タイダな日々

つれづれなる思いを時に熱く、時には真面目に語るつもりですがギャグ体質がどう出るか

PRIDEの星

2005-06-27 00:39:59 | プロレス・格闘技
梅雨明けの中休み、異常に暑い日が続く。
(「寒がり体質」のオイラは夏の方がいいけど、いきなり暑いとダレるよね)
そんな日今や「総合の殿堂」とも言うべき「PRIDE 2005ミドル級GP」が開催された。
相変わらず業界の底から低調なプロレスを尻目に、すっかり市民権を得た感の「総合格闘技」。
特にこの「PRIDE」は出場する選手のネームバリューも高ければ、チケ代も高い。
(VIP席なんて100.000円だ。それでも売れてるらしい…)
ここまでこの「PRIDE」を盛り上げた立役者と言えば、誰あろう桜庭和志だ。
95年10月の「UWFインター」VS「新日本プロレス」の対抗戦でセンスの良さを見せつけた彼は
Uインター崩壊後、総合に本格参戦。
98年の「PRIDE2」より「見せて、勝つ」のIQレスラーの本領発揮し、大物格闘家に連勝。
何と言っても、彼の真価が発揮されたのは「最強」グレイシー一族との一連の戦いだ。
「400戦無敗」(信憑性には?)の、ヒクソンを筆頭に米国バーリ・トゥード大会では
圧倒的な強さを誇るブラジルの柔術一族。多くの格闘家がその牙城に挑み、粉砕された。
99年ホイラーを破った桜庭は、ホイスの挑戦を受ける。
結果は何と延長6Rの末、ホイスの兄ホリオンからのタオル投入。
「最強」を破ったグレイシーハンター、桜庭の誕生だった。
その後もヘンゾ、ハイアンとグレイシーを連破した桜庭が2001年、一人の格闘家に敗戦。
ヴァンダレイ・シウバだった。
その後、2戦していずれもドクター・ストップ、KO負け。
桜庭の時計は、恐らくここで止まったままだ。
シウバへのリベンジを果たさない限り、前には勧めない。
しかし。シウバはミドル級最強とも言われ、日本人格闘家をことごとく粉砕。
怪我で去年の暮れの対戦回避を余儀なくされた桜庭には今回の、
ミドル級トーナメントを制して勝ち上がる以外に、シウバへの挑戦権を獲得する道はない。
4月の開幕戦では1R38秒KOと言う、何と305日振り勝利で幸先よいスタートを切るかと見えた。

そして2回戦。相手はヒカルド・アローナ。アブダビ・コンバット(注:UAEの王子が
格闘技好きでその主催による寝技世界一決定戦)で3回優勝を誇る、今回のトーナメント優勝候補。
だが、グレイシーを完封したサクなら…との下馬評。
そして、桜庭は今回コンディションも好調で、桜庭有利な流れだった。

結果は2Rの桜庭側からのタオル投入によりTKO負け。
正直、サクの「最後まで闘う」という意志だけは立派だが、惨敗だった。
1Rから、アローナにタックルをつぶされ、ひざ蹴りを食らう。
何度もドクターのチェックが入るが、試合続行。
しかし、誰の目にも勝敗は明らかだった。晴れ上がり、流血する顔面。
まともに入った蹴りで目尻をカットし、そこを抉られるという
地上波一般視聴者が凍りつくような醜態。もはや、力の差は歴然だった。

「総合」の流れは早い。36歳の桜庭が、今回26歳のアローナにリベンジする事は難しい。
技のキレ、スピード、技術。すべて、アローナの方が上回っていたからだ。
こうなると、もはやシウバとの再戦もエキシビジョン的な方向になってくる。
それほど、今日の桜庭のダメージは深いだろう。

日本人が「総合」の場で勝てなくなってから、久しい。
今や、ヒョードル、ミルコ、シウバを倒せる日本人格闘家など皆無に等しいと言われる。
圧倒的なパワーや技術、身体能力、そして大会にかける意気込み…と、
全てに大いなる差があるのだ。

桜庭が身体を張って、盛り上げた「PRIDE」は今や外国人天国。
その現実を、今宵は彼が身を持って示してくれた。
勝負の世界の非情さを改めて思い知った暑い夜だった。

