静岡県の遠州掛川らーめん好きずら?2

主に遠州・掛川で食べ歩いてるらーめんの紹介です。

ロックンビリーSUPER1 1

2014年07月26日 | その他県外

今日は友人と18切符で遠征です。

 

向かった先は兵庫県。

え、そこまで行っちゃうか

って感じですね。

 

目的はあのお店が尼崎に出店したから。

駅で降りてテクテクと歩きます

尼崎と言っても広いからか、静かなところ。

どのくらい行列ができているのかなあ。

 

おお、いきなりにらみつけられましたか

これ、ずっとくるくる廻っているんです。

 

ロックンビリーSUPER1です。

なにやらすごいお店の名前ですね。

もちろん店主は嶋崎さん。

先日までは赤坂にお店がありましたが、そちらは閉店。

そして「次は尼崎に出店します」でラオタの間でも驚きが起こったそうです

 

以前、2号らぁめんと言われてていたものが今回は「尼ロック」と変わったそうで。

しかしS1、スーパーワンとはスゴイ名前ですね。

仮面ライダーみたいです

 

お店は開店していました。

並んでいる人は思ったより少なく安心。

まだ関西でも知られていないのでしょうかね。

 

ロックンビリーというだけにビリケンさんでしょうか。

 

しばらくするとお店が空いたので入りました。

中には待ち席がありおとなしく待ちます。

食券販売機もあるんですが、なぜか休止中。

 

まあ、いろいろと飾ってありますね。

 

生花もずいぶん届いていたようで、送り主の名前がたくさん飾ってあります。

よく見るとその中にはがんこラーメンのあの人やそして「孤高」の店主からも。

厨房では黙々とご主人が。

しゃべるな、という訳ではありませんがみんな静かに一挙一動を見守っています

このピリッと張りつめた空気がまた良いですね。

 

店内、あちこちにこだわりとかが感じられます。

まだメニューのほとんどはできないようですね。

 

席が空いたので座ります。

女性の店員さんと2人だけでやっているようです。

面白いのは冷蔵庫に貼ってある暗号。

いや調理の工程を書いてあるものでしょうか。

 

なんとチャーハンまでやろうとしているんですね。

ちなみに醤油と塩はまったくスープが違うようです。

 

カウンターのすぐ前で調理をする様子が見られます。

前の前の前の相模原の店に雰囲気が似ているかな

真剣そのものの目つき。

あの伝説の湯切りも見られました。

よく見ていると分かりますが、麺が動くことなく湯切りされているので、麺肌には影響がない優しい湯切り。

 

一見、怖そうに見られますが優しく面白い人と言われています。

今回も作っている際に、「のせるものが多すぎちゃってすぐに忘れちゃうんだよ。」

とか、結構気さくな一面も出してくれます

今回自分たちのものも、メンマを忘れているなあと思ったら、最後に気づいたようで照れ笑いしながらもう一度入れていました。

 

冷やロック 1000円(限定)

限定数が少なかったのでなかったら仕方ないなと思っていましたが無事通りました。

よく見ていたららおたさんは2杯食いしていたりして、あったかいのとつめたいので食べています

しまった、考えなかったなあ。

 

しかしどうでしょうか。

この美しさは。

器も素晴らしいですね。

以前にも使っていたもので、有田焼でしょうか。

冷たく冷やされた丼。

細かなところにも気が使われています

まずはそのスープを。

「こりゃ、旨いわ

 

節系ががっつり効いたスープ。

鰹が主体だと思いますが、上品でありながらも旨味がしっかりと出ています。

その分、動物系はあまり感じられませんが、物足りなさは皆無。

蕎麦つゆよりなスープですが、これは良いじゃないですか

具は穂先メンマ、白髪ねぎ、大葉、唐辛子、鶏チャーシュー、ぶぶ(あられ)、レモン。

さっぱりとした具が多いですが、どれも合っていますね。

穂先メンマも美味しく、鶏チャーシューのしっとりした柔らかさが良いですね

上にはパラッと香辛料がかかっています。

さらにレモンのアクセントがよくて、徐々にスープにでてきます。

 

面白いのが手前の豆腐。

豆腐まで入れてきましたか。

麺は平打ちの細麺。

麺を啜るとぶぶが口の中に入ってきます

こちらもアクセントとして面白いですがちょっと多めかな。

 

そして驚きが、手前の鶏油。

冷たいスープに鶏油を入れるともちろん固まってしまうので、通常はありえません

でもそれをあえてすることで、麺との絡みがすごいですね。

スープからの鶏油からの麺という感じで、口の中に入る際には渾然一体となっています

これがまた美味しいこと。

やはり油は欲しいなあという感じ。

 

いろいろなラーメン店に影響を与えるこちらのお店。

昆布水を使ったつけめんなどもまさにそうですね。

追いつこうとするラーメン店が出てきたら、また突き放した感じでまさにアイデアがすごいです

全てが計算尽くのラーメンでしょうか。

結局、夢中で食べてしまいました。

見ていたら麺の量は少ないかなと思いましたが、実際は結構あり、大満足。

 

店主自らが作ってくれる、そして凝ったラーメン。

今まで食べたことがない味で美味しかったです。

ちなみに以前の赤坂で出していた冷やロックとは別物みたいですね

なかなか来られる店ではありませんが、また来る機会があったらぜひ来たいですね。

帰りも気持ちよく送り出してくれました。

 

途中で気になったお店。

 

本日の一言

「ロックンロールは健在でした



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