きのう暑さでケータイがやられてしまったので、ドコモショップへ行ったら
見たかった甲子園の決勝が流れていて
うおーサイトーくんがんばれ、
とか思ってそのままソファで最後まで応援。
心の中で、「やべー」「すげー」「はんぱねー」のオンパレード。
声に出せなくて苦しかった・・・・
(ちなみにケータイ故障は3秒で解決)
そんなわけで今日も見るぞーと思っていたら、
うちの部は甲子園好きが少ないっぽかったので、ひとり音を消して黙々と応援・・
いかん、どこからどう見てもサボッている・・と思って途中で席に戻りつつも、
こことか更新しまくってドキドキ。(←リンク先で全イニング観れます。初めに広告流れますが)
甲子園は、ふるえる。
ふるえて涙がでる。
何も起きていなくても
彼らの表情に、涙がでる。
たぶん私にとって甲子園はちょっと特別なもので
すごく、感情移入してしまう。
小さい頃から、にーちゃんの野球についていって
グラウンドのすみっこで鬼ごっこしたりかくれんぼしたり
小さい頃の遊んだ景色にはいつも野球があって
いつも、
楽しそうだったり苦しそうだったり嬉しそうだったり悔しそうだったりするにーちゃんの顔があって
いつも、野球をするにーちゃんや応援する両親の感情を
ダイレクトに感じていたから
兄は高校でも野球を続けて
3年の春選抜のとき、決勝までいって
勝ってたのに
あとひとりおさえれば、甲子園だったのに
信じれないことにその最後のひとりはサヨナラホームランを打って
にーちゃんのチームの代わりに、甲子園へ行った。
ベンチから身を乗り出して勝利のダッシュを待っていた部員のひとたちの
たった一打で逆転されたあのときの表情は
いまでも忘れない
スライダーとか内角高めとか、今のはフォークとか未だによく分からないけど
あたしはきっと野球をする少年の顔がすきで
彼らの表情に、いろんな記憶がカラダを巡る。
野球は常に「全体」を映している必要がないから、サッカーよりも選手のクローズアップが多くて
だからきっと野球をテレビで見るのが好きなんだと思う。
けどプロ野球にまったく興味がなくて甲子園だけが好きなのは
理由はいろいろあるけれど、なにより、
クローズアップされる客席の一人ひとりの表情が、ぜんぜんちがうから。
「勝ってほしい」という気持ちの意味が、きっと、ぜんぜんちがくて
その気持ちがすごく、わかってしまうから
甲子園の中継は、試合のファクトだけではないものを映すと思う。
いろいろな立場のひとの感情が流れる空気を感じて
ふるえて
なみだが、出るのだと思う