はなかげ おとかげ

日本画家・書家 足立正平のブログです。

2012年05月29日 | 過去のBlog記事
ある先輩画家の手伝いで、最近通うようになった町がある。

このごろの過ごしやすい陽気が、都心からは少し離れたこの町の雰囲気をさらに穏やかなものにしている。
駅から仕事場への足取りは自然と急くことを忘れ、靴音はやわらかく・・しかしシッカリと地面を踏みながら。

気づいた事がある。
どういう訳だか、この町には靴ばかり落ちている。
それも片方ずつ・・

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昔ユーミンの歌で、片方では役に立たないピアスの歌があったっけ・・
そんな事を考えていたら、揃いの靴も落ちていた。
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まだ慣れない町の慣れない道
路傍にはツツジ、ハルジオンなどに混じっておかしな花が咲いているようだ・・


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靴。もともとは革ヘンに「華」
「華」が煩雑だからいつの頃からか同じ読み方で画数の少ない「化」に取って替わられたのだろう・・








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