自力で水を飲もうとする。シリンジは嫌がる。

14:30 つめとぎ

16:00 呼吸 38/min

18:30 呼吸 40/min 体重3.23kg

20:30 ベラストリン、ベトメディン、経口投与。
    吐き気どめ薬セレニア入り皮下補液、130ml。

21:00 おしっこ 85グラム。うんち1粒。少しゆるくなった。


ダイオは猫トイレの前のベッドから時々這い出しては、私に抱いて連れ戻されるのを繰り返していました。

酸素マスク↓



に、口を近づけて伏せの姿勢で横たわっているものの、意識が薄らいでいる瞬間がありました。

吐き気どめ薬セレニアの効力で吐き気はかなり弱まっていました。

呼吸も1分間の回数が落ち着いてきたので、経口薬のベラストリンとベトメディンを与えようとしましたが、お水を飲んでいないため、ダイオのお口の中がねばついてしまっていて、お薬がうまく喉の奥へと入りません。

そこでシリンジでお水を与えたり、朝はベトメディンを乳鉢で粉にして水で溶かしたものをシリンジでダイオに与えました。

猫にシリンジでお水やお薬、ミルクなどを与える時に、誤嚥(ごえん。気管に誤って物が入ってしまうこと)を防ぐ必要があります。

誤嚥を防ぐ方法として、獣医師の先生から、「猫の顔を水平より下の姿勢になるように保定し、唇に沿わせるようにシリンジを口に差し込む。猫の顔を上に向けた状態でやってはダメ」と教わりました。

この方法で2.5ミリリットル用シリンジや1ミリリットル用シリンジを使って、ダイオにお水とお薬をのませました。

しかし実は、ダイオはシリンジで液体を飲むのが大嫌い❗️

だったので、お水は様子を見ながら、あまり嫌がるようならやめて、お薬はえいやっと入れてしまうようにしていました。

体重がガクンガクンと減っていき、この日、最低記録3.23kgとなりました。

撫でていても、背骨がかなりゴツゴツと手にあたるようになり、ダイオが小さくなっていくのを感じました。

それでも私は絶えずダイオを撫でさすり続けました。

夜、うんちをした時、ダイオはうんちの時も気丈にも猫トイレに駆け込んで力みました。おしりを持ち上げる、しゃがむ姿勢がとれなくて、座る姿勢でうんちをしたため、おしりにうんちがついてしまったので、私はすかさずティッシュでうんちを取って、おしりを拭いてあげました。

おしりを拭いてあげている間、ダイオは機嫌の良い時にするように、尻尾をぴくぴくと小さく振っていました。

その姿はたまらなく愛おしかったです。