高松のスポンジ DON

高松で社会人3年目を送る人の日記
主にサンガ観戦記、競馬予想、旅行記を書いてます
スポンジのように何でも吸収したい!

イスタンブール一人旅 2日目その4 「これは難関!オリンピック・スタジアムへ!」

2014年08月04日 02時30分57秒 | イスタンブール一人旅2014

 2014年1月29日、イスタンブール一人旅2日目の話。

 タクシム広場に戻り、サッカー観戦の前に早めの夕食。ロカンタ(大衆食堂)で食べることにしよう。イスティクラール通りを歩いて良さげなロカンタを探す!


↑ イスティクラール通り

 ガラス越しにおいしそうな料理を見ると食欲がそそられる…。肉がジュージュー焼かれとる。この店に決定!


↑ 肉焼いてます。…うまそう。


↑ “Pehlivan”というロカンタ

 店に入ったらお盆を取って、たくさんの料理の中から指差しで選んでいく。何の料理かは見た目で判断するしかない。アウェイだ。

 メインはガラス越しに見ておいしそうだったキョフテ(トルコ風ハンバーグ)。サイドにピラフと豆スープ。そして小さめのヨーグルト。


↑ 今日もいろいろ取ってみた

 キョフテはこの店もやわらかくて良い!トルコの肉料理にはずれなし!豆スープも温かくて体が生き返る。ピラフはまあ普通だけど昨日の酸っぱい白ご飯よりは断然おいしい。今日はいい選択をした!

 お腹が満たされたところで、さあスタジアムへ行こう!ところが、タクシム広場から地下鉄で行こうと思ったら、これがなかなかの難関であることに気づいた。どのルートで行くべきなの?何回乗り換えるの?


↑ どのルートでスタジアムまで行くの?

 地下鉄は乗り換え多すぎなので直通のバスはないのかな?と思ってバス乗り場へ。


↑ バス乗り場

 こんなときは地元のガラタサライサポーターについていくのが間違いない。すると、ガラタサライのマフラーを見に着けた少年とお母さんを見つけた。聞いてみよう!

 僕「スタジアムへ行くの?(英語)」
 少年「○△÷□!」(何かを指差して)
 僕「(わからん!)バスでオリンピック・スタジアム?」
 少年「□×<÷○×!!」(必死に何かを言っている。)
 僕「(わからんわからん!)ガラタサライ?」
 少年「ガラタサライ○△□!!」
 僕「・・・。」

 ボディランゲージも使って「君はバスでオリンピック・スタジアムへ行くの?」と聞こうとするも、少年と通じ合えず。お母さんも困り顔。うーん、あきらめよう。バイバイ!楽しい交流をありがとう笑。

 バス乗り場にガラタサライサポーターは見当たらない。直通バスはないのかな。再びタクシム広場の地下鉄駅へ行き、地図を見ながらルートを考えた。


↑ このルート?乗り換え5回?

 地下鉄に乗って、まずは“Mecidiyekoy”という駅へ。ここで通りがかりの人に「オリンピック・スタジアムへ行きたい。」とたずねてみると、「メトロバス」なるものに乗って“Meter”(メルテル)へ行けと言う。ほとんど英語が通じないので詳細はよくわからないけど、地下鉄は乗り換え多すぎなので信じてメトロバスに乗ってみよう。

 メトロバス乗り場はいろいろな路線のバスが発着しており、どれに乗ったらいいのかぜんぜんわからん。すると、ガラタサライのチームカラー、赤と黄色のマフラーを見に着けたおじさんがバスに乗り込んだのを見かけた。あのバスに間違いない!

 乗り込んでおじさんの近くへ行くと、よく見たら普通の赤と黄色のマフラーでガラタサライのグッズではないことが判明!そして急いでバスを降りようと思ったら運悪くドアが閉まって出発!しまった!このバスどこ行くねん!

 このメトロバスというのは、専用のレーンを走るらしく、一般道路の渋滞をよそ目になかなかのスピードでどんどん走って行く。どこに行くんだ~?

 すると、バスを降りようとして降りられなかった僕のまぬけな姿を見たであろう近くのおじさんが、「どこへ行きたいの?」と英語で話しかけてくれた。「“Meter”(メルテル)に行きたいんです!」すると、おじさんは「残念、次の駅で降りて別の路線に乗り換えよう。」と教えてくれた。ぬぬぬ。

 ちょうどそのおじさんも次の駅で降りる予定だったらしく、“Meter”方面へ行くバス停まで案内してくれた。ありがたい!

 するとそのバス停でガラタサライのウインドブレーカーを見に着けたおじさんを発見!「スタジアムへ行くんですか?」と聞くと、英語で「そう!オリンピック・スタジアムへ行くよ!ついてきな!」との返事。よかった!!

 またメトロバスに乗って“Meter”(メルテル)へ。そこから地下鉄に乗り換えて“Kirazil”駅へ。さらに乗り換えて“Ikitetelli Sanai”駅へ。疲れた…。けど、乗り換えを重ねるごとに周りにガラタサライサポーターの姿が増えてきてうれしい。


↑ ひたすら乗り換える

 道中、案内してくれたおじさんが「チケットを50リラで売ってあげる」と言ってきた。疑い深い僕が「いいよ、スタジアムで当日券買うよ。」と言ってもしつこく「売ってあげる!売ってあげる!」と言ってくる。何回も断る僕。

 そんなことがありながらもなんとかスタジアム最寄り駅、“Olimpiyat Parki”へ。なんとタクシム広場から2時間半もかかった…。こりゃ帰るのも大変だ。

 地上に上がるとスタジアムが見えた!


↑ ようやく到着。

 すでに試合開始20分前。スタジアムから応援歌が聞こえてくる。案内してくれたおじさんにありがとう!と言って、急いでスタジアムへ。

 観客は上の写真の右側のメインスタンドに集まっている。走ってメインスタンドの入場ゲートまで行くと、「チケット売り場は反対側のバックスタンドだ。」と言われて来た道を戻ることに。「なんでわざわざ遠いところにチケット売り場作るんだ!?」

 反対側のバックスタンドのチケット売り場にたどり着き、列に並んで当日券を購入。30トルコリラ。「やっぱりあのおっさん、高値で売りつけようとしていたんだな!」そしてまたスタジアムの反対側へ走り、ようやくメインスタンドへ。もうヘトヘト!


↑ 買ったチケット


つづく!


最新の画像もっと見る

コメントを投稿