タイダな日々

つれづれなる思いを時に熱く、時には真面目に語るつもりですがギャグ体質がどう出るか

総合に判定を入れるな

2005-04-24 22:57:24 | プロレス・格闘技
 昨日は「PRIDE」のミドル級トーナメントがあった。
小池某はまだ降板しないのかよ、さっさと山田優あたりに変われとか、
毎回文句をつけつつも、必ず地上波は観る。
何故って?一番応援しているヴァンダレイ・シウバが出るからだ。
シウバはいい。桜庭をブチのめした時からファンになった。
日本人選手がこぞって叶わない、圧倒的な強さ。全身から漂う殺気。
「ヤバイ!」というオーラを出していて観ててわくわくしていた。

オイラは知り合いの格闘家からよく誘われるが、ここ最近生観戦は殆どない。
いくら、ご招待とか言っても高田本部長の真後ろ程の特リンじゃないし。
おまけに、さいたまアリーナは遥か遠い。昨日なんか大阪ドームだった。
行けるかよ!いくら、応援していてもあくまで「PRIDE」限定。
そこまでの足代をかける程、残念ながらヴァンダレイ・シウバへの激愛はない。
まあ、それはともかく昨日の試合。
非常に判定にもつれこむケースが多かった。
実力伯仲同士の対戦ばかり…というわけではない。(大穴はあった)
今の悪しきPRIDE公式ルールの限界なのだ。
エンタテイメント、ぶっちゃけショーなのに、スポーツライクに仕立てよう、
てな感じでね。だから僅差の判定負けだともめちゃうんだよな。
(特に外人はギャラや今後の待遇とかに響くからねえ…)
オイラは大体総合での「判定」不要派だ。
ロープ際での「ドントムーブ」とかやめろっつーの!見てて間抜けだ。
落ちないよう、セコンダーで押し戻せ!(ランバージャックデスマッチ)
最強の男を決める、なら「KO、タップ、セコンドのタオル投入」のみの完全決着
ルールだね。決まらなきゃ、延長に決まってるじゃん!とほえました。
すると、あの人達は「怪我するから」「生命にかかわるから」とオイラを
非難ゴーゴーのまなざしで射抜いてましたね。

総合格闘技の試合中に死んだ選手はウクライナだかにいたみたいだが、
その数はプロレスの比、ましてやボクシングの死亡事故とはてんで比較対照にならない。
去年のPRIDEヘビー級決勝で、ヒョードルがノゲイラのバッティング喰らって
額がぱっくり割れて、ヒョーのTKO負け…となると思いきやレフェリーストップ
無効試合、になった。(再戦はヒョーの勝ち)
それを観てたら総合格闘技て、スポーツなの?と錯覚しそうになった。
専門誌以外のマスコミは「アスリート」とかって表現してるけどさ。
「プロレス」と差別したがる気持ちはわかるけど、どうにもこうにも
そのカテゴライズがユルいのだ。
死ぬまで闘え!とは敢えて言わないが、真剣勝負の場に「殺気」が無いんだよな。
「判定まで持ち込もう」とか「あと○分耐えよう」とかって萎えるよなあ。
昨日はそれが多かった。互いに迎合したような試合ばかり。
「最強」を決めるスポーツライクな総合格闘技、なんてありえない。
やはり、倒して、殴って、極めてこそ。
シウバには吉田を完膚なきまでに凹って欲しかった!
昨夜の彼には「殺気」といういつものオーラがなかった!
だからこそ、あの結果なのだなあ。かなりガッカリ。
いつも完全決着。それこそが「最強」の証しの筈。
シウバよ、次こそ期待しているぞ!

トリロジー(NOT インギンブレイ)

2005-04-21 00:42:31 | 音楽
リア友から「PINK FLOYD、YESと来たら次はクリムゾンを貼れ!」と
ありがたいリクが来たので、お応えしてみた。
1969年発表、全英チャート初登場でビートルズの「アビイ・ロード」を
蹴落として第1位。ロック史上の永遠の金字塔的作品。
このアルバムが凄いのは、今聴いても「古くない」事だ。
故F・ZAPPA氏と双璧の奇人ロバート・フィリップもここでは
恐るべき音の才人だった。正に天才だった。
しかし、デビュー盤が世紀の最高傑作になってしまったら
後は迷走するしかないのかもね。
正に「CONFUSION WILL BE MY EPITAPH」が彼の信条なのだろう。

それにしてもプログレネタを3回続けるとは…。
三部作だな(汗)

クリムゾン・キングの宮殿
キング・クリムゾン
ポニーキャニオン

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プログレは連鎖する

2005-04-19 00:36:02 | 音楽
ヤバイ!いやさこんな言い方は彼ら(ARTIST)には甚だ失礼千万なんだが。
先日来「Money」(しつこいようだがPINKFLOYDの名曲)を聴いてから
というもの「原子心母」「MEDDLE」「狂気」「炎」と怒涛の
PINKFLOYD責めを己に課してたら、案の定(アン・ジョー…殴)
やっぱりYESまで聴き始めてしまった。
同ジャンルの名盤から名盤へと聴きたい衝動は正に感染症の如く。
それにしても、もう一つのプログレの雄YESは本当にバカテク集団だ。
クリス・スクワイアのベースラインが大好きだったオイラ。
今、聴いてもその音はゾクゾクする。痺れます。
PINK FLOYD程深遠ではないが、美しい楽曲の数々に高度な技術。
「音の構築美、極まれり」だ。
PROGRESSIVE ROCKとはよくぞ言ったものだ。
この「危機」と「こわれもの」、そして驚異のLIVE盤「YESSONGS」
を聴くと当時の彼らの発展への気概がよくわかる。
この三枚を続けざまに聴くのがオイラの王道鑑賞法だ。
ロジャー・ディーンのジャケットといい、70年代プログレは
何とアートなのだろうか。(土曜に前田日明を拝んだせいでCAMELまで
引っ張り出した…)
どうしよう、EL&Pもクリムゾンも聴きたい。
暫くはBACK TO 70’Sの日々になりそうだ。
ハマるとかなりそればかり聴いてしまう。正に無間ループ。
そしてオイラのIPodはやはり4GBでは全然足りないのだった。
Close to the Edge
Yes
Wea International

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前田日明のいる風景

2005-04-17 23:34:02 | プロレス・格闘技
 前田日明が上井氏と長州力の興行に視察に来る!と言うので
RIKIPROの後楽園大会に行ってきた。
現在の長州力はアパッチ軍との抗争が点単位である状態。
何せ、試合が定期的に打てない為アングルも続かないのだ。悲しいやね。
更新停滞しがちな同人サイトみたいで、熱狂的なファンも付いていくのはなかなか辛い。
そんな中後楽園ホールの客入りは悪くなかった。
ゼロワンMAXやフリー選手、ルチャの大物が熱戦を繰り広げる。素直に面白い。
そんな中休憩時に登場したのは前田日明!(と上井氏)
マエダコールが出来て、嬉しかったんだが…。
前田氏の口からはやはり、今の試合をプロレスを否定する言葉ばかりだった。
そりゃあそうだ。「プロレス」という言葉に誇りが持てないから彼は
「RINGS」を立ち上げたんだからね。
だったら、ずっと背を向けていてほしい。「RINGS」を再建してほしいよ。
引っかかったのは「プロレス界を一新する」発言だった。
前田氏には禿(武藤敬司)のようなプロレス愛がないのにねえ。
プロレスは選手も裏方も「好き」じゃないと出来ない。
今のプロレスで前田氏のおめがねに適う団体なんてないよ。
演出や経営形態は変わったけれど、やってることは旧態依然昔のままのプロレス。
前田氏が嫌った「ジャーマンやって1.2.3」のまんまだよ。
もし本気で現在のプロレスに関わる気なら、長州力の顔面をもう一度蹴りあげて
みせるべきだったし、新日本へ殴りこみに行くべきだった。
そうしたら諸手を上げて大「マ・エ・ダ」コールなんだけどなあ

PINK FLOYDの世界

2005-04-14 23:35:38 | 音楽
 報道ステーションを見てたら川崎市の宅地造成工事中に2500万が掘り出されて大騒ぎになったと
いうNEWSをやっていた。何でも、以前ここに住んでた資産家の老夫婦が埋めたらしぃ…
つー事の顛末より、オイラはその時のBGMに反応してしまった。

「Money」浜省では無い。あのPINK FLOYDの名盤中の名盤、「狂気」の収録曲だあっ!
とは言ってもPINK FLOYDの凄みが判る人はもはや少ないのだろう。
プログレというジャンルを理解せずとも、彼らは史上最もレコードを売ったバンドの一つ
だと言えば多少なりともわかるだろうか?
1973年にリリースされた本作は米ビルボードのTOP200に741週連続チャートイン、
正に現在では「あり得ない~っ」記録を持っている。
彼らの音楽は別に難解ではないが、音の世界がまんま宇宙、という程広大かつ深淵だ。
そしてこのアルバムのテーマは人間の中に潜む狂気。現代にぴったりだ。
プログレバンドなのにバカテクではないが、音世界のこだわりは常人のそれではなかった。
深夜、うつらうつらしながら聴いているとそのまま異世界へトリップしそうになる。
「MEDDLE」を聴けば黒い呪術師のA・ブッチャーかインドの狂虎TJ・シンが
襲撃してきそうだ。
だけど15年近くもチャートインなんて考えられない。
音楽の資質が正当に評価されていた幸福な時代の産物なのだろう。
Dark Side of the Moon
PINK FLOYD
Emd/Capitol

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花冷え

2005-04-13 23:20:00 | Weblog
 昨日今日と冬に逆戻りのような気温だ。寒いよ~。
 雨に打たれてはせっかくの桜ももうお終いっ!←大黒坊弁慶風にね。
 花の命は短いのう。
 次回、UP時は改装しておきまっする。

久々の生オーちゃん

2005-04-10 21:25:05 | プロレス・格闘技
 金曜に来たばかりなのに、又靖国神社へ来てしまった。
そう、ゼロワンMAX主催の靖国奉納プロレスだ。
我が最愛の小川直也様ご来場!て事で強風の中を、わざわざ観に行った。
ハッスル8でのまさかの観客ジャッジメントマッチで負けて以来、
プ界では音信不通だったからね。(芸能活動は多忙だが)
やっぱさあスーツ姿のオーちゃんもいいけど、
プロレスラーはリングに上がってナンボだよ。
今のオーちゃん、全然ハッスルしてねぇーよ!
たまにはゼロワンにも限定参戦してくれよ!
今更ながらOH砲が観たいよ~!

PS.Kさん、どうもごちそうさまでした
小川直也フォトブック「裸の選択」

MCプレス

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今年もダメだろう、巨人は

2005-04-09 23:37:29 | スポーツ
 本日ドームへ巨人戦を観に行ってきた。
いつもの癖で、つい後楽園ホールへ行きそうになってしまった。
オイラは親父の影響で物心ついた時からプロ野球は巨人、と洗脳されてきた。
しかし、一昨年「ジャイアンツ愛」の原前監督が事実上解任されると心境は一変。
何故、クビにしたんだ。就任後いきなり優勝したじゃん!と彼の為に憤死しそうな位。
正直、現役時代の原にはまあったく魅力を感じなかった。
毎回毎回チャンスに凡退し、「史上最低の四番打者」と揶揄される彼を
巨人ファンだからって、応援なんかできなかったよ。
しかし、監督になった彼は…正に別人。名監督の片鱗を見せた。
温厚で冷静に、そして選手の情に訴えるような采配。冷徹な勝負師ではなく
信頼できる上司的な監督像を打ち出して優勝。
何より、日本人の男で、ビジネスで「愛」を高らかに公言実行できる人は
いなかった。しかも旧態然のプロ野球の、しかも巨人の監督で。
だが、翌年優勝を逃してバッシングが始まり彼は巨人を去った。
後任に堀内が就任し、清原との確執が浮き彫りになるにつれて
とうとう、見切りをつけた。真剣に観るのをやめた。
ローズにぺタに小久保と50億以上もかけて各球団の四番打者を集めて
置きながら、勝てない。これって監督の責任じゃあないの?
結果、優勝を逃したのに堀内は未だ留任。
契約期間でも、あれだけ打線補強してダメだったら勇退するべきだよな。


そして今年だ。開幕戦広島に3連敗。ベイにもやられ現在リーグ最下位。
金曜日から覇者中日とだから、下手したら3タコじゃないかと危惧していたらば
初戦は上原が宿敵川上に投げ勝った。
そして今日。結果は巨人が勝った。勝ち投手は先発の内海。プロ初勝利。
だけどさあ~。相変わらず投手陣は投壊状態。
毎日投げさせられてる林が出てきた時はヤバいと思った。
大体、先発完投も押さえもいなくてどうやって勝てるんだよ?
原因は阿部のリードとか投手コーチの役不足とか、色々あるだろう。
だけどね、野球は監督に全て敗因の責任あるんですよ。 
という事で、わざわざ行ったのに全然面白くない試合だった。
4月中にさっさと堀内は休養しろ!

花見

2005-04-08 23:04:51 | Weblog
 盟友とんすけ氏と春の恒例行事、お花見に行って来たぞ。
九段下に着いたら、人、人、人。凄いっ!!殆ど初詣状態だ。
千鳥ヶ淵の水面に映る桜の花影を皆、デジカメや携帯で激写している。
淡い桜色と薄闇のコントラスト…幽玄な感じで、確かに綺麗だ。
そんなわけで北の丸公園はあきらめて、英霊が祀られている聖域靖国神社へ。
ここも凄い人出。一体、どこから湧いて出て来るんだよ?
「みたま祭り」の時より、明らかにその数は多い。そして屋台の数さえも。
本殿は今回立ち入り禁止だが、参道はもはやエントロピーつうか、
何だこの無政府状態はっ!てな感じの酔客の大群。
桜の無い道路側の暗闇の中にさえ車座はあるんだぜ。
オイラはかなり右寄りなんで、ちとご機嫌斜めになった。
今、ここに集う群集には靖国参拝なんて大して意味ねえんだろう。
今日以外に、この神社へ来る真の目的なぞ保有している筈もないだろう。
日本人の心は(以下、自主規制)

そそろ歩きながらスーパードライ(とんすけ氏は一番搾り)を飲み終えて、
オイラ達は黒山の靖国を後にした。
行く先はほど近い飯田橋(つーか神楽坂ね)ここはとんすけ氏が以前住んでいた。
やはり、いつ来てもいい街だなあ。
しかし、花見時期、花金と重なってどこの目ぼしい店も満席、満室(笑)。
オイオイオイ、2週連続の宴難民かよ?!と焦るがホント混んでたのよ!
探索すること約半時間、ついにオイラ達は勢い余って鮨屋に決めてしまった。
場所柄外れはないだろう、と思っていたらこれがヒット!
時価表示はないから、カウンターでも安心会計。色々サービスしてくれたし、
ネタが美味い!調子に乗ってとんすけ氏にご相伴するかの如く
日本酒をガンガン飲んだ。白ワインも飲んだ。まいう~!
いやあ、やはり神楽坂はいいやね。また、行こうぜよ。
大将が名刺をくれたしさ。
そして当然、なじみのバーをはしごして夜は更けていったのだった。

REAL MAN

2005-04-05 23:17:40 | Weblog
先日X君と年下の友人で飲んだ。楽しい宴となった(よね?)お二人とも、どうもありがとう!
にしても、今時の青年達は優しい子が多いやね。知り合いの格闘家達も、殴ったり、蹴ったり、
関節極めたりを業いにしているけれど、皆が好青年ばかりだ。
しかし、いざNEWSを見ればまあ、ダニかクズの多い事!
オマエらなんぞは人体実験後、チベットで生前鳥葬でも上等すぎるってもんだ。Damn!
まあ、それはさておき。REAL MAN(男の中の男)が貴方の周囲にいますか?
この定義は人それぞれだろう。(CX関係では北尾CEOになるかも知れない?!)
まあリスペクトできる、生き様に魅かれる、一本芯が通っている…て処じゃなかろうか?
いや、それよりも昨今の似非セレブブームだと何よりもまず
「成功者」でなきゃダメか?うなるほど金があればいいのか?
(「堂本兄弟」で叶姉が男に望む条件、で挙げてた。)
金は確かにあるにこした事はない。しかし、その使い途だろう。
富める者は…

オイラが「漢」だな~と思うのは以下の人々だ。
ミヒャエル・シューマッハ、エルトン・ジョン、そして松井秀喜。
F1の帝王にして、世界最高のドライバー。しかし、この皇帝が文字通り男を上げたのは
何といっても昨年のスマトラ沖地震被災者への寄付額だ。1000万$!約10億円以上!
世界一の金持ち、ビル・ゲイツは自分の会社に相当額を寄付してる、って言うけど
んなもん、村上ファンドとどう違うんだよ?
しかしいくら大富豪と言えども、10億をポン!と寄付はできないだろう。
シューマッハは社会奉仕を通じ、慈善に目覚めたらしいが。
金持ちの凡人には到底真似できないだろう。
そして松井。もう、オイラが言わずとも彼は「漢」です。トーリ監督も「He's RealMan」と
インタビューで語っていた。松井よ、君の活躍は多くの人を勇気づけるし、
ハッピーな気分にしてくれるんだ。今年も多くの夢を人々に与えて下さい。
そして、エルトン・ジョン。英国で「ナイト」の称号を持つポップ・スター。
そう、堂々と男性の恋人と結婚した事だ。カミングアウトできないゲイもまだまだ多いのに。
愛しているから結婚したい。そうだよね。
同性愛を曲解する人には次のお言葉を捧げます。
「既婚のクズより、高潔なゲイ」

さあ、高田本部長ばりに「男の中の男、出てこいや~っ!」と叫ぼう。

世の中にはREAL MANが足りない。

シューマッハ-F1、プライベートのすべてを語る

PHP研究所

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