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高松で社会人3年目を送る人の日記
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ヨーロッパ・フットボール三昧の旅2 9日目前半 「カステリョンという無名の街を散策」 

2012年02月26日 00時08分30秒 | ヨーロッパ・フットボール三昧の旅2!11春

 2011年3月2日。スペイン、バルセロナのとあるホテルで迎えた旅9日目の話。この日は、バルセロナからカステリョンという街に移動して、街を観光した後リーガエスパニョーラ、ビジャレアルvsエルクレスを観戦しよう!と計画していた。

 この日も元気にホテルを出発!まずは、地下鉄に乗って郊外への列車が発着する“Sants”駅へ。

 窓口でバルセロナ→カステリョンの切符を買い、結構厳重な荷物検査を通過して列車に乗り込んだ。荷物検査は飛行機並みの厳重さ!テロ防止のためなんだろうな。

 列車は定刻通りに出発!カステリョンまでの2時間ほどの列車の旅の始まり。


↑ なんとなく地中海の雰囲気を漂わせている気がする街並み

 カステリョンは、目的地のビジャレアルの隣町。ビジャレアルは、チームは強いけれど人口4万人ほどの小さな街で、ホテルも見当たらない。だから、少し大きい隣町のカステリョンにホテルを予約して、そこを拠点に観光しよう!と計画していた。

 ただし、カステリョンとビジャレアルは「地球の歩き方」に載っていないほどのマイナーな街。何があるのか、そもそも観光するところがあるのかは行ってみないとわからない。でも、その「行ってみないと何があるかわからない」というのもなんかわくわくして楽しいな。

 車窓からは、白い建物が並ぶ街をしょっちゅう見ることができた。この白い建物がなんとなく地中海の雰囲気を漂わせているなあ。よく知らんけど。


↑ 白い建物が多い。

 2時間半ほど乗って、正午頃カステリョンに到着。さて、どんなところなんだろう?


↑ カステリョン到着。


↑ 駅近くの街並み。左の建物が駅舎。

 まずは予約した駅前のホテル“Luz”(ルス)にチェックイン。さすが4つ星だけあってとてもきれい。でも場所が郊外だから朝食バイキング付きで一泊一人45ユーロ。お得だねえ。

 さて、荷物を置いて身軽になったところで、カステリョンの街を歩いてみることにしよう!ホテルでもらったカステリョンの周辺マップを見ると、旧市街と大聖堂のマークが記されている広場を発見。その広場に向かって歩いてみることにしよう。

 歩いていると、「ランチ8ユーロ」の看板を掲げる、手頃な小さいレストランを見つけた。「ここで昼食にするか。」


↑ カステリョンで見つけたレストラン


↑ 何が書いてあるのかはわからないけど、8ユーロで何か食べさせてくれるんだろう。

 店内は地元の人が集まるバーのような雰囲気。店内はほぼ満席。よく流行ってる。


↑ 店内の雰囲気

 おそらくこの店のオーナーと思われるおじさんと、お互いカタコトの英語でなんとか意思疎通を図り、カルボナーラと肉料理を注文。まもなくカルボナーラがやってきた。


↑ カルボナーラ

 あれ、これカルボナーラか?麺が太くて、カルボナーラというより焼きそばみたい。でも、これはこれでまあまあおいしい。


↑ 肉料理

 肉料理は味が少し薄いけど、素朴な味でおいしい。そして肉に添えてある、たまねぎのようにも見えるすごくやわらかくて味がない野菜は今まで食べたことがない食感でおもしろかった。「いとおかし。」

 これでおしまいかな、と思ったら、エスプレッソとティラミスがやってきた。


↑ 食後のエスプレッソ


↑ 食後のデザート、ティラミス

 食後にやってきたティラミスは甘い!甘すぎる!そしてエスプレッソは濃くて苦い!苦すぎる!

 「甘―い!」「苦―い!」を繰り返しながら、甘さと苦さのジェットコースターを楽しみ、オーナーにランチ代8ユーロとチップ1ユーロを渡して店を出た。

 さて、引き続き大聖堂が建つ広場に向かって歩いて行こう。地図を見ながら歩いていると、公園に入り込んだ。


↑ カステリョンの公園

 地元の人がのんびり散歩したりベンチに座って談笑したりしている、穏やかで静かな公園。途中でこんな像を見つけた。


↑ CASTELLさんの像

 この人の名前はカステル?さん。街の名前はカステリョン。この街を起こした人の像なんだろうか。本当かなあ?おもしろいなあ。

 公園を抜けると、ショッピング街へ。まあまあ都会だね。昼下がりで、スペイン人が「昼ごはん食べたし昼寝するか~」と言い出すいわゆるシエスタの時間帯なのか、人通りは少ない。がらーん。


↑ 人は少ないけれどショッピング街

 この寂しげなショッピング街を抜けると、ついに目的地、大聖堂のある広場にたどり着いた。


↑ 大聖堂のある広場

広場に大聖堂が建ち、横には塔がそびえたつ。少しフィレンツェにも似ている気がするけど、やっぱり全然違う気もする広場。なかなか立派!期待以上!

