今月末に作品を依頼された学校へ運んだら、この古民家ともお別れである・・
いろんな事がありました。
雪も降りました。
葉っぱの野菜は寒い方が甘くておいしくなる事も知りました。
地面に堕ちたツバキがムラサキ色に変わることも知りました。きれいだった。
都会では気付かなかった事です。
そして毎日さまざまな鳥たちが、庭に遊びに来ました。
上の写真はヒヨドリですが、そのほかハト、ムクドリ、スズメ・・・
ツグミの美しさも、ここへ来て初めて知りました。
メジロを拾った事もありました。
どうもツバキに激突して気を失っていたようです・・・
死んでいると思い、やさしく拾い上げると、徐々に元気を取り戻して最後は僕の手から勢い良く飛び立っていきました・・・
いつも梅の花の周りでじゃれあっているせいか、僕の手にはわずかな梅の香りが残っているように感じました。
なんとも神秘的な体験・・
かつて鳥は方神(方位を司る神)の遣いであり(神鳥=鳳)、その意を伝達するために鳳が羽ばたく時、風が吹くと考えられました。
それによってその地域の「風土」「風俗」がきまる・・・
多くの鳥たちに囲まれていると、自然と心も穏やかになります。。