龍の御歳後:徒然の記

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、、、からの人、、、までの人、、、だけの人

2019-04-13 09:51:57 | 日記
これは何にでも使えますし、また、自己反省の手段にもなります。
ネットで、記事を流し読みしていたら、最も卑近な例である、東大合格者の記事がありました。
①東大合格からの人→天才(東大に進学した高校の先輩である秀才は、高3の時、ドイツ語を勉強していて、教師を驚かせたそうですが、このレベルだと6-7か国語を学んでいる人は結構います)
②東大合格までの人→能才(一般的東大卒)
③東大合格だけの人→この方のことが書いてありました。田舎では神童と言われたものの、入学したら田舎出身は孤立無援。授業が始まったら、付いて行くのも大変。当然、待ってくれないですから。単位取得のために誰もとらない古典をとったら、これまた難しい。人には知られていないものの、万葉集はすべて暗記していて、万葉集の資料を風呂敷に入れて大学と家の往復だけで生活していると言う奇妙な先生方が、この大学にはそれなりにいらっしゃいます。文1なので一念発起して司法試験に挑戦。弁護士にになって、何年かしたら地元の市長にでもなろうかしら、と考えたらしい。昔に比べれば司法試験もかなり易しくなったし、東大の人は大半が大学のうちに合格する人も多いが、やはり日本で1番難しい資格試験なのは変わらない。(山尾志桜里さんは7回かかったようですし、私の田舎の大秀才も2回の受験失敗であきらめて、昔の労働省の官僚になりました)ところが、通らない。現在、30歳。予備校の講師を続けながら受験しているようですが、現在は回数制限があるからかなり難しいでしょう。多分、予備校講師で収まります。

私も、田舎者としてはまずまずのpositionまで行きました。しかし、なったpositionは権威あるものでしたが、自らには荷が重く結構苦労しました。(本質的に気合と覚悟、プライドの無い人はposition上がると負担です)前任者2人は、からの方々であり、私はまでのひとでした。私の後を継いだのは、だけの人でさらに大変な事態になっています。私も定年になってしまいましたが、今度は何とか定年してからの人になりたいと思っています。ただ、なかなか根気が続きませんが。若いころに読めなかったカントやデカルト、やりたかったイタリア語なんかを始めていますが、なかなか進まない。まあ、残された人生を考えると、とても完成することはありそうにないですが、趣味はそんなものと気楽にやりたいと続けて行きます。水泳も再開です。


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