高松のスポンジ DON

高松で社会人3年目を送る人の日記
主にサンガ観戦記、競馬予想、旅行記を書いてます
スポンジのように何でも吸収したい!

ドイツに一人旅!!7日目 ~ハンブルク、ブレーメン~

2008年04月15日 20時44分35秒 | ドイツに一人旅! 08春
2008年3月3日 ハンブルク観光→ブレーメン→ハンブルク→ミュンヘン(夜行列車)

 この日はハンブルクとブレーメンを観光し、夜は夜行列車でミュンヘンへ行く計画を立てていた。

 ハンブルクで泊まったホテル、Hotel Stella Marisは1泊29€で、今回の旅で泊まったホテルの中では最安。それなのにベッドはダブルベッドサイズで大きいし、テレビもあるし、共同のバストイレもすごくきれい。いいホテルだ。でも朝食は別料金7€が必要で、結局食べることにしたので他のホテルと値段は変わらないか。

 このホテルの朝食もビュッフェ形式で、いろいろな種類のパン、ハム、チーズ、サラダ、フルーツ、フルーツジュースが食べ放題でもちろんうまい!朝からたくさん食べて満腹になって満足。こんな生活してたら太るなー。

 

 この日もくもり・・・。空は暗く、今にも雨が降りそう・・・。まだドイツに来て一回も晴れてない。運悪い。おまけに駅でミネラルウォーターだと思って買ったものが、なんかブルーベリーの香料が入ってる水でおいしくなかった。それでもめげずに観光。チェックアウトしてまずは駅のコインロッカーに荷物を預けた。


↑なぜか晴れてるように見えるハンブルク駅の写真。青い空が見えたのはこの時だけだったような・・・。

 今日はまず、「歩き方」を見ておもしろそうだと思ったミニチュアワンダーランドという鉄道模型の大規模なジオラマが展示されている博物館に行ってみることにした。雨が降りそうだから屋内がいいし。

 ミニチュアワンダーランドはハンブルク港の近くにあって、行く途中には港らしい風景を見ることができた。



 ハンブルクは北ドイツ特有の赤レンガの建物も多い。下の写真は倉庫街と呼ばれるハンブルクの名所。赤レンガでできた古い建物が続いている。



 ミニチュアワンダーランドを発見!博物館も赤レンガでできていて雰囲気いい。入場料は、大人10€、学生7€。国際学生証を作ってこなかったので10€払うしかないなー、と思っていたけど、受付の人が「学生ですか?」と聞いてくれて、「はい」と答えると7€にしてくれた。ラッキー。いや、ありがたい。



 中の鉄道模型はとにかくすごい!大きいし、かなり精巧。鉄道マニアならたまらない場所だと思う。人気のある博物館で、平日なのにたくさんの人で混雑。



 館内は、10分間隔ぐらいで、明るくなったり暗くなったりして昼と夜の町の姿を見せてくれる。下の写真は夜の街の1コマ。細かいところまでかなり精巧。



 かなり大掛かりなジオラマも。山岳をくぐりぬけて走る電車。こんなに大きいのはどうやって作ったんだろう・・・。てか、どうやって掃除するんだろう・・・。



 館内には大きなレンズのついた高そうなカメラを構える「ドイツのおたく」らしき人も。走ってくる電車に接写してパシャパシャやってた。僕も負けずにパシャパシャ。



 昨日行ったAOLアレーナの模型を発見。観客一人一人丁寧にできてる。巨大ビジョンも本物。ここまでくるとすごいの一言。ビジョンに映し出される試合結果は、何度見てもハンブルクが3-0で勝ちます笑。



 ドイツらしい木組みの家が並ぶ町。



 ミニチュアワンダーランドの出口にはやはりお土産物屋が。場内で展示されているのと同じような列車や町や車の模型がたくさん売られている。これだけ見せられるともちろん欲しくなる・・・。けど、模型買ってもしょうがない、荷物になるし・・・マグネットぐらいなら・・・いや、せっかく入場料安くしてもらったのにここで使ったら意味ない、貧乏旅行だしやめとこう、となんとか誘惑に負けず出た。危ない。でもマグネット1コぐらい買ってもよかったかも笑。

 外に出るとまた雨風・・・。雨はそうでもないけど風がすごい。傘を差したらすぐに強風で折れそうなくらい。雨の中フラフラ。すると、遊覧船乗り場を発見。せっかくハンブルク港に来たんだし船に乗ってみたいなーと思っていたので即決。10€のチケットを買って、遊覧船に乗り込んだ。

