香港とマカオ５日間の旅 ３日目 マカオ世界遺産めぐりとカジノ挑戦

２００９年８月１９日　香港→マカオ→世界遺産めぐり→カジノ挑戦→香港

　香港旅行３日目の話。この日は晴れ。そして蒸し暑い。それでも「今日はマカオ行ってみようぜ！」と９時ごろ出発！マカオでは、ガイドブック通りに世界遺産めぐりした後、豪華なホテルでカジノ挑戦に決定。「勝ってうまい豪華な夕食にしようぜ！」

　香港からマカオへはフェリーで１時間ほどらしいので、まずは香港島の「中環」にあるフェリー乗り場へ。切符売り場がすごく混んでいて、買えたのは１時間後の便だった。


↑　混んでいる切符売り場

　フェリーターミナルには味千ラーメン、吉野家、ケンタッキーが並んでいて日本のよう。吉野家のメニューにあった「牛皿と麺」が気になって食べてみることに。


↑　牛皿と麺。２００円ぐらい。

　牛皿は日本の吉野家と味一緒！そして麺も日本でよく食べる味。出前一丁のような。つまり、わざわざ香港に来てまで食べるものではなかった笑。でもこの組み合わせはなかなかうまい。


↑　吉野家 「牛肉飯専門店」

　出発時刻が近づいてフェリー乗り場へ。


↑　ゆーらゆーら揺れる乗り込み口。

　時間通りにフェリー出発。フェリーは意外に揺れが少ない。酔いやすい僕にとってはありがたかった。


↑　中はこんな感じ。

　１時間ほどでマカオに到着。でもここからが長かった。


↑　乗ったフェリー

　降りると、ずら～～と入国審査待ちの長蛇の列。


↑　ずら～

　４０分ほどかかってようやくマカオ入国。タクシーに乗って、まずはマカオタワーへ。（おおお、なんとマカオタワーの写真撮り忘れた・・・。）


↑　仕方ないのでマカオタワー内にあったキティタワーの写真で代用

　チケット買ってエレベーターに乗り、一気に５８階ぐらいの展望台へ。


↑　展望台からの景色


↑　下が見えてしまう恐怖の透明の床

　高所恐怖症である僕は、どんなに勇気を振り絞ろうとしても体が “ＮＯ！“ と言うのでこの透明な床には乗れなかった。


↑　恐る恐る下を撮影。高～い

　さらに上の階ではバンジージャンプに挑戦している人たちがいた・・・。絶叫しながら真っ逆さまに落ちていく人を見てしまった。信じられんことするなあ。

　地上に戻り、次はマカオの世界遺産めぐり。タクシーで「セナド広場」前へ。


↑　セナド広場

　床の模様がきれいな広場。けど、とにかく暑すぎ！もう日差しが痛いぐらい。４０度くらいあるように感じた。


↑　これも世界遺産、「仁慈堂」

　セナド広場のメインストリートを進む前に、「ポルトガル風情あふれる美しい聖オーガスティン広場」 （by るるぶ） に行っておこう。暑い中、きつい坂道を結構上り１０分ほどかかって到着。が、「・・・あれ？これだけ？」


↑　「ちょっとがっかり・・・」　by 居合わせた日本人観光客

　床の模様が印象的な交差点。けど、正直観光スポットと呼ぶには「？」なところだと思う・・・。

　気を取り直して、次は「大堂」という教会へ行くことに。ステンドグラスが美しいらしい。


↑　大堂の前の噴水


↑　大堂

　着いたころには汗だく。「あぢ～。」教会のイスに座って休憩。快晴のおかげか、そのステンドグラスはすごく明るく見えてきれいだった。


↑　教会のステンドグラス

　「マカオ名物エッグタルト食べようか。」るるぶに載っているエッグタルトがうまいと評判の店、「カフェ・エ・ナタ」に行くことに。「これを食べずに帰れない！一番人気のエッグタルト」らしい。

