Ad: ADIDAS/adicolor

2006-03-24 | Ad / Print, OOH, IMC
プレーンな白アディダスに色を塗ろう!というプロジェクト、" adicolor "の北京の広告。

白紙のキャンバスを掲出して、
街のグラフィティアーティストが「ご自由に」ペイント。



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うーわーと思ったのは

最後に上からもう一枚、
スニーカー側面がヌキになってるポスターをペタと貼って、「ペインティングスニーカー」が完成すること。

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拡大するとこういう状態↓



なんてカワイイ。

キャンバスに触発される「アーティスト魂」と
「モラル」、への信頼。

受け手を信じるということ。







去年、ソニーのPSPで同じようなグラフィティジャックがあったのだけど
これは絵の上からイタズラされまくる結果となって、大失敗。 (参照記事



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このソニーとアディダスの違いは、
ソニーのグラフィティが「アーティストに依頼したもの」であること。


メッセージが「企業発」であることに、受け手はシビアなもの。




「いいコト言おうとしてるんでしょ?」ってもう誰もが見透かしていること


分かっているか。
分かっていても、やるか。



広告であると分かったうえで感情移入させられるか。

広告であると分かった時点で「きれいごと」と萎えさせるか。