Hai dormito bene ?

「よく眠れましたか?」

チトロネッラ

2006-02-28 | Profumo*香
一昨年の秋、イタリア土産にもらったオリーブオイルベースのせっけん。
ItalSilva社の「シャンパンの泡」シリーズの浴用せっけんで、
オリーブの実のレリーフもかわいいし、
スッキリとスパイシーな、レモンのような香りが気に入っています。
日本ではシトロネラという名前で知られていますが、
これは柑橘類ではなく、イネ科のシューっとした葉から取られる香り。

SAPONE NATURALE DI MARSIGLIA マルセイユせっけんはイタリア発祥です。

敏感肌でアレルギー、市販のせっけんやボディソープが合わず困っていましたが、
きめ細かい泡立ちとスッキリした泡切れに加え、肌が乾燥しない洗い上がりは
夢のような使い心地でした。


チトロネッラという精油にはまずデオドラント効果が期待できますが、
洋服の虫除け、虫刺され予防にも効果が望めます。
昆虫忌避剤としてペットの虫除けにも安心で、柑橘類ではないので猫も嫌がらない。
心を浄化・高揚させてくれますので、ふさいだ気持ちを明るくしてくれ、
また、頭痛・片頭痛や神経痛の緩和にも効果が期待されています。

メーカーは違いますが画像左側のせっけんは、国内の通販で入手できます。
ほかにも地球にやさしい生活の知恵、オリジナルの洗剤もオススメ。
チトロネッラ好きな私を思い出してくれたオーナーさんに感謝です

SAPONERIA(サポネリア)
http://www.saponeria.net/

空港

2006-02-27 | Diario*日記
去年9月、従弟に誘われて行った夜の羽田空港。
ANAのウィングでキッコロ&モリゾーの機体をげっとしていました。
ちょうど最終便が着陸する時間帯で、上空には常に
5~6機の航空機が旋回していました。
愛する人を見送る人、迎える人、新天地に旅立つ人、還る人、
様々な想いが交錯する空港。


中学の頃からFMの深夜放送をよく聴いていました(宵っ張り!)。
特に楽しみにしていたのが城達也さんのJET STREAM。
午前零時になるとMr.Lonelyの曲をバックに
ソフトで深く、滑らかな城達也さんのナレーションが聴こえてくる。
エンディングの「夢幻飛行」は荘厳ともいえる曲で、
オリジナルサントラが出たときは迷わず買いました。が。
LP盤なので今は聴けないんです...アンプ付のプレーヤー、
安く買える所ないかなぁ...

≪オープニング ナレーション≫
遠い地平線が消えて、深々とした夜の闇に心を休める時、
はるか雲海の上を音もなく流れ去る気流は、
たゆみない宇宙の営みを告げています。
満点の星をいただく、
はてしない光の海をゆたかに流れゆく風に心を開けば、
きらめく星座の物語も聞こえてくる、
夜の静寂(しじま)の、なんと饒舌(じょうぜつ)なことでしょうか。
光と影の境に消えていったはるかな地平線も瞼に浮かんでまいります。
日本航空があなたにお送りする音楽の定期便ジェットストリーム、
皆様の夜間飛行のお供をするパイロットは私、城達也です。

≪エンディング≫
夜間飛行のジェット機の翼に点滅するランプは
遠ざかるにつれ次第に星のまたたきと区別がつかなくなります。
お送りしております、この音楽も美しく、
あなたの夢に、溶け込んでいきますように。
日本航空がお送りした音楽の定期便、ジェットストリーム。
夜間飛行のお供をいたしましたパイロットは私、城達也でした。
また明日、午前0時にお会いしましょう。

≪最終回(1994年12月。翌年、城達也氏他界)≫
日本航空がお送りいたしました、ジェットストリーム
そろそろ、お別れの時間が近づいて参りました。
皆さまのお相手は、わたくし、城達也でした。
25年間、わたくしがご案内役を務めて参りましたジェットストリームは、
今夜でお別れでございます。
長い間本当に、ありがとうございました。
またいつの日か、
夢も遥かな空の旅でお会いいたしましょう。
そして、来年1月2日からは、
装いも新たなジェットストリームが旅立ちます。

夜間飛行のジェット機の翼に点滅するランプは、
遠ざかるにつれ次第に星の瞬きと区別がつかなくなります。
お送りしておりますこの音楽が、
美しくあなたの夢に溶け込んでゆきますように。
では皆さま、さようなら。
よいお年をお迎えくだい。


骨はどこ?