夏至の夜

2005-06-22 02:12:11 | Weblog
現在、船乗りMCと化している盟友とんすけ氏と久々に宴を開催。
会社近く(渋谷)で三軒はしごした。
今日(あれ、もう日付変わってるやん)は夏至。
いつまでも明るさが残る街並みをそぞろ歩きながらまずは一軒目。
野菜いっぱいのまいうーな料理を肴にそれぞれ中生、黒糖焼酎、ジントニック、
白ワイン、生グレープフルーツ酎で満足。
とんすけ氏が日本酒が飲みたい、と云うので周辺を物色。
立ち飲みカウンターの横に小洒落た和風ダイニング座敷のある店をみつけた。
が、何とメニューが無い!きっと色々あるんだろうとオイラは「天狗舞」をオーダー。
「ありません」と見栄晴似の若造が一言。
「はあ?」どうやら、メジャーな酒は置かないというポリシーらしい。
当然、一ノ蔵も高清水も久保田もないという。あのなあ~。
かなり、ムッ!ときたオイラを尻目に大人なとんすけ氏は
「いいじゃん、おすすめで」と若造に辛口の純米酒をオーダー。
オイラは渋々「吟醸」を頼んだ。
そしてやってきた酒は…。

とんすけ氏「何か不味い」
オイラ「水っぽい」要は両方不味いんだよ!!
聞くとオイラのはS県の酒、とんすけ氏のは京都だという。蔵元も知らないっつーの。
まあ、酒の好みは人それぞれだが、気になるのは若造の態度。
「お前らにはこの酒がわかんないんだろう」というのがありあり。
つーか、こっちは客だぜ!CSがなってねーぞ。
言わせてもらえば、とんすけ氏はかなりな日本酒通だし(よく、利き酒をしている)、
オイラだって、不味い、美味い位はわかる。
若造を呼んで「まずいんだけど」とクレームを入れたら
「まあ、好みですから」だと。…なめてんのか?
突っ込むと酒屋に元勤めてたらしいが、あのなあ、ここに置いてないメジャーな酒は
美味いから売れてるんだよ!
「米どころや、水がうまいところの酒は置いてないのか?」
「酒や水は別の処から持ってきて作るのが、今主流です。」
つーか、これ不味いんだってば。
ガキの不遜な態度に、オイラもかなり絡みモード。
それ以降、奴はこっちのテーブルに来る事はなかった…。

早々にその店を出た飲兵衛二人は不満たらたら。
そして、飲み直そうと新たなる店を開拓に。
雰囲気のあるバーが目についたので早速入店してみた。
BGMにはレゲエがかかっている。
カウンターへ陣取り、マスターと軽く挨拶。
「いつもレゲエなんですか?」
「ランチタイムはジャズですけど、夜はレゲエとか80年代洋楽とかですね」
「ええ”~っ!聴きたいですっ!」
気のいいマスター(青年)はすぐさま有線を変えてくれた。
いきなり、「Welcome To The Jungle」ガンザンローゼッ!
キャーッ!AXL!スラッシュー!イジーッッ!
その他、モトリー、フィル・コリンズ、シンディ・ローパー、
ユーリズミックス、ワン・チャン、etc…ともう80年代洋楽フルスロットル!
いちいち、曲に反応するオイラ達に他の店員さんも話に加わる。
聞けば、彼(マスターじゃないよ)とうちらは同年代。やっぱり!
彼は10.000マニアックスのファンだったという。(後はベリンダ・カーライルだって)
「知ってますよ、ナタリー・マーチャントですよね。裸足で歌ってた」
気をよくしてくれたのか、つまみや酒をサービスしてくれる。嬉しい!

何だ、ここは。オイラにとっては正に楽園!気に入ったぞ!
会話ははずむわ、オリジナルカクテルは美味いわ、云う事無し!

そうして、満ち足りた気分で夏至の夜は更けていったのだった! 

ザッツ・ダンシングを観て~80年代の光と影

2005-06-16 23:34:22 | 音楽
 今週NHKのBS映画劇場はミュージカル特集みたいで。
月曜日から歌と踊りの名場面を集めた「ザッツ・エンタテイメント1~3」を連日放映。
今日は古今の「ダンス」のみをフューチャーした「ザッツ・ダンシング」だ。
いやあ~懐かしい!何てったって84年公開ですよ~。
実はオイラは幼稚園から小学校3年までクラシック・バレエを習っていたのだ。
だから、踊るのは大好き!クラビング大好き!(エッ、違う?)
アメリカMGMミュージカル黄金期のフレッド・アステアからジーン・ケリー、
「ウエストサイド物語」や「サタデーナイトフィーバー」の名ダンスのオン・パレード。
ジーン・ケリーやミハイル・バリシニコフ、ライザ・ミネリ等がホストを努め、
映画の中のダンスの魅力をあますことなく伝えている。
映画終盤は、「フラッシュダンス」ラスト近くのオーディション場面(すみません、この映画は
ムチャクチャ好きです。「FLASHDANCE~WHAT A FEELING」今でも歌えます)に続いては
先頃、全米どころか全世界の関心を集めた裁判で無罪となったジャイケル…じゃない、
マイケル・ジャクソンの全米№1「BEAT IT」で終る。
アステアもボブ・フォッシーもシド・チャリシーも見事に素晴らしいのだが、
最後にマイケル・ジャクソンを見てしまうと…。
改めてマイケルは凄い。凄すぎる。
あの独特のムーブで繰り広げられるダンスと歌は圧巻。
やはり、彼のエンターテイナーとしての才能の豊かさには唸らされるばかりだ。

