Hai dormito bene ?

「よく眠れましたか?」

"ジンクスについて"

2007-03-31 | Psicografia*
黒い猫が横切った...


悪いことがおきるのでは...


「どーしよう」
「どーしよう」
「どーしよう」
「どーしよう」



結局
シッタカブッタに起きた悪いことというのは
黒猫が横切ったという不安だけだった


-小泉吉宏 『ブッタとシッタカブッタ』より-

一夜落花雨 満城流水香

2007-03-25 | Diario*日記
いちやらっかのあめ まんじょうりゅうすいかんばし

今日は父方の本家の祖母と伯父の法要でした。
祖母は三十三回忌、伯父は二十三回忌、
菩提寺は当家のお墓がある同じお寺さんです。
父の名代で参列しましたが、中には20年ぶりに会う従妹もあって、
時間の流れの中にも変わらないみなさんの笑顔にほっとしました。

表題の禅の言葉は読経の後の説法で方丈さんからいただいたもの。
夜降った雨に散らされてしまった花が、流されて街中を花の香りで満たす、
という意味だそうです。
花を散らした雨を不愉快に、残念に思うかもしれないけれど、
一方では花の咲いていなかった場所にまで香りが満たされる。
物事はこのように、ふたつの面を持ちバランスを保っているので、
よくないことだけを想い悩まず良いことも考えるようにすると、
心は穏やかに整っていくのではないか、というお話でした。

昨日、母は残数のあった私鉄のプリペイドカードをなくしてしまい、
とても悔しく情けない思いでいたそうです。
帰りの車の中で方丈さんの話を持ち出し、
拾った人は助かったでしょうから、施したつもりになろうと(笑)

お気に入りのせっけんやさんの、店主さんを指して、
「昨日を引きずらない、VIVIDな感性の人」と形容した方がいました。
「昨日を引きずらない」こういうことでもあるかな、と思います。


車の中から見える桜の木の根っこに、蕾を見つけた母は、
この数輪の桜を愛おしく健気に思ったそうです。
きれいに咲こう、立派に咲こうなんて思いはなくて、
時が来ればただ花を咲かせるということ。
私は母が、この花に気づき感じたことがうれしく思いました。

*余談*
今日知ったのですが、菩提寺は開山400年を数え、
その記念に山門を新しくしたのだそうです。
旧山門にあった龍の彫刻が飾られているのですが、
昔この付近一体が干ばつに見舞われたとき、
さては龍が水を飲んでしまうのだろうと、
この龍の喉に杭を刺したところ、雨が降ったそう。
小さなお寺に伝わる伝説に、古の人びとの息遣いを感じました。


"大いなる啓示"

2007-03-24 | Psicografia*
弟子 「知識と悟りの区別はどこにありましょうか。」
師   「知識があるとは、道を照らそうとたいまつを使うこと。
     悟ったというのは、たいまつになること。」


-アントニー・デ・メロ著 裏辻洋二訳 『蛙の祈り』 より一部引用-

菩提寺

2007-03-22 | Diario*日記
お中日は逃しましたが、菩提寺に墓参に行きました。
兄のお母さんのお墓に加え、母方の伯父のお墓、
そして死産だった弟と、自分自身も産み出せなかった
小さないのちの供養に建立した水子地蔵があります。
山門がリニューアルし、真新しい仁王さまが迎えてくれました。


お地蔵さんはこの山門の手前に移されていて、
六地蔵さんと向かい合わせの静かな空間。

兄のお母さんは33歳の若さで召されたそうです。
小学校に上がる前の兄を残して、辛かったでしょうね。
同じ病をいただいた父をきっと守ってくれているでしょう。

伯父のお墓は2つ区画が離れています。
向かう途中のお墓にもお花がたくさん供えられていて、
清々しいお香の香りに心がユルユルとほぐされるよう。
ご供養のお参りで、こちらが満たされてしまう。
背中に春の陽を感じながら穏やかな時間を過ごしました。



『Happy Feet』

2007-03-20 | Diario*日記
来年、宮崎駿さんの作品が公開されるようですね。
今から楽しみです。

17日に封切られたアニメ『Happy Feet』は、
ちょっと気になる作品。
どうもこの系統には弱いのです(^^*
お腹がうちの悠にそっくりだったりして。


しかし、このキャラは...ホクロもあるし...(笑)
ぷぷっぴどぅ





※画像はgoo映画サイトからお借りしました。
ゲームもあります~

Compleanno del mio Padre

2007-03-18 | Diario*日記
4人用のデコレーションケーキは直径13センチ。
これに10センチのロウソク8本と小さいロウソク4本、
計12本を挿して穴だらけになった記念の画像です。
母と私だけでお祝いかと思ったら、仲良し宣教師が
父の好きなゴマのパンをぶら下げて遊びに来てくれました。

この宣教師、兄と同じ年、加えて宣教師のお母さんが、
父とは1年と一日違いのお誕生日なので覚えてくれていたようです。
ご縁があったんだと父はとても喜んで、一緒にささやかな食事をして、
ついでに昔の悔しかった話までボロボロ出たと思ったら、
「まぁ、もう聴いてもらえたからこれでいいや」
なんだか告解でもしてるみたいじゃないですか(笑)

「3日が手術ですね。覚えてお祈りします」

お不動様にイエスさま、ありがたいと手を合わせていました。
好きなお酒も我慢して、車で1時間の距離を来てくれた友人、
ほんとうによいお祝いができました。
感謝です。


日付が変わりました。
イタリアのmamma、お誕生日おめでとうごさいます♪


*追記*
俳優の船越英二さんが召されたとニュースで知りました。
同じ年、同じ日に生まれたご縁、とこしえの安息をお祈りします。


おかげさま

2007-03-16 | Diario*日記
お祈り、はげまし、そして見守りをありがとうございます。

今日の診察で父の入院日が決まり、内視鏡術が行われることになりました。
循環器の検査はまだ残っていますが、とりあえず一安心です。
あと半月あるので、少し弱った足腰を整えて、
しっかり食べて備えるようなことを言ってました。
高齢になると一週間の入院は、機能低下が心配されますね。

市内に住む従姉がご主人と、鍋釜持参で料理を振舞ってくれ、
とてもとてもシアワセな顔で眠った父。
明日は84歳の誕生日なので、楽しいイヴが過ごせたね(^-^)

さて...明日は何してあげようかな。