Hai dormito bene ?

「よく眠れましたか?」

愚痴・ぐち・グチ

2006-02-21 | Diario*日記
「らくらくホン」愛用の父(来月83歳)が、
携帯をトイレにダイビングさせてしまった。
3年前の機種はもうなくて、新しい携帯になっちゃった。
新品で喜んだのもつかの間、設定がわからない...
当然こっちに期待が集まります

しかし私は自分の携帯の設定もやっとのオンチなわけで、
だから3年も機種変更ができないという有様(笑)
デザインの仕事もそんなにのんびりしたくなかったので、
急ぐならショップに持ち込んで設定してもらうよう話しました。
おかげで早々に解決、しかし今度は家の電話が「勝手にしゃべる」と。
私は電気屋じゃにゃ~です...

同居した当時はいろいろ時間を割いたけれど、
実はこれ、高齢者にとってはよくないことなんだそうです。
介護の現場では「自分でできること」を大事にします。
あまり援助してしまうと、できることもできなくなって、
老いは加速してしまうのだそうです。
残念ですが日本の今までの「寝たきり」のご老人は、
手のかからない「寝かせきり」にした傾向がはっきりしている。
4月の介護保険改正では自立支援が顕著になります。
援助を受けてきたお年寄りにはちょっと辛い改正に。

説明書見てこうしたけれどこの意味がわからない、
ここができない、そこまでは手出ししちゃいけないみたいです。
冷たい娘と思うでしょうけれど、しかしこれも辛いのよ。
がんばってくれ~


ごめんなさい;scusami

水仙に思うこと

2006-02-21 | Fotografia*写真
1月に撮影した弓ヶ浜の水仙。
冬枯れた草の間からは新芽がたくさん出ていて、
季節は春に向かっていることを教えてくれます。
冷たく強い風に首を振りながら咲いている姿は、
なんだかうれしそうに見えた

登録料を払わなかったので(笑)師範の免状はないのですが、
父は宏道流家元から名前をもらっています。
毎年お正月には南天と水仙を生けこんで年神様を迎えていたので、
私にとってはお正月の香りでもあります。

水仙は特に下ごしらえが難しい花です。
その葉は上から見ると時計回りにねじれているので、
「袴」を外しばらばらにした葉を一枚ずつしごき、形作る。
そして袴を戻すのですが、私は何度もちぎってしまいました

日本水仙の学名はNarcissus tazetta var.chinensis だそうですが、
ナルキッススは「ナルシスト」の語源になったラテン語です。
ヒガンバナ科というのには「へぇ~×50」でした。