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文化庁メディア芸術祭 @東京都写真美術館 ~3/5 18:00
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これが見れただけでもう言うことありません
ていうのが、ふたつ。
■" 浮楼 "
ちいさな町の一角を、フカンで延々と流してるだけのアニメーション。
山場もなく
オチもない
ただただ、
ひとりの女性の一生がそこにはあるだけで
それだけで
なんていとおしさでいっぱいで泣きたくなること。
見ていてあることに気づくと
そこからは
もう、
「うーーーわーーーーーーー」
■" Man OS 1 "
これがもう、ああ、ツボ。
要するにMac OSのパロディで、
人間がOSになって、「人力で」アプリケーションを起動させる、っていう映像なのだけど
コレ。
中央のOS表示とか下のバーが、「セット」なわけです。
要は普段PCの画面内で見られることを、すべてセットと人間でアナログに表現しようとゆう・・・
たとえば
ウィンドウも横のアイコンも全部パネルでできたセットだし
フォトショのツールボックスなんて、各ツールのアイコン部分が引き出しになってて、
まさに「おどうぐばこ」。
消しゴムツールの引き出しからシェービングクリームとカミソリをやる気な~く取り出してきて、
人物画役の人間のヒゲをじょりじょり削除。
なげなわツールのとこからほんとに縄でてくるし・・・
パックマンも人力なので
こんなことになったり・・・
ちなみに後ろにちらついてるおねーちゃんのエッチ画像は、
消しても消しても突然出てくるポップアップウィンドウ。
ああもう、万歳。アホ万歳。アナログ万歳。
感 服。
制作者はオーストリアの作家、Seidel / Stiermannの二人組。
HPに載ってたメイキングをみてみると、やはり、な感じ。
もうホント、お願いだから、これだけでも見てほしい。