龍の御歳後:徒然の記

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有名病院と名医

2016-10-02 16:22:32 | 日記
ご存じの方も多いと思いますが、有名病院には当然、名医と言う方が多いです。
ただ、当然、藪もいる。
自分で、確認することが必要で、きちんと病気のことを自分で調べる必要があります。
北野武が、医学書を読めば自分も平均的な医者はできる、と言ってましたが、事実です。
有名な病院、有名な医師。しかし、有名な医師はマスコミに顔をだし、名前が知られているだけの方も少なくはありません。
臨床と基礎医学のはざまで研究ばかりやっていて、突然、臨床教授になる方も帝国大学を中心として多いわけです。
昨日まで、ネズミの首を折って実験ばかりしていた人が、突然、臨床教室の教授になる。
これはもう絶望的です。現在はかなり少なくなっていますが、歴然としてそういう方々がまだ生き残っているのです。
月曜日から金曜日にかけ、午前、午後に分けると10コマの診療単位があるものの、藪過ぎて、1コマしか外来に出してもらえないという有名教授もいます。
公用で忙しいからとか、休診をするとかするわけではありません。1コマしか、偉すぎる方々を対象にしたときしか、任せることができないのです。
当然、ほんまものの、やばい状態にあれば、下の先生方が助けに来る。

名医というのは、患者さんとの相性から始まります。患者さんの顔を見ることなく診療する医者に名医などいるわけがありません。
うぬぼれか幻想です。


東大の教授はいまやその学会の理事長を担っているわけですが、5年前、極めて単純な、素人でもわかる事態に、その病気っつてどうなっているのですか、
と頭から湯気を出して質問していました。(かの薬害エイズを醸し出した、某教授の学会での姿とイメージがダブってきました)
あまりに低レベルなな質問だったので、周りの皆が冗談だろうと相手にもしなかったわけです。そうすると益々熱くなって、
私がこんなに質問しているのにどうして誰も答えてくれないのだと喚きたてる。
そんなのその辺の本を読めばなんぼでも書いてある。ただ、こうした頭の良い人は、本を読まないで、学会、研究会で人から聞いた知識で武装する。
そんな彼も、今や論文ねつ造で、土俵際に追い込まれている。乗り切れるか。
分子医学の教授は土俵をわった。循環器の教授は、一番質が悪かったと思うのだが、逃げ切った。(何事もなかったかのように、爽やかな雰囲気で活動しています。
このような方を世間では、大物と呼ぶらしい。確かに。角栄から小物との烙印を押されたものとしては、根性が違うと認めざるを得ないのですが。誠に残念。根性なし)
今度の彼も、循環器の教授のように禄でもない人物だったけれど、逃げ切れるか。
彼のような教授がいる限り、東大解体論は現実味を帯びた要求となるのだ。

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