だから…つくづく今の状況は惜しいと思う。
あのスーパースターの彼を知っているものは皆、そう思ってるんじゃないかな?
大ミリオンセラーアルバム「THRILLER」や「BAD」で
稼ぎまくった印税も底をついたか、今は借金のある身だという。
悪名高き牙城も売却して、マイケルはどうするのだろうか?

何か最後の「BEAT IT」を見ていたら泣けてきてしまったよ。
この頃のマイケルと今の彼は余りにも違う。違いすぎる。
有り余る才能に恵まれて、名声と富も十分すぎるほど手に入れた筈なのに
どこでどう、間違えてしまったのだろうか?

話が逸れまくった。
エンディングテーマはキム・カーンズ(「ベティ・デイビスの瞳」で81年、
何と9週連続全米№1)の歌う「Invitation To Dance」。
残念ながら、そんなにヒットしなかったけど何気にいい曲だ。
やはり、栄光の80年代洋楽は素晴らしい!
当時のスターやアーティストの価値が下落し、名声が地に堕ちたとしても、
その時の音楽の素晴らしさは変わらない…と信じたい。


 永遠の名盤、各ヒットのプロモVCは今ものけぞります
          ↓
Thriller
Michael Jackson
Millennium Editions

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サントラもオススメ!鬼才エイドリアン・ライン作品
        ↓
フラッシュダンス

パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン

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奇跡の人

2005-06-11 23:12:56 | Weblog
 昨日BSで放映の「奇跡の人」をDVDったので観た。
6/7に逝去したアン・バンクロフトの追悼特集、らしい。
三重苦を背負いながらもそれを克服してハーバード進学そして平和運動家や
盲人の為の社会活動を続けたヘレン・ケラー女史。
幼少時の高熱が元で光と音(そして声)を失った女史は、身内から「可哀相な子」と
同情と愛情を履き違えられたまま育てられ、手のつけられない暴君となっていた。
そんな彼女の元へ現れた家庭教師が当時22歳のアニー・サリバン。
その日からヘレンにマナーと言葉を教える苦闘が始まった…。

62年の本作はアカデミー主演女優賞(バンクロフト)、
助演女優(パティ・デュ-ク=ヘレン役)を受賞したが、成る程猫納得!の両者の名演技。
1カットで延々撮影されてる?ようなテーブルマナーのシーンはとにかく凄いの一言。
平手の応酬や、蹴りや水をぶっかけたりはプロレス並だ。
ヘレン役のデュークの正に驚愕の演技に対し、バンクロフトは「静」の中に
激しさのある演技で真正面から受けて立つ。
ストーリーもそうだが二人の「演技合戦」も見物だ。
それにしても、昔の映画はいいな。科白は丁寧だし、女優さんはキレイ!
改めて、バンクロフトさんのご冥福を祈ります。

奇跡の人

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

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祝☆日本代表 ドイツW杯出場

2005-06-09 00:03:06 | スポーツ
いや~やったね!日本代表~これで3大会連続出場だよ!
にしても、今も尚、日本列島のあちこちで「W杯狂騒曲」が流れてる事でしょう。
かくいうオイラも祝杯をあげてしまい…限りなく泥酔に近くなってます。
前半の0-0の停滞ムードでどうしたんだ??と心配してたけど。
やってくれたよ、柳沢!そして殊勲賞は何といっても大黒だ。
後半、鈴木に代わって投入された彼のスピーディーでアグレッシヴなムーブで
北を翻弄。凄いぞ!
2点目のゴールを決めた後に、セコンダー…じゃなかった控え選手達と
真っ先にハグしてた大黒…。美しい光景だった。
普段、海外組のサブでしかないような立場だけど。
ここぞという処で、与えられた仕事に対して立派な結果を出す。
なかなかできる事じゃあありません。正に漢だ!

そして競技場の外や国立で応援してたサポーターも、自宅観戦組にも
嬉しいプレゼントとなった今回の勝利。
日本代表と、そしてサポートした皆におめでとう!