 近くには画家の像が。


↑ 広場で絵を描く人の像

 描いているのは、この画家の視点から見た大聖堂と塔。


↑ 画家の像が描いている絵

 まさに上の写真と同じ!ユニークな像だな。
 
 大聖堂に入ってみようと思ったけれど、扉は固く閉ざされていてびくともしない。中から人の気配も感じられない。「うーん、残念。」

 一方の塔も入口はあるけれども入れそうな感じがしない。観光地ではないからなあ。今は使われていないから扉が閉ざされているのかもしれない。


↑ 扉はかたく閉ざされている。

 大聖堂のあたりをふらふら散歩して、そろそろ引き返すことに。帰りは別の道を通ってみよう。行きは細い路地を通ってここまで来たけれど、帰りは大きな幹線沿いの道路を歩いてみることにしよう。

 車がぶんぶん行き交う道路沿いを歩いていると、コロッセオのような建物を見つけた。

↑ コロッセオのような円形闘技場

 工事中のようだけど、近くの看板を見ると、ここが闘牛場であることがわかった。街をふらふら歩いていたら闘牛場に出くわすなんてスペインらしいね~。

 コロッセオを過ぎると、今度は大きなショッピングセンターに出くわした。西友が少し立派になったような感じ。


↑ カステリョンのショッピングセンター

 地下に食料品売り場があるらしいので行ってみることに。食料品売り場が地下にあるのは日本もスペインも同じだな。

 前日のバルセロナのエスパニョールのホームスタジアム近くのショッピングセンターよりも立派。高級感が漂う。

 いろんな商品を眺めていたら、お惣菜コーナーにパエリャを発見!さすがスペイン!これは買うしかない!タッパに入れてもらった。

ついでに品揃え豊富なヨーグルトコーナーからオレンジ果実入りヨーグルトを選んで、ホテルに持ち帰って食べてみた。


↑ お総菜売り場のパエリャ

 冷めているけど、味はうまい!さすが本場の味付け。けど、ナスのような少しシャリシャリした野菜が入っていて、これは苦手!ナスが好きな人はおいしく食べられるだろう。

 時刻は4時過ぎ。今夜のサッカーのチケットもまだ買っていないことだし、そろそろ隣町ビジャレアルに移動しよう。

 ホテルを出ると、なんと今夜のビジャレアルの対戦相手、エルクレスのロゴが入った大きなバスが停まっていた。明らかに選手移動用のバス。同じホテルに泊まっていたのか!


↑ エルクレスの選手移動用と思われるバス

 しっかりバスと記念撮影して、カステリョン駅へ。時刻表をチェックすると、ビジャレアル→カステリョンの最終便は22時40分過ぎ。試合終了が22時前だから、なんとか帰ってこれそうだな。

 カステリョンを出発して、10分ほどでビジャレアルに到着。何もない田舎の小さな駅。


↑ ビジャレアル駅。小さい。

 さっそくスタジアム方面へ歩いてみることにしよう。


・・・長すぎて一回では投稿できないので、ビジャレアルvsエラクレスは明日につづく!


ヨーロッパ・フットボール三昧の旅2(2011年2月22日~3月7日)
1日目 「いざ、ロンドンヘ!そして QPR vs イプスウィッチタウン観戦!」
2日目 「ゴルフ発祥の地、セントアンドリュースへ!」
3日目 「セントアンドリュースでゴルフとゴルフ博物館見学」
4日目 「セントアンドリュースでゴルフと夕暮れのエディンバラ散策」
5日目 「ニューカッスル vs ボルトン観戦!」
6日目 「ウェストハム・ユナイテッド vs リヴァプール観戦!」
7日目 「ロンドン定番の名所をうろうろ散策」
8日目 「サグラダ・ファミリアとエスパニョールvsマジョルカ」
9日目前半 「カステリョンという無名の街を散策」
9日目後半 「ビジャレアル vs エルクレス観戦!」
10日目 「グエル公園とカテドラルと夜のサグラダ・ファミリア」
11日目 「サンシーロ・スタジアムツアーとミラノのドゥオーモ」
12日目 「パルマとピアチェンツァの街を散策」
13日目 「ミラノ・ドゥオーモ観光とインテル vs ジェノア観戦!」
14日目 「そろそろ日本に帰るか」

つづくーーー。


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