　１０分ほど歩いて・・・閉まっている「カフェ・エ・ナタ」に到着。水曜日定休日・・・。「ぶー。」　「しゃーない、もうひとつのマカオ名物、牛乳プリン食べよう」

　セナド広場前の牛乳プリンの店『義順牛なんとか』到着。すると、エッグタルトも売っていたのでまずはベンチに座って食べることに。


↑　エッグタルト。８０円ぐらい。

　エッグタルトできたてでうまい！暑いけど。つづいて「『義順なんとか』の冷たい牛乳プリンを食べよう」


↑　マカオ名物牛乳プリン。２００円ぐらい。

　これも素朴な味でおいしい。なにより冷たいのがうれしい。生き返る。

　充電完了。世界遺産めぐり再開。次はセナド広場を過ぎて、「聖ドミニコ教会」へ。


↑　聖ドミニコ教会

　黄色の派手な教会。るるぶによると、「コロニアル風バロック様式」らしい。・・・ぜんぜんわからん。

　また教会のイスに座って休憩。暑くてすぐにＨＰが減るの。


↑　聖ドミニコ教会の中

　休憩して少し元気になって、いよいよマカオ世界遺産のメイン、ファザード（正面壁）のみが残るという「聖ポール天主堂跡」へ。


↑　ごちゃごちゃした通りを通って・・・


↑　のどが渇くクッキーを試食したり、２個目のエッグタルトを食べたりして・・・


↑　ようやくファザードが見えてきて・・・


↑　「聖ポール天主堂跡」到着

　ファザードを直視できないほどまぶしい。けど、４００年もの間ここにたたずんでいるファザードは重厚な雰囲気を醸し出していて、「まさに歴史的建造物だな」という感じだった。あと観光客多すぎ。


↑　ファザードからの景色。暑すぎるのでほとんどの人は日陰にいる。

　まだ世界遺産めぐりは続く。次は「モンテの砦」。「マカオを守った最強の防衛基地」らしい。ここに来て山登り・・・。半分やけくそ気味で汗だくになりながら砦の頂上へ向かった。


↑　頂上到着。「あぢ～よ～。」派手な建物はカジノホテル。

　頂上はなかなか見晴らしがよかった。防衛基地らしく、大砲がいくつか置いてあった。

　この後砦のカフェで休憩。ポカリスエットで休憩。生き返る。

　そして、砦から降りてついにラスト「聖アントニオ教会」へ。


↑　マカオの庶民の住宅街を抜けて・・・


↑　「聖アントニオ教会」到着。


↑　また教会のイスに座って休憩

　この教会がマカオのキリスト教布教の発祥の地らしい。へぇ～へぇ～へぇ～。少し中心部からは遠ざかっているせいか、人は少なかった。

　これにてマカオ世界遺産めぐり終了。とにかく暑すぎだった。日差しが痛かった。しばらくたって振り返ったら「暑かった」という感想しか残らないんじゃないか、と思うぐらい暑かった。

　教会の近くで「マカオのユーフォーキャッチャー」発見。地元の子供たちが挑戦中。


↑　マカオのユーフォーキャッチャー

　景品はドラえもん（の偽物）とかのびたくん（の偽物）とかぷーさん（の偽物）。せっかくだから挑戦！１回約１０円。安い・・・。

　ところがこのユーフォーキャッチャー、操作がかなり難しくて、ちょっと「上ボタン」押しただけでキャッチャーがグラングラン揺れながらグングン進む。そしてキャッチする力も弱すぎであえなく失敗。「これ絶対無理。」挑戦者への愛情が感じられないユーフォーキャッチャーだった。

　「さあ、次はカジノだ！」セナド広場に戻り、タクシーひろってホテル「カジノ・ヴェネツィアン・マカオ」へ。

　１５分ほどでカジノ到着。すんごい豪華。場違い。


↑　豪華な玄関


↑　豪華な廊下

　一つ上の階の運河がある？らしいので、カジノの前に行ってみることに。


↑　豪華なエスカレーターで上の階へ

　本当に運河が広がり、ゴンドラが流れ、ヴェネツィアの街が再現されていた。


↑　金かかっとる


↑　こんなところに資源を使っていいのか、と思うぐらい豪華

　下の階に戻り、いよいよカジノ挑戦！まずは手ごろな金額で勝負できるスロットに挑戦！・・・が、どうなったら当たりなのかがイマイチよくわからない。ぜんぜん揃ってないのに、ピカピカッと光って当たったりしながら、よくわからないうちに２００円ほどが消えた。


