この前の土曜日のことです。
祖母の五十日祭(仏教に当たる四十九日)が行われ、無事納骨が終わりました。
父方の祖母だったので、父方の伯父さん伯母さんたちが集まり宴となりました。
また母方の伯父さんも来てくれました。
母方の親戚とは、かなり親しく付き合っているので話も弾みました。(父方の親戚には申し訳ないが…)
法事が終わると、残った人で宴会が始まりました。
もう激しくお酒が飛び交っていました。
私は人を送るという任務があったので一滴も飲みませんでしたが…
宴会→カラオケが終わって、皆それぞれに就寝しました。
母方の伯父と私と弟と3人で離れで床につきました。
私は仕事があったので、2人が寝た後も黙々と作業していました。
午前3時過ぎだったでしょうか、伯父の携帯が鳴りました。
しかし、熟睡しているため伯父は気がつかなかったようですし、私も迷惑電話だと思い気に留めませんでした。
再び電話がかかってきました。
今度は伯父も気づき寝ぼけながらその電話を取ったのですが、様子が一変しました。
会話を聞いていると、従妹が事故に遭ったというものでした。
電話が終わり、内容を聞くと従妹が事故に遭って今病院にいる。
同乗者の1人が意識不明らしい、ということでした。
伯父はすぐに帰ろうとしたのですが、酒を飲んでいたこともあるので、もう少し休んでから帰るよう促しました。
早朝、伯父は帰りました。
帰る前に伯母に連絡を取ったところ、病院には事故にあった従妹の他に伯母、従兄、従妹の3人が行っているということでした。
私たちはどうすることもできません。
ただただ安否を祈るばかりでした。
伯父が出て2時間くらいたって、伯父から連絡がありました。
内容は
・事故に遭った従妹は全身を打撲しているが、異常はないということ
・意識不明の同乗者の方はICUに入っていること
・車はもう見る影もなくグシャグシャになっていたこと
でした。
伯父が無事に帰ったことと従妹が無事だったことからホッとしましたが、
それよりも重体の方の安否が気になりました。
従妹は仲の良い友人を送ろうとしているときの事故でした。
今日、手伝いをしに行った母から連絡がありました。
車はもうスクラップしたように潰れていて、生き残ったのが奇跡のような感じだった、と言っていました。
意識不明の方の状況は以前変わらず、従妹も検査を続けているようです。
事故の詳細も聞きました。
従妹が友人を送ろうと停車しているところに、車が突っ込んできたそうです。
従妹が運転席にいて、助手席の人がちょうど降りようとしている時に事故に遭ったようです。
助手席の人は奇跡的にカスリ傷程度で済み、従妹は全身打撲。
後部座席に乗っていた人が重体になりました。
突っ込んできた車の運転手も怪我はしたものの命に別状はないそうです。
はっきり言って、運転手はどうでもいいと思いました。
明らかに突っ込まれた従妹側は被害者なのです。
本音は「何でそいつは助かっとんねん」です。
私は何もすることが出来ません。
重体の方の快復を祈るばかりです。
仲が良い人がいなくなるなんて考えたくないですもの。
私も車を運転します。
改めて自分だけではなく同乗者の命も預かっていることを意識しました。
事故を起こすのも巻き込まれるのも絶対に嫌です。
従妹は責任感が強い人です。
それだけにショックも大きいでしょう。
私は従妹以外の人とは全く面識がありませんが、
3人でこの日のことを昔話として語れる日が来ることを心の底から祈ります。
止まってる車に突っ込むなんてどんな運転してるんでしょう!
重体のお友達が助かることをお祈りしています。
車の事故といえば、最近同窓会帰りの人たちを次々はねて4人死亡した事故がありましたね。
あれはとても酷い事故でした。
免停なのに飲酒運転するなんて、許せません!
みなで還暦を祝った夜に、こんな悲惨な事故が起こるなんて被害者の方たちのことを考えると胸が痛みます。
事故を起こしてからでは遅いのです。
起こさないよう最大の努力をするのがドライバーの最低限の務めですから。