 遊覧船はガイド付きだけどもちろんドイツ語なので意味不明。けれど、船はコンテナを積みおろすところや、巨大な船の近くを通ってくれて、なかなかおもしろい。ミニチュアワンダーランドで歩きつかれていたのでちょうどいい休憩にもなった。下は巨大なコンテナ船の写真。



 そろそろ昼食を食べることに。駅構内で選んだのは中華料理店の鶏肉とご飯のセット。久しぶりに米を食べた。けど日本の米と違ってパサパサして一粒一粒が細長い。どこの米だろう。タイ米かな?箸では食べにくい感じだった。それよりとにかく鶏肉の量が多い。ドイツ人食べすぎ。

 もくもくと食べていると、横の人に「日本人ですか?」と話しかけられた。横に座っていたのは韓国人4人の観光客。少し日本語も話せるらしい。やっぱりアジアの人間はしばらく米を食べないと恋しくなるのかな。「一人旅ですか?」と聞かれて「はい」と答えると、”Very nice !!”とか言ってくれた。なんかうれしい笑。

 時刻はすでに3時過ぎ。夜行列車は10時なのでまだまだ時間がある。ハンブルクの湖とかにも行こうと思ってたけどこの天気じゃ行ってもおもしろくないかなあ、それならば、となりのブレーメンへ行ってみることにしよう、と決めて、列車に乗り込んだ。

 1時間ほどでブレーメンに到着。ブレーメンはくもり。雨は降っていない。下はブレーメン中央駅の写真。なんとなく色が北ドイツらしい。そろそろこんな立派な建物にも見慣れてきた。



 ちょっと歩いて、街の中心の市庁舎がある広場へ。市庁舎と聖ペトリ大聖堂がどーんと建っている。ほんとに立派。見応え十分。なんとかギリギリ写真に納まるぐらい大きい。広場の周りにも木組みの古そうな建物が並んでいて、地面は石畳。ブレーメンの街もすごく雰囲気がいい。日本のコンクリートの町とは違う。



 そして、ブレーメンといったらこのブレーメンの音楽隊の像!触ると幸せになるという言い伝えのあるロバの足だけは、たくさんの人に触られたせいかピカピカ。けど、僕はこの言い伝えを知らなかったので、「なんで足だけきれいなんだろう?」と思っただけで素通りしてしまった!触っておけばよかった!



 街の雰囲気を味わっていたら、また雨が降り出してきた。それでもめげずに観光。そろそろ雨の中歩くのにも慣れた。気づいたのは、ほとんどのドイツ人は雨が降っても傘をささない。何事もないようにみんな雨に打たれて歩いてる。なんでだろう。雨なんか気にしないのだろうか。

 歩くと金色の立派な看板を持つ通りを発見。



 この通りも古いレンガ造りの家が並んでいて落ち着いたいい雰囲気。夕方のいい散歩になった。雨だけど。



 日が暮れてきたのでそろそろブレーメンにさよなら。再びブレーメン中央駅に向かった。下はブレーメンの歩行者天国の入り口にあるブタの像。ハーメルンにも似たようなのがあったような・・・。



 再びハンブルクに戻ったのは夜7時半ころ。10時発の夜行列車まではまだ時間がある。駅構内には時間をつぶせる店がたくさんあるのがうれしい。パン屋でドーナッツ&コーヒー、マクドナルドでカプチーノ&日本にはないチキンサンドなどと、食べてばかりで2時間半を過ごした。


↑夜のハンブルク駅

 そして10時ちょっと前、プラットホームに夜行列車がやってきた。夜行列車に乗る人は大きなリュックを背負った旅行者らしき人ばかり。乗り込んで自分の席を見つけたけど、思ったより狭い。僕の席は2段ベッドの上で、座ると頭がぶつかりちょっと足を曲げないと横になれないぐらい狭い。おまけに電車のガタンゴトンッの音はするし、揺れる。それでも一日中歩いて疲れていたせいか、こんな環境でも意外にすぐに眠りにつくことができた。



 これで今回の旅の、序盤が終了。明日からは中盤に突入である。


~この日使ったお金~
・ホテル代 36€
・ミニチュアワンダーランド入場料 7€
・AOLアレーナのポストカード 1€
・遊覧船 10€
・昼食(鶏肉とごはん) 7€
・コーヒー&ドーナツ 3.2€
・カプチーノ&チキンラップ 3€
・水 1.7€
・ロッカー 5€
・新聞 0.6€
計 74.4€

つづくーーーーー。
久しぶりのドイツ日記になってしまった・・・。

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