GoingMyWay

やりたい事はやらずにおられるか!それが俺の道。そんな考えのもとで研究と資格取得を中心に毎日を生きていこうと思います。

「硫黄島からの手紙」を観た

2007-06-20 10:52:35 | 雑記
昨日、何か「僕と彼女と彼女の生きる道」を見終わったことだし、ここで新作の映画でも借りようと思って新作コーナーに行ったわけだが、生憎DVDばかりであった。
その中、VHSがあった。それが、「硫黄島からの手紙」。

これは、かなり評判が良かった映画で、しかもVHSが一本だけあったので、なんかこれは見ないといけないなと思いレンタルして、それを昨夜と今朝観た。

観た感想なのだが、「まさに戦争!」って感じであり、日本軍とアメリカ軍との戦いを繰り広げている2時間超の映画で、俺には満足しない映画であった。
主に白黒映画で、声も聞こえにくい。声が聞こえにくくてどんなストーリーなのかイマイチ把握できない等といった事があげられる。
某サイトによる批評解説の書いてある事は、そりゃあ全部観たのだから理解は出来るのだけど(栗林閣下(渡辺謙)&バロン西(伊藤剛志)と伊藤中尉(中村獅童)の対立の原因だとか)、俺自身、太平洋戦争についてそんなに詳しくないのと、硫黄島での出来事をよくしらないという事もあり、むむむ?って感じであった。
太平洋戦争では、この硫黄島での戦いで日本軍は長期間による抵抗を見せたらしい。それが栗林閣下とバロン西による策略のものである。俺は、その事実を知らない。

そういえば、あの日本軍の捕虜になったサムはどうなったのだ?西に助けられて、それからどうなったのか知らない。西は目をやられて、結局自害した。
伊藤中尉も、自爆を試みたが失敗に終り、最後アメリカ兵に見つかってどうなったのかも知らない。

まさに、こういう個人がどうなったのかわからないというのも国と国の戦争だからか。
全体として言える事は、「戦争」がテーマである。それが重視された映画で、その観点からは最高の出来栄えだったと思う。
だけど、俺には「戦争」がテーマというだけでは好きではない。なんか目的が見えない感じがする。同じ戦争映画である「ブラザーフッド」や「ラストサムライ」の方が好きだ。
ブラザーフッドは兄弟愛というのが感じ取れ、ラストサムライは日本の侍魂というのが感じ取れる。硫黄島からの手紙からは戦争の悲惨さしか読み取れない。
「男達の大和」と同じレベルであった。「父親たちの星条旗」とあわせて、合計3作は「戦争」というテーマが強い映画だ。俺には、このテーマが好きではないと思う。

だけど、俺は「父親たちの星条旗」を観ていない。
硫黄島からの手紙は2作目である。1作目の「父親たちの星条旗」を観ていないので、次回機会があったら観てみようと思う。そうだな。来週、この時間帯に観るとするか。
父親たちの星条旗はDVDでしかないのだけど、妹のノートPCにDVDドライブ付いているので、それで観る事にしよう。
夜、寝ながら観るというのが一番良いのだが、仕方ない。俺がDVDプレーヤー欲しいのも寝ながら観たいからだ。


この硫黄島について、ちょっとだけ調べてみたのだが、硫黄島は本土爆撃に向かう米軍側長距離爆撃機に対する警戒基地であった。つまり、米軍が日本に攻撃に来る際、十分な迎撃・避難が出来たわけである。
しかし、硫黄島が落ちて、米軍の基地になってからは大局が米軍に傾いていたということだ。

ふむ。こういう事実を知っての閲覧となると、面白くなってきた。
やっと、この映画の面白さが伝わってきた感じがする。来週、「父親たちの星条旗」を観て全体的にどうだったのか評価したい。(やけに上から目線だな)


大学院から返事が来た。
過去問のリンク先を教えてもらったので、後で見ることにしよう。今は、TOEIC模試の復習で一杯一杯ですわ。


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