↑　カジノ。ときどきどこからか「オオオー！」という歓声が聞こえる。

　スロットはよくわからんので、次は「サイコロ３つふって１１より大きいか小さいか」などを当てるカジノに挑戦！１回１００ＨＫドル（＝１２００円）。
　「大で勝負！」
　「小でした～」
　５秒で終了。「俺の１００ＨＫドルが・・・。」ディーラー無表情。ポーカーフェイス。

　つづいて、ルーレットに挑戦。０～３２のどれにルーレットの玉が止まるかを当てる。１回２５ＨＫドル（＝約３００円）から。１００ＨＫドル（＝約１２００円）でコイン４枚と交換して挑戦。

　僕は４コマ指名（当たる確率４　/　３３）に挑戦。当たったら、８倍になって戻ってくる。

　・・・が、４回連続はずしてあっさり終了。５連敗。なぜだ。

　友人も３回つづけてはずすも、残り１枚で４コマ指名当たり！一気にコイン８枚に。
　「おお～、１回でも当たるところ見られてよかった～」

　ここから友人が当てまくる。
　４コマ指名当たりを連発し、さらに２コマ指名（当たる確率２　/　３３、当たれば１６倍）にも挑戦。

　「『５』と『８』のどっちか」にしたら、『５』にルーレットの玉が止まって大当たり！
　「おおおぉぉぉぉ～！！すげ～！！」

　さらに４コマ指名を次々当てていき、最初４枚だったコインが・・・


↑　・・・こんなに増えた。

　どうやら１万２０００円ほど勝ったようで、「次はずれたらやめよう」ということになって、はずれて終了。現金交換用のキラコインに変換。友人が、僕がサイコロですった１００ＨＫドル＋今晩の夕食おごってくれることに。太っ腹！

　「多分みんな惨敗で終わるだろうなあ」「貧しい夕食になるだろうなあ」と感じていたのに、まさか当たるとは。カジノって勝てるもんなのか。

　時刻は夜８時。そろそろ香港に戻ることに。無料バスに乗って、マカオフェリーターミナルへ。


↑　夜景がきれいだったけど、バスの中からはきれいに撮れなかった。

　フェリーに１時間ほど乗って、香港到着。地下鉄でカオルーン島に戻るともう夜１０時。「はらへった～」。

　るるぶ見て、「ヘンソンヤッハー」とかいう中華レストランに決定。カジノで勝った友人に感謝しながら適当にどんどん注文。


↑　ガチョウごはん


↑　餃子スープ


↑　いろんな店でよく食べたけど名前がわからない皮がツルンとした料理


↑　春巻き


↑　食べ方を間違った気がするワンタンメン

　この店の料理はどれもおいしくて大満足！まだ食べられるのでアワビ入りおかゆも注文。
店員「テイクアウト？え、ここで食べるの？」


↑　あわび入りおかゆ

　おかゆもうまかった。満腹で店を出た。これだけ食べて２４０ＨＫドル（＝約３０００円）ほどだったらしい。友人に「ありがとう、ゴチになります。」

　ホテルに戻ってこの日も終了。テレビ見て、ボルトが２００Ｍも世界新出して金メダルとったことを知った。次の日は、また香港観光。また飲茶行って、午後からは「香港歴史博物館」に行ってみようと決めた。


つづくーー。


「香港とマカオ５日間の旅」
１日目　中華そばと香港スイーツとシンフォニー・オブ・ライツ
２日目　飲茶とトラムと餃子と男人街・女人街
３日目　マカオ世界遺産めぐりとカジノ挑戦
４日目前半　飲茶と香港歴史博物館
４日目後半　北京ダックとヴィクトリアピーク
５日目　トラムとフェリーで最後の観光、そして帰国