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「山名文夫と熊田精華展」
6/24~9/3(日)@目黒区美術館
10:00 - 18:00(入館は5:30まで、月曜休館)
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なにやらバタバタしてました。。。
その間も、書きたいこといっぱい。
まずは感激の山名文夫さん。いってきました。
資生堂の意匠部で、「資生堂スタイル」のデザインを確立したグラフィックデザイナー。
繊細な曲線美、「間」の色気。
たおやかな女性の棲む文字も、デザインの要素。
いのちある文字。
とにかくなんていうかもう大好きなかたで
ちいさなスペースだったけど、うっとりなまなざし。
彼と文通していた人との手紙とかも展示されてて
まるくて謙虚な文字
ゆるゆるスローな文体
かわいらしくって
かわいらしくって
やわらかだけど自立した女性
あんなふうまで優美にはふるまえないけれど
どうしてか女らしくあってみたくなる
うつくしく
けれど媚びず、自由に。
タレントでもモデルでもない、抽象的な「誰か」。
イラストレーションが顔、だった頃の資生堂の広告を見ていると
「他の誰でもないわたし」に向けられた商品に感じてくる。
他の誰か、に憧れる女性ではなくって
わたし、を主役に妄想できる、超健康的ポジティブ・ガールに。
私も行ってきました。
イラスト、ということばがまだなかった頃の昭和のイラスト。
しゃれてました。
書簡文もかわいかった。
とてもステキな時間でした。
ほんとに、かわいかった。
てがみとか詩とか、
一緒に行ったひとと、にまにましながら読みました。
コーフンして騒いでて、めいわくなお客でした。
かなり行きたいです。ありがとうございます。