2006-02-24 | Diario*日記
あまりかわいくて連れてきてしまいました...大好きなヘデラ。
轆轤(ろくろってこんな字だった!)で作った鉢はスペイン製、
手にすっぽり収まる大きさで、作った人のまなざしが感じられます。

デザインの仕事の打ち合わせ方々軽食で寄ったKFCで、
ふと目に付いたゴミ箱の注意書き。
ゴミの分別が義務になったので、お店も見てくれは二の次、
[不燃ごみ] [可燃ごみ] と、大きく貼ってあり、その下に小さく
"ストロー フォーク ミルクの容器 おしぼりの袋 カップのふた...."
"ナプキン カップ おしぼり..."など丁寧に書かれていました。
「ねぇ、チキンの骨はどっち?」
「可燃ご.......」







...どこにも書いてない...



愚痴・ぐち・グチ

2006-02-21 | Diario*日記
「らくらくホン」愛用の父(来月83歳)が、
携帯をトイレにダイビングさせてしまった。
3年前の機種はもうなくて、新しい携帯になっちゃった。
新品で喜んだのもつかの間、設定がわからない...
当然こっちに期待が集まります

しかし私は自分の携帯の設定もやっとのオンチなわけで、
だから3年も機種変更ができないという有様(笑)
デザインの仕事もそんなにのんびりしたくなかったので、
急ぐならショップに持ち込んで設定してもらうよう話しました。
おかげで早々に解決、しかし今度は家の電話が「勝手にしゃべる」と。
私は電気屋じゃにゃ~です...

同居した当時はいろいろ時間を割いたけれど、
実はこれ、高齢者にとってはよくないことなんだそうです。
介護の現場では「自分でできること」を大事にします。
あまり援助してしまうと、できることもできなくなって、
老いは加速してしまうのだそうです。
残念ですが日本の今までの「寝たきり」のご老人は、
手のかからない「寝かせきり」にした傾向がはっきりしている。
4月の介護保険改正では自立支援が顕著になります。
援助を受けてきたお年寄りにはちょっと辛い改正に。

説明書見てこうしたけれどこの意味がわからない、
ここができない、そこまでは手出ししちゃいけないみたいです。
冷たい娘と思うでしょうけれど、しかしこれも辛いのよ。
がんばってくれ~


ごめんなさい;scusami

水仙に思うこと

2006-02-21 | Fotografia*写真
1月に撮影した弓ヶ浜の水仙。
冬枯れた草の間からは新芽がたくさん出ていて、
季節は春に向かっていることを教えてくれます。
冷たく強い風に首を振りながら咲いている姿は、
なんだかうれしそうに見えた

登録料を払わなかったので(笑)師範の免状はないのですが、
父は宏道流家元から名前をもらっています。
毎年お正月には南天と水仙を生けこんで年神様を迎えていたので、
私にとってはお正月の香りでもあります。

水仙は特に下ごしらえが難しい花です。
その葉は上から見ると時計回りにねじれているので、
「袴」を外しばらばらにした葉を一枚ずつしごき、形作る。
そして袴を戻すのですが、私は何度もちぎってしまいました

日本水仙の学名はNarcissus tazetta var.chinensis だそうですが、
ナルキッススは「ナルシスト」の語源になったラテン語です。
ヒガンバナ科というのには「へぇ~×50」でした。

江ノ島・そのⅤ

2006-02-20 | Fotografia*写真
水に映った月と鳥。

月は自ら光源を持たず太陽を受けて輝いているのですが、
日本ではいにしえより多くの歌人が歌に詠み、
暦も月を数え、殊の外月を愛でてきたように思います。
とても神秘的な存在。

4年前、ひどい精神状態だった私はボンヤリ月を眺めていました。
一回り大きくなったような気がした時、心が「ぽかっ」と軽くなった。
その美しさは譬えようもなく、胸が熱くなって涙が止まらない。
不思議な感覚で、敢えて言えばとてもうれしかった...。

「月を見ていると誰かに呼ばれている気がする」
「月は優しく見守ってくれる」
寄せてくださったコメントにあった言葉ですが、
とても共感いたしました。
ありがとう。

江ノ島・そのⅡ

2006-02-13 | Fotografia*写真
外で待つには寒すぎたので車の中で待機。
いよいよ染まり慌てて向かったものの、
岩場に下りる数十秒の間で、雲の中にストンと落ちてしまった。
横着しちゃいけません...

もう一度だけ出てきてくれない?

つぶやいた時の景色。
言ってみるもんだ~(違う)

江ノ島・そのⅠ

2006-02-12 | Fotografia*写真
事あるごとに訪れている大好きな湘南の海。
初めて来たのは高校生の頃だったかなぁ...
なぜかいつも鉛色に曇った空と、境目のない海の色、
スッキリ晴れた日は少なかった。
波は凪いでいて、だから妙に気持ちが落ち着いた。

去年12月に訪れた由比ヶ浜は、初めての激しい波の有様、
海から吹きつける強い風と美しい夕陽に遭えた。
今日の江ノ島も風が強く、岩から弾け飛ぶ波が美しくて、
繰り返し打ち寄せる波に海のいのち、自然の力を感じた。
こんな「ざぶざぶ」した海が見たかったの。

釣り人のシルエットを頂戴いたしました。