愛(まな)が虹の橋を渡って間もなく、2階のベランダにご飯もらいに来るメスの黒猫一匹。
脇腹が出た丸い体型から「おはぎ」と呼ぶようになり、階下では母も可愛がるほどなつきました。
どんどん張り出す脇腹、妊婦にゃんでした。春先にお産したのですが、育たなかったらしく、毎日声が涸れるほど鳴いていました。
そのうち生後二ヶ月程のキジトラを連れてくるようになり、いつもベッタリなので「きなこ」と呼ぶことにしました。
次のシーズンで、おはぎはまたおめでたになり、子猫用のフードを混ぜたり、私のハムを盗られたりと栄養満点、7月28日の夜に縁の下でお産しました。なんと六つです(笑)
覗いても嫌がらない、きなこもセッセとお世話して、なんともほほえましい光景を楽しませてもらいました。
子猫たちの成長に合わせて宅の周囲を三回ほどお引っ越ししたり、私たちの前でお腹を見せて安全であることを教えたり、母にゃんのおはぎは六つの赤にゃんを立派に育て上げました。
二ヶ月過ぎると行動半径も広がる子猫たちは、一番事故に遭いやすい時期です。やっぱり表通りに出ていた子猫を、たまたま保護ボランティアが見つけてくださり、引き取り希望者がいる三毛が最初にかかったので(笑)宅で預かりました。が、里親さんの気が変わり、あまりに可哀想で…茜に妹ができました(^^ゞ
楓です
他の子猫は里親さん探しに保護されましたが、きなこはTNR後縁側に住み着き、おはぎはお家が見つかったのか見かけなくなりました。
とても豊かな時間を過ごせた気がします。ありがとう♥