A嬢へ、私信です。

2005-06-07 23:47:26 | 音楽
元気かい?このブログをいつ見てくれるかな?
久々のバックストリートボーイズ!実はもう購入しちまいました。
普段いにしえの洋楽中心のオイラの唯一オンタイムなバンド。
WESTLIFEとかのフォロワーには負けんぜ!と気概がひしひしと。
新譜が出たんだから、今年も来日してくれればよいよね。
去年の代々木は1㌔先、その前のドームは5㌔先の彼らを拝んでましたからな。(惨)
本当に同じ空気を吸うだけ…つてどころの距離じゃなかったけどさ。
しかあし、楽しかったよね。特にドームは!今でも覚えてるよ。
ちなみにキミはニック、オイラはAJ、TOMOちゃんはハウィーとバラバラだしね。
(つーか、こんな時でしか集まらないし!)
来日したら、年齢詐称のカッコで是非行こうぜよ!

それまで大変だろうが、とりあえず耐えるんだ!
あと1ヶ月。たった1ヶ月。
苦しいだろうけどね…。
来月は君の望み通りにIへお供しましょう!
美人は笑顔が一番、暗い顔は似合いません事よ。
元気で綺麗なキミに再会する日を楽しみにしています!ファイト!

ネヴァー・ゴーン
バックストリート・ボーイズ
BMGファンハウス

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前田日明のいる風景2

2005-06-05 23:52:44 | プロレス・格闘技
本日聖地へ長州力の団体「RIKIPRO」を観戦。
と言っても余りこの団体には興味がない。目的は前田日明が来場予定だから。
果たして来るかな~と思ってたら、ビッグ・マウス代表上井氏と来ましたよ!
生前田を見る為に行くオイラも相当なもんだろうが、世間にはそんな前田信者は多い。
メインでは村上カズさんが出たり、新日を辞めた柴田勝頼が乱入したりと、
案外楽しめた。7月には柴田と長州力の対戦が決まったらしいし。
それにしても、前回に続いて前田日明の来場目的て何だろう?
今更、長州との遺恨再燃じゃああるまいし。
7月には自身プロデュースの「HERO'S」(山本KIDとか宇野薫が参戦予定)開催が
控えてるし、忙しいんじゃあないの?
世界中のリングスネットワークから、未知の強豪発掘に余念がないと思ってたんだが。
実はプ界にもまだ含む事があるのか?(単なる上井氏のお付き合いではなさそうだ)
でも、アパッチ軍の乱闘の時は無表情、つーかかなりムッ!としてたと思うんだけど。

前田日明の真意はどこに?



中田ヒデのいる風景

2005-06-04 21:45:30 | スポーツ
 昨日は運命のキックオフ。
宵のうちの全日観戦を誘われたけど、正直それどこじゃない。
アジア最終予選のバーレーン戦がある。
寝不足と二日酔いで頭が重い(晩酌してたら転寝してしまい、起こしてもらうた)。
だけどしっかり念は飛ばしたぜ。よく勝ってくれたなと思う。

小野伸二のまさかのドタ負傷欠場、攻撃頭の筈の鈴木は不調、そしてアウェイ。
悪条件が揃いだして、何気に崖っぷちムードじゃあないか!!
キリンカップ連敗後のあの嫌な空気を払拭する、明るい材料はあるのか?
と周囲はかなり弱気ムードに。こんな時こそ、猪木の名言だ。
「馬鹿ヤロウ!(バシーン!と張り手)闘う前から負ける事を考える奴がいるか!」
しかして結果。小笠原の虎の子の1点を(何とか)守りきって勝ち点3。
これで後勝ち点は1で、ドイツW杯へ出場できる。
にしても、マナマの気温と湿度の高さは尋常ならざるものみたいだった。
地元バーレーン選手の方が、一足早くバテだしてたのがその証拠だ。
(ジーコがシャツ一枚なのに、バーレーンのジドカ監督はスーツ!
 凄ェ!彼を見ると故ロバート・パーマーを思い出す)

勝ちはしたものの今回も課題はてんこ盛りだ。
ジーコは選手交代を早めにするべきだった。
FWの柳沢は久々の1トップで張り切ってたが肝心なところでミスる。
小笠原からのパスを受けて、決めれないのはなァ(セルジオが怒ってたね)
三都主もオマエ、倒れるのが遅すぎ!○○で修行して来い。欠場は反省しろ。
やっぱり中澤がいると、DFの安定度は桁違いだ。頼むからドイツまで怪我しないでね。
俊輔も2枚目の警告。はっきりと提示されたように見えなかったよ。
日本側はわざわざ聞きに行ったらしいが、シカトしたら…制裁なのか?

そんな中で断然光ってたのは、終始キラーパスを出し続けた中田ヒデだ。
さすがのオイラも、今回の殊勲者は彼だと認めざるを得ない。
シャープな動きと対局面の変化に機敏に反応する勘の良さ。
豊富な運動量と勝利への揺ぎ無い執念は、チームの誰よりも勝ってたように思う。

普段の言動からどうも応援する気になれないのだが、今回は違った。
後半、もらいにいったファウルで累積2枚目のイエローが出された。
その瞬間の彼の鉄面皮な表情にちらっとさした感情の動きに
気づいた方も多かったのではないかな?
いつの間にかオイラは「ヒデっ、いけーッ!」と吠え出していた。

「自分のサッカーができれば満足」という彼の発言は常に孤高だ。
己のポテンシャルを満天に知らしめればいい、とも思える。
だけどそれはやはり「勝ってこそ」なのだ。
奇麗事言っても負けた試合に、本当に「満足」する奴はいない。
小笠原の決勝点も、中田ヒデと中村俊輔が懸命につないだパスから生まれた。
その彼に真っ先に抱きついた中田ヒデを見た時、オイラは素直に感動した。

当たり前だが、サッカーは一人じゃ勝てないし、できない。
イレブンの皆の力が合わさってこそ、だよ。
そして次の「北」戦は無観客試合。声を枯らしてくれるサポーターは勿論、
中田ヒデも俊輔も三都主(昨日のコイツは正にタコ!)も小野もいないけれど。
彼らの「勝ってこそ」の信念はピッチ上に、共にあるに違いない。


決戦は(日本時間)土曜日

2005-06-02 23:09:56 | スポーツ
いよいよ、ドイツ行きを賭けての決戦が明日の深夜に迫った今日に
正に青天の霹靂、Bad Newsが飛び込んできてしもうた!
終業後の一服中にレーザーラモン住谷と男色ディーノの話で盛り上がっていたのに。
(注:前者は「バク天」でブレイク中の「ハードコア」ゲイ人、後者はDDTのゲイレスラー、
 二人を絡ませようというベタな企画を提案しまつた)

オイオイオイ~!小野伸二何をやってんだよぉ~!!
現地時間の1日、敵地バーレーン戦で紅白戦中に負傷。何と右足甲を疲労骨折。
当然、3日のW杯アジア最終予選は欠場だ。無言どころか無音になる。
正にgooの音も出ません(シーン)。
おちゃらけてる場合ではない。小野が抜けると中田はボランチ?して2トップ?
いや、オイラなんぞがフォーメーションの心配をせずともよいのだ。
できる事は日本の地から「必勝」の念を飛ばすしかできません。
頑張れ!!!
それにしても、テンション下がるし、心的なダメージあるよ。他の選手にも。
一番悩んでいるのは当然指揮官ジーコだろうが、ここはひとつ気合で乗り切れ!
「オレの出番が来た!」と○○は張り切ってもらいたい。

プロレスラーは多少の骨折でも平気だが、サッカーはなあ。
一番悔しいのは当の小野だろう。ここは仲間を信じて休養してほしい。
リベンジはドイツでできるから!


いざ鎌倉

2005-06-01 00:57:33 | 旅行
6月なのでテンプレも変えてみた。
竹林ていいよね。風雅でさ。思い浮かぶのは報国寺(竹林で有名な鎌倉の古刹)とか
石垣りんの「竹」だよね~。オイラは詩も大好き!
やっぱり、老後は鎌倉に住みたいなあ~。

鎌倉へは1時間もかからない距離に住んでいるので、よく遊びに行く。
お気に入りは数々あれど、寺なら前述の「報国寺」「円覚寺」とメジャー処。
マイ・ヒーリングスポットの半僧坊(建長寺の頂上)と昼寝に最適な極楽寺(殴)。
後、鎌倉山のらい亭にも見事な竹林がある。ここの蕎麦(予約無でOK!)は美味!
今月行くならあじさいで有名な明月院、デートや女同士ならその近くの「葉祥明美術館」
もオススメだ。八幡宮に参拝するのも良し、材木座や稲村ガ崎迄行くも良し。
他に佐助稲荷の幽玄な雰囲気や朝比奈切通しの静寂感と銭洗弁天のご利益も忘れてはならん。
小町通りには洒落た甘味処やカフェもあるし、お香の「鬼頭天薫堂」で伽羅を買いたいし。
老若男女、外人も楽しめる古都。歴史の勉強と自然とも親しめる。
(オカルト好きにはミステリーゾーンを探す事だって?!)
ああ~行きたい!もう気分は新田義貞だ。
てなわけで近日中に鎌倉へ行